Equipment

2004年03月07日 日曜日

がんがん戻り

帰りは高橋さんと2人で帰ることになっていたので、お昼ちょっと前に大宮を出発。(三浦さんどうもでした。) 昨日は東北地方が雪だったため、念入りにも_高速道路情報を確認_したのであるが、どうも今日も速度規制になっている。さすがに帰りも雪だと厳しいぞということで、帰る途中であう約束をしているkumanekoさんに電話をして道路事情(少なくとも半分くらいの距離が網羅できる)を聞いてみたところ… 雪はないらしい! はて、なんでだろう。
その答えは高速道路を走り出してから分かった。_かなり強い横風によるもの_だった。行きの雪に比べればだいぶん気を遣わなくて良いものの、高速巡航モードだとまっすぐ進まないためそれなりに気を遣って疲れてしまう。

2004年03月06日 土曜日

無事完了

朝5時に仙台に着いて車で移動となったが、宮城県を出たところで雪がちらつきはじめ、福島県に入るに従いだんだんと吹雪になってきた。そのうちに時速50kmの速度規制が入り、宇都宮をすぎるまで結構派手に雪が降っていた。(福島市あたりで高橋さんに運転を代わってもらいましたが。)
何とも波乱の出発でしたが、無事予定の時間に目的地に着くことができた。もう1時間遅かったら車での移動は途中で断念、予定の全ては破綻するところだっただけに、結構危うかった…
僕の方の予定はつつがなく終了。目的はWeb日記ではなんだかまだ明かせないが。

2004年02月28日 土曜日

うわー、ごめんなさい!

今日は撮影会です。で、涼風さんを仙台駅から乗せていく約束になってました。が、いろいろとどたばたする用件が重なり、どうも時間に間に合いそうになくなり遅れそうだったので、連絡しようかなと思ったら、そういえば電話番号を聞くのをすっかり忘れてしまっていたので、全く連絡できませんでした。(僕がこういう状況になるのはかなり珍しいはずなのだが。) さらに待ち合わせ場所をきっちり決めて無くて、寒い中約1時間もお待たせしてしまいました。 大変申し訳ないです。でも無事合流できて良かった…

2004年02月27日 金曜日

ラストスパート?

明日は久しぶりの小規模な撮影会と言うことで、年末から撮影した分の写真の整理を行って、アルバムとCD-ROM/DVD-Rの作成を行った。大部分用意してあったのだが、作り始めるとそれなりに時間が掛かるもので、結局アルバムを3冊(昨年12月のkumanekoさんの私服撮影の分、涼風さんの私服撮影の分、今月のkumanekoさんの結婚式の分)とCD-ROM 1枚、DVD-Rを1枚作ったら午前1時になってしまった。残りの分はDVD-Rでしか作れなくて、作成する枚数も多いので作業自身を断念。
と言うことで、機材の準備をして寝ることにした。明日が楽しみだ。

2004年02月26日 木曜日

オープンソースについて

最近matz日記の記事を興味深く読ませていただいている。オープンソースに関する意見をいろいろ読むことがあるのだけど、国内ではおそらく世界的にも知られている数少ない人の意見だと思うので。
僕自身の勉強不足はあるかもしれないが、「オープンソース」と言う語は、登場以前の混沌とした言葉をまとめるために導入された_カテゴリの名前_かと思っている。思想の背景はどうあれ「オープンソース」と言う便利な言葉で一括りに言い表せるので。確かに便利な言葉だ。
ただ僕自身の認識では_オープンソースよりもバザール・モデルの方がより本質的_だと思う。ESRの「The Cathedral and the Bazaar」(「伽藍とバザール」を読んだときに思ったのは「オープンソース」と言う言葉が出現する前だったこともあるかもしれないが、Linuxと呼ばれるプロダクトが「バザール・モデル」と言うべき今まで存在しなかった開発モデルで成功しつつあったことの考察から生まれているからだ。
バザール・モデルを実践して、すべての利点を享受するには、_ソースが公になっていて、一定の条件で改変できる_ことが重要で、バザールモデルを実現できるようなライセンスを集めたのが、「The Open Source Definition」(「オープンソースの定義」)では無かろうかと思う。
逆にソースが公になっていてもバザール・モデルを常に使う必要もないし、さらにバザールモデルを指向していても開発者が集まらない場合もあるので、オープンソースだったら全部OKと言う話ではない。結局、客(開発者とユーザ)を集められるプロダクトだけが、バザールモデルにしたときに十分以上の恩恵を受けられるのではないかと思う。それは、LinuxだけではなくMozillaやEclipseと言ったプロダクトが健全な成長をしていることからも明らかかと。
まぁ今回の論争で考えさせられたのは、政治的・哲学的なところをごちゃ混ぜにして、まとめるというのはあんまり良くないということで、便利な言葉は諸刃の剣であり、区別するところは区別をする。区別しなくて良いところはしなくて良いというところを考えてものを言わないとならないなと言うことかなぁ。僕自身はRMSの「The GNU Manifesto」を読んで以来、共感をしているのでごちゃ混ぜにされても機嫌は悪くならないが、価値観が違う人の意見も興味深くて、勉強になったということか。

