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2006年04月02日 日曜日

向井 淳 / 入門Haskell - はじめて学ぶ関数型言語

Perl6-Pugsの登場以来(で正しいと思う)、純粋関数型言語のHaskellが熱いと言うことで、何か良い入門書はない物かと思っていたのだが、なんだか書店の棚を見ていると目にとまったので購入してみた。Haskellも入門書が出る時代になったということで、全く持って素晴らしい。
ただこの本はさらっと読んでみて、さらっとおしまいという感が強く、入門書として_何が何でもHaskell_という押しがないのは事実かも。なんだか説明がちっとも頭に入ってこない。熱意は感じるんだけど空回りしているかなと思うのである。あと入門書を読んでいつも思うのだけど、あとで説明するという言葉はのは書かない方がよいと思う。さらっと書いて知らんぷり(どうせそこでは本質的ではないのだから呪文としちゃうでも良い、たいてい書かなければ気が付かない)をして、あとで説明すればいいと思うのだが、「あとで説明する」と来るとイライラしてしまうのである。
とりあえずおもしろいので、ざくざく読んでいる。手も動かすべく処理系もインストールしたから、ぼちぼち手を付けてみよう。あと青木さんが「ふつうのHaskellプログラミング」を執筆中なので、こっちにも期待したいところ。

2006年03月15日 水曜日

Michael Moorcock / 永遠の戦士エルリック 1 「メルニボネの皇子」

今月から隔月で再刊されるとのことで、早速購入。高校生の時に読んだ本であるが、何度かの引っ越しとともに僕の書棚から失われていた本。(指輪の文庫も失われてますが・・・) ファンタジー読みとして必須のシリーズと言えば、筆頭格はトールキンの「指輪物語」であろうかと思うが、エピックな方面でなくヒロイックな方面では筋肉モリモリな主人公が登場する「コナン」シリーズとともに古典の座を獲得していると考えられる本シリーズであろう。(正確にはエターナル・チャンピオン(永遠の戦士)・シリーズって言うのか)
しばらく本屋で見かけないなと思っていたら、ずっと絶版になっていた模様。ファンタジー読みの必須本と思うのに今まで絶版状態であったことが_信じられない_。今回は翻訳者が井辻朱美さんに統一された。「メルニボネの皇子」だけ安田 均さんだったので、本書は訳が変わったと言うことになる。いままで未訳だった比較的新しいものも一気に翻訳されるので、期待はふくらむ。あと原作者のムアコックさんも気に入った旧シリーズのカヴァーの天野さんの絵から変わってしまったのが残念。天野さんのイラストはグインサーガの初期(20巻代前半)とエルリック・サーガが最も脂がのった仕事であったと思うだけに残念ではある。旧シリーズを古本で揃えておくか。
エルリックと言えば、最近のファンタジーだと某「鋼の・・・」に出てくる兄弟を連想する人も多そうだが、エルリックと言えば、魔剣ストームブリンガーと切っても切り離せないし、話のダークさはこちらの方が数段上だ。(何せ主だった登場人物の魂はストームブリンガーに吸い取られてしまうし、恋人も、挙げ句の果てに自分自身もストームブリンガーに殺されてしまう訳だし。)
今月からしばし忙しいので、時間を取りつつ読もう。

2006年03月14日 火曜日

ノンパラメトリック回帰の話の続き

竹澤さんのノンパラメトリック回帰の本は面白いなと思い、凄い勢いで読んでいるのですが、竹澤さんのメモを読んだら、こんな記事を発見。(263番目の記事。)
本を購入した後、Amazonだけではなく、池袋のジュンク堂にも在庫が豊富にありました。本の内容が分からないと買う気になれないという人は、池袋のジュンク堂