Equipment

2003年10月16日 木曜日

妙に記憶にあるのだが…

今日の朝の通勤の時に妙に記憶のある行進曲っぽい曲を思い出したのだが、果たしてどこで聴いたのかサッパリというか_全く_思い出せなくてだいぶん困りました。(別に年を取ったせいで物忘れが…というわけではない。) 妙なことに曲名は出てこないのにリズムとかメロディとかはかなり詳しく思い出せるのです。仕事をしている間も気になって頭の中をこだまするような感じで、なんともなぁという一日だった。曲自身は何度も何度もしつこいくらいに変奏が続き、だんだん激しい曲調になって…という構成なのだが。
と思いつつ、仕事をしている間に何とか思い出しました。ショスタコービッチの「交響曲 第7番」の第1楽章でした。(_マイナーすぎて_どおりで思い出せないわけだ。) どうしてこの曲だけいきなり思い出したのかはよく分からない。まぁたしかにインパクトのある曲には違いないのだが… ということで、帰ってからCDを取り出してみた。うちにあるのはゲルギエフの演奏ですが、久しぶりに聴いてなかなか感動的な曲です。いつも聴くような、何度も聴くような曲ではないことはたしかですけれど。
こう思いだしたのもなにかの縁なので、久しぶりにショスタコービッチのどーんと暗い曲を聴いてみることにしよう。(これで1枚くらいまたCDが増えると良いなぁ。何となく交響曲第11番とか第13番とか第15番とかあたりが増えそうだけども。)

2003年10月14日 火曜日

日帰り出張

今日は某社まで日帰り出張です。(アンカー打って良いのか?) つ、疲れた。

SICP

先日某MLで話題になった「計算機プログラムの構造と解釈」を仙台の書店で探索したのだが、ここ最近の仙台の書店で欲しいと思った本はすべて在庫として持っていないことが分かった。この本も見つけられなかったので、八重洲ブックセンタにて購入。(ここでも危うく見逃すところだった。) この本は巷で「Wizard Book」と呼ばれている有名な本である。
原書は「Structure and Interpretation of Computer Programs」で、本文はWebで読むことが出来る。非常にありがたい本なのである。原書のWebを読めば分かると思うが、僕の貧しい英語力でも文章の良さを理解できる非常に素晴らしい文章なので、出来れば原書を読むのが正しいと思う。この本を日本語で読めるという_気軽さ_も必要だと思うので訳書を購入。おそらく原書も買うことになると思う。
僕の経験では、国内の著者が書いた自然科学・工学の分野の日本語の教科書で_文章の良さを感じる_本を_読んだことがない_。僕の貧しい英語力で英文の素晴らしさを感じることが出来る教科書を見てしまって、思わず日米の教育水準の違いに愕然とせざる得ない。(ちなみに前回愕然としたのは「Feynman:Lectures on Physics」で、ちらちら読んだのはもう10年以上前の話だ。) こういうあたりに国語教育の問題点(物を書く教育をしないことや、読むことに関しては小説の偏重していることや、論理的な討論をする演習をしないことなど、他にもいっぱい)を見いだしてしまうのだが、そんなことを言っても僕の国語力もかなり怪しいので、こういうComfortableな文章を読みあさって日本語にフィードバックするしかないのですな。精進が必要ですな。
話がそれてしまったが、一言で言えば_この本は凄い本_である。(おおざっぱな意見すぎて失礼すぎるか。) 内容は難しいと思うが、こんなに面白いと思って読める本はなかなかない。SchemeなどのLISP系な言語は実際の仕事に直接役立つかと問われれば、おそらくすぐには役立たないと思う。ただ_役立つ/役立たないという思考軸だけが世の中の本質ではない_と思うのである。_読んで・手を動かしてソースを書いて楽しい・面白い_ということの方が遙かに重要だと思うのである。
ということで、しばらくこの「魔法使いの本」を読みつつ、魔法使いの弟子になってSchemeの呪文で遊ぶことになりそうである。もしCやC++やJavaやVBでしかプログラムを書いたことがないと寂しい経験しか持っていないと言う人には、_全く異なる物の考え方_をかいま見るためにもこの本を読んで、LISP系の言語をさわるべきなのかなとLISP万年初心者の僕も思うのだから、必読の書といえるのだろう。
帰りの新幹線でひたすら読む。1.1.4 Compound Proceduresあたりからだんだん深みに誘われてくる。とりあえず、帰りの新幹線で読んだ範囲で目から鱗だったのは、1.2.2 Tree RecursionのFibonacci数列の計算で、再帰を使った計算はFibonacci数列の漸化式から理解できるのだがこれは非常に効率が悪い。Fibonacci数列の計算を反復的なステップで計算するあたりでなるほどと思い、1.3 Formulating Abstractions with Higher-Order Proceduresで、Schemeの教科書を読んでいまいち想像が沸かなかった高階手続きといままでLISP系の本を読んでlambda記法のありがたみがいまいち分からなかったが、何となく見えてきたこと。理解するためにちゃんと手を動かさないと駄目だと思ったところ。とりあえず第1章だけでも読んで手を動かすところ満載なのである。