2004年02月22日 日曜日

今日はぼーっとした1日

今日は洗濯をしながら、一日中CDのリッピングをしつつ、「指輪物語」を読んでいました。さすがに来週以降はこんなのどかな休日ではないんだろうなぁ。
あとグワイヒアさんの「ミドルアースの風」のBBSで質問しみたのだが、「The Lord of the Rings」の原書をぼちぼち買いたいなぁということで、いっぱいある原書のバリエーションで、果たしてどれを購入したらよい物か…
得た回答は、ペーパーバックならHarperCollins(UK版)かHoughton Mifflin(US版)と言うところ。
観賞用 兼 保存用と言うことでは、Alan Leeによる美しいイラストがちりばめられている豪華本や原作で言及されている装丁を模した赤表紙本もかなりそそる存在だ。
まぁ英文読解力をなんとかせねば… まぁ部分部分は結構読めて「Fellowship of the Ring」であれば「The Bridge of Kazad-dum」あたりは結構サクサク読めるんですがねぇ。あともうちょっと読みやすいところで、C.S.Lewisの「The Chronicles of Narnia(The Complete Chronicles of Narnia )」も購入したいところなのだがなぁ…(こないだ瀬田さん訳の第1巻「ライオンと魔女」があまりに面白かったので。)

2004年02月21日 土曜日

一度うまくいかなかったことは、絶対うまくいかない

今日、ある方にお願いしていることがあってその返事が来たのであるが、やっぱり駄目なようだ。以前一度同じ依頼をしていたのだが、そのときはOKの返事をいただいていて、そのあとに撤回されてしまったのであった。今回最後の機会になりそうな予感がするので、再度お願いしてみたのであるが、やっぱり_と言う結果だった。残念であるが、一度頼んでうまくいかなかったことは、再度頼んでも絶対うまくいかない_と言うことで、諦めるほか無いだろう。縁がなかったと言うことで。(僕は「諦める」という言葉が大嫌いである。 こういう風に言うのは非常に希ではあって、我慢ならないことでもある。)

2004年02月18日 水曜日

とりあえず…

忙しかったのと書きたいことがいっぱいあって16日の日記を書くのに2日かかった。なかなか巧く書けない物だ。あと少なくとも吹き替えでもう1回、字幕版でもう1回は見ておきたい。

2004年02月16日 月曜日

The Lord of the Rings - Return of the King

と言えば、言わずと知れたトールキンの名作ファンタシイ小説であるが、第1作目The Fellowship of the Ring を見に行ったのは、一昨年の2月24日で、第2作目The Two Towersを見に行ったのは昨年の2月15日あった。昨年も1年待ったが、さらに1年間針の筵の上に座らされた気分で待ちに待った映画である。ここ2年職場の仲間で先行ロードショウを見に行くのが通例であったが、今年はみんなの用事があわなかったので_旅の仲間は離散_して、一人で見に行くことになった。(まぁ先行ロードショウの日はkumanekoさんの結婚式だったので。)
2作目ではオスギリアスの廃墟がなかなか良い感じだったのだが、今作では第一作でちらっと出てきたミナス・ティリスのスケール感がなかなか良くて、ああっ、あんなに大きかったのねと思ってしまった。一作目では遠景のみ登場で、大きさがさっぱり分からなかったけれど、原作にもあるとおり7層からなる要塞でゴンドールの現在の首都だから。うまく表現できていたと思う。
またミナス・ティリス(元の名はミナス・アノール: 太陽の塔)に対をなすミナス・モルグル(元の名はミナス・イシル: 月の塔)は燐光(で良いのか)を放つ不気味な塔として見事に描写されていて、さらにアンマールの魔王の存在感も相まっておどろおどろしくて良い。この都市はミナス・ティリスとそっくりな都市で、指輪戦争のあとゴンドールの手に戻ったが、悪しきものが去ってもこんな恐ろしげなところにはもう2度と人は住まないだろうなぁ。
あと今まであんまり考えたこともなかったが、ミナス・アノールは太陽の塔でアナーリオン(エレンディルの次子)の王都。ミナス・イシルは月の塔でイシルドゥア(エレンディルの長子)の王都。Middle-Earthの歴史では太陽よりも前に月が登場するので、こういう対応付けになるのか… シルマリルの読みが足り無いのかとちらっと思った。(ついでにエレンディルの名は「エルフの友」とか「星を愛する者」と言う意味なのね。)
映画を見ていて距離感に違和感を持ったのだが、ミナス・ティリスからエドラスへ狼煙で援軍を養成するシーンは涙が出るほどに感動した。(原作にこんなシーンあったっけ?) が、ミナス・ティリスの最上層から見て、オスギリアスとミナス・モルグルが近すぎ。言い換えると_ペレンノール野が狭すぎ_。ゴンドールは約2000年くらいどうやって、首都をモルドールから護ったのだろう。(まぁ上記リンク先の地図を参照。ひょっとしたらあの程度の広がりかもしれん。) 今回は全作までと異なってMiddle-Earthの広がりをそれなりに実感できて、自然の美しさや造形美が堪能できてなかなか嬉しい。原作(原書)の絵を描いているAlan Lee氏が美術監督なのでイメージ通りなのである。
人に目を向けるとサルマンがまったく出てこなかったのは悔やまれる。おそらくSEEで復活か。(じゃないと、落ちていたパランティアの説明が付かない。) ゴンドール方面では、デネソールとファラミアに関してはありゃないんじゃないと思う。特にデネソールの愚かさぶりが何とも言えない。原作には…

2004年02月14日 土曜日

今日は洗濯日和なのか…

昨日寝たのが早すぎたせいか、今日は結構朝早くに起きたので、とりあえずたまりきっていた洗濯をすることにした。なかなかうんざりな話だ。

ひたすらリッピング

車の中で聞くために聞きそうなCDをひたすらリッピング。洗濯をするついでの作業だったが、気が付くと35枚程度リッピングしていた。現在約1100曲程度、ファイルサイズにして5GB程度。うーむ、この辺でしばらく持つだろう。