2003年10月12日 日曜日

fetchmail+procmail+spamassassinで楽々SPAMフィルタリング

ここ最近やたらSPAMメールが多いので、以前よりSPAMフィルタを導入しなければならないかなと思っていたのですが、時間が取れたのでようやく導入となりました。TLUCのMLで五十嵐さん三浦さんに設定を教わったのと、UnixUser 2003年9月号の特集記事を参照にしてみました。あとspamassassin を fetchmail から利用する方法も参照しました。
うちは自宅でSMTPサーバを公開しているわけではない(自宅のプロバイダの関係でグローバルなIPv4アドレスをとれない)ので、単純にfetchmail+procmail+spamassassinで運用を試みてみます。

インストール

メール関係を扱っているうちのサーバはDebian GNU/Linux(woody, stable)なので、まず/etc/apt/sources.listに以下の内容を書き足し。
deb http://people.debian.org/~nobse/deprecated/backported ./
続いてツールをインストールする。
sudo apt-get install spamassassin procmail fetchmail

2003年10月11日 土曜日

雑誌の記事って電子化されないものか

最近雑誌を買わなくなって久しいのだが、たまに読みたい連載があっても_収納スペースの確保・整理する手間・捨てる手間_を考えると買わないと言う選択をしがちである。(僕がだめだめなだけかも知れないが、真面目に家の中の本の収納スペースが飽和しているのですよ。もうハードカバーと文庫本しか買う気がしない。)
僕が買う雑誌といえばここ数年はほとんど最近コンピュータ関連の雑誌なので、なおさら思うところであるが、記事の電子データも付けてくれない物だろうか? 最近読んでおきたいなと思っている連載は、Unix Userに連載されている西田 亙さんの「GCCプログラミング工房」とLinux Magazineに連載されていたまつもとゆきひろさんの「Ruby入門」なのだが、上記の理由の方が優先していて雑誌を買う気にならない。記事の内容が良いだけに実に勿体ないのである。
最近コンピュータ関連の雑誌が売れないと言われ続けているが、速報性ではWebにはもう勝てないので、ビジネスモデルを転換して、有用な読み物の連載を軸に雑誌を作ってもらい、CDROMで記事の電子データも付ける。ただ電子化してもその月しか売れなければ売り手としては厳しいので、_電子データを1ヶ月後ないしは数ヶ月後にCDROMにして付録にする_というのはどうだろう? これならば連載を読むために雑誌を買い、その記事の電子データが欲しくて次の月の雑誌も買うということで、売り上げをある程度見込めて、雑誌の記事の再利用性が高まって嬉しくないだろうか?
一度電子データになってしまえば自分の家でデータベースに組み込むなりなんなりして保存すれば、場所も要らず、検索性も増して、非常に便利なのだが、そういう企画を実現してもらえないものかねぇ。とくにUnix Magazineのように、記事がそのときに必要なくて、数年後にヒットするような雑誌の場合、保存場所と検索性の向上こそが切実な問題なのである。
まぁそんな話を、あおしまさんと話をしたのです。

2003年10月06日 月曜日

月と火星

先月はいい感じに見かけ上近づいて見えたが、今月はちょっと離れすぎという感じがする。やっぱり先月撮り逃したのは非常に痛い。まぁ気を取り直して、撮影してみる。いろいろ条件出しを行ったところ、今日の月齢で月が露出オーバーにならず、手持ちで撮影可能という線では、ISO400で絞りF4・シャッター速度 1/1000〜1/1500というあたりであった。まぁこんなもんでしょうか。
月と火星
EOS 10D / EF 300mm F2.8L (マニュアル 絞り F4 シャッター速度 1/1500) / WB: daylight / ISO 400

2003年10月04日 土曜日

昨日も今日も一日だらだら

天気よかったのですがいまいち調子がよくないので、一日中だらだらとした生活。昨日買ったTTTを英語音声+英語字幕で見始める。やっぱむつかしい。

今日の実験

家の裏手の方で割と真っ暗なところがあるのを今日の買い物帰りに発見した。夕方適当に晴れていたので、深夜にごそごそ星空写真を撮りに出かけてみる。(歩いて数分だが。) 今回の条件出しは、画角を稼ぐためにEF 17-35mm F2.8Lを使わざるを得ないという前提で、感度はISO1600で、絞り開放・シャッター速度30秒という条件を試してみた。
結果は下記の写真のように、遠景の光と雲がそれなりに出ていたので露出オーバーとなっているが、雲の切れ間から見える星を見てみると、なかなか良い感じに写るのである。僕の目にはこんなに星は見えないな。(というか、火星しか見えない。)
やっぱり、絞ってF2に出来て、ISO800あたりに設定できるEF 24mm F1.4Lを買わねばならないのかなぁ。
星夜写真のテスト(その2)