Canon / EOS-1D MarkIIの詳細

先月末に発表されたEOS-1Dの後継機であるEOS-1D MarkIIであるが、キヤノンUSのEOS-1D MarkII 公式ページに典型的なサンプル画像(国内の公式サイトでも同じ物が見える)とISO感度を50から3200まで振った画像が掲載されているので、ようやく何かしらの姿が見えるようになったのではないかと思う。
まずSample Imageのスポーツシーンについて、スノーボードの写真では地吹雪の細かな部分まで描写できている。若干1枚目がアンダーな気はするが… 動体物に関しては申し分なさそうな感触。できれば秒8コマで迫ってくる電車かフォーミュラーカーを連射できる限り撮影したサンプルが欲しい。(この手の評価は動体AFがどの程度な物かが重要なので。) EF 300mm F2.8L ISを使っているから、うちのレンズでも昼間の撮影条件なら似たような結果になるだろうと思う。連射性能には文句がないので、動体AFの性能次第か。(ま、連射・連続撮影性能に関していつぞやkinoさんが、EOS-1Dでサッカーの場合はシュート体制に入ってからゴールしてガッツポーズするまで一気に撮れると言ってたので、EOS-1Dでそうなら問題ないだろう。)
Sample Imageのポートレイトについて、毎度のこの手のサンプル画像を見て思うのだが、肌の発色が読めないので、国内向けのサンプル画像は典型的な日本人のモデルさんを使っていただきたいと常々思う。(まぁ実機が出た時にとって気に入る方向に使いこなせばいいのだが…) 今回のサンプルは露出的に非常に難しい両極端な写真を持ってきている点で評価の参考になりそう。今回のサンプルはManual露出で撮影されているのでAEの参考にはならないが、この手の撮影だと比較的適正露出に持っていくのは難しくないので、十分かと思う。いずれも服の質感を失っていないように思われる。色合いに関しては実機が出たあとじゃないと分からない。
Sample Imageの夜景の写真についてはよく分からない。EF 16-35mm F2.8Lの性能の方が出ているような気がする…
ISO感度を振った写真については、ISO800までは実用的に使えるのではないかと思う。(絞りとシャッター速度が同時に変わっているから、マニュアル露出かプログラムAE? これも何とかならんものか。)
と言う印象なのだが、おおむねEOS 10Dと比較して元画像に手を加えていないような印象でレタッチする余地はあろうかと思う。あとサンプル画像は発売日以降にいやになるほど見ることができるようになるので、現実的なライティング、現実的な撮影条件・被写体、単焦点レンズでの描写、などと言ったものは発売日まで待ちかな。
現状のEOS 10Dの気になる点に対するスペックからフォローができそうなところを列挙してみる。
ストロボ撮影時の調光怪しさ
E-TTLでまさか_ストロボ調光に距離情報を使っていないとは思わなかった。_どおりでストロボが当たりすぎたり、当たらなさすぎたりとムラがあるわけだ。EOS-1D MarkIIでは距離情報を使う(レンズも選ぶが)ようになるそうなので、安定しそう。まぁ通常はFlash Meterを使えばいいのだが…(いつも使えるわけではないし、結婚式写真みたいに照明がコロコロ変わる上に動きがある場合は、メーターで計って撮影は厳しいと思う。)
露出のばらつき
普段の撮影が、部分測光で絞り優先AE(もしくはマニュアル露出)と言う使い方のせいもあるが、測光範囲が広すぎて露出がばらついているような印象。常に適正露出から±1.0EV程度はばらついている感触。はっきり言って傾向が見えないのでさっぱり分からない。と言うことで、EOS-3で愛用している測距点連動スポット測光が非常に欲しい。(ちなみにEOS-3で測距点連動スポット測光でマニュアル露出の場合は、リバーサルで見た感じで±は僕の場合0.3以下だろう。)
スクリーンのピントの山の見やすさ
ミノルタM型スクリーンの見えが欲しい。(EOS-3から移植すればいいか。)
連続撮影性能
D30ではあまり考えなかったが、10Dは9コマまでしか連続撮影できないので、シャッターチャンスを逃す場合があった。これは1D MarkIIでは40コマに改善されているので、問題ないだろう。
測距点の数
45点いらないが、7点だと微妙に少ない。1D MarkIIの場合は11点選択が無難だろうな。
と言うところ。絵より使い勝手の不満の方が多いかも。
さてこう来ると1D MarkIIをどうした物かと思うわけだが、EOS-1Dのメインストリーム系(1Dsという系もあるのでそれと区別)は約2.5年程度の周期でモデルチェンジのような感じなので、3年使って償却するという考えに立てば、_銀塩をすっぱり辞めて、EOS 10Dを処分する_と言う前提に立てば、やりようにもよるが5000円/月というランニングコストで移行可能っぽい。そうやって考えれば安い買い物か。ちなみに銀塩はこの1年で7本(ネガが4本、ポジが3本)しか撮っていないので、_もう辞めているのも同然なのである。_使わない機材は持っていても仕方ないので、もう乗り出すしかないかな。(毎度、自分が納得する論法に落とし込んでいるな。)