2003年10月03日 金曜日

The Load of the Rings - The Two Towers

12月1日発売の「Special Extended Edition」を買うことは分かり切っているのだが、去年と同じくコレクターズ・エディション(要は通常版)を購入。Special Extended Editionを100倍楽しむために覚えるまで観ると言うことと、Listeningの教材としても活躍することは請け合いだ。
今日の段階では2周観て、1週目は英語音声+日本語字幕。2週目は内容を押さえるために日本語音声。前作のような訳語の間違いもあまり無いようだし、日本語音声版の台詞もなかなか良いので、DVDを買った人は日本語音声でも楽しみましょう。3週目以降は好みで観るわけだが、1作目と同じように英語音声+英語字幕で観ることが多くなるでしょう。
昨年の記事では、1作目のDVDと一緒に大きな買い物をしたのであるが、これはハイビジョンなテレビだったのですな。常に期待を裏切らない画質で僕を楽しませてくれる逸品です。
そういえば、予告編で「ガンダルフが復活しているじゃないですか!」 _予告編でネタバレしてどうする_と言う話を実は何人かから聞いたのだが、僕はこれはこれで良いと思うのです。(映像は一応世界共通みたいだし。) 良いと思う理由は簡単で、「指輪物語」は_普通のイギリス人やアメリカ人は子供の時に読むはずの本_で、当然先を知っているハズなのです。と言うことで、別にネタバレでも何でもないと言うのが僕の意見。日本の小説で日本人が誰でも知っている長編小説ってなんだろう?

2003年10月01日 水曜日

おかしいと思うぞ

ダイエー・ホークスの優勝記念セールのニュースを見ていてふと思ったのであるが、セールで安くものを買うのはOKだと思うのだが、結構携帯電話をかけながら買い物をしている人が目に付いた。安く買い物をして、携帯電話料金を割り増しして払っているんじゃ_あまり意味ないんじゃないだろうか。_ まっ、人のことだからどうでも良いけれど。

ちょっと真面目に…

ちょっと真面目に数式処理を思い出そうと画策してます。さすがに数式処理ソフトを購入するほど資金的に恵まれていないので、Maxima(日本語の解説ページ)ですかね。計算したいのはFourier変換周りなので、数式処理とグラフ化がメインなんですけれど。

2003年09月29日 月曜日

歯医者

本当は今月頭に行く予定だったが時機を逸してしまって、今日になってしまった。親知らずを抜いた付近を掃除する歯ブラシを購入。なかなか良さそうである。(ここの歯医者さんにはすこーし気になる(モデルをお願いできたらなぁという意味)おねいさんがいるのだが、今日は担当に当たらず。うーむ、残念だ。(別にどうでも良いのだが。))

LAMY

今日は歯医者に行ったので、そのついでと言うことで仙台までお出かけ。昨日あおしまさんに勧めてもらった万年筆を探しに行くことになった。
昨日の雑談で見せてもらったのだが、最近ボールペンで手紙(手で手紙書くのは本当に限られた人だけですが)を書いていると苦痛なほど疲れるので、やっぱり万年筆かと思っていた。母あたりに言わせれば、_鉛筆の持ち方がだめだめだから、万年筆なんてだめだめだよ_と言う話になるのだが、このペンは持ち方を矯正してくれそうなデザインのペンで気に入っちゃったので即購入です。(笑)
買ったものは、LAMY sky Fullhalterです。システム手帳の色合いにあわせてみた。見た目はこんな感じ。
Grafik LAMY sky Fullhalter
どんな使い勝手かと言うあたりは、あおしまさんとこの解説を参照。にゅるにゅるというかサラサラ書けると言う感じで軽快です。購入したのは購入場所は某文具店でした。とりあえず黒のカートリッジを買いだめしてきたのですが、忘れないうちにコンバーターとインクを買わねばなぁ。

2003年09月28日 日曜日

朝起きられず…

今日は菅生で行われている「スーパー耐久レース」の決勝を見に行こうと思っていたのだが、疲れているせいか、朝起きられず。気が付いたら昼過ぎでした… あ〜あ。

仙台へ買い物

先月は全く出かけられなかったので、いろいろ買い物。昨日の話題の結城さんのデザインパターンの本は大きな書店を何軒か巡って在庫を発見できず。やっぱりAmazon様ですか… 最近思うのだが、仙台あたりの都市だといろんな方面で購買層が薄いせいか、一時より専門店が少なくなった気もするし、専門店があったとして在庫が恐ろしく薄い。まぁ理解できないことはないのだが、こういう事態になると店に行ってお買い物よりは通販生活だよなぁ。(さすがに通販で買えないものや実物を手にとって確認したい場合は仕方ないが、そういうものは残念ながら少ないので、小売店業も大変だなぁ。(もう今となっては無責任にこんな意見も吐けます。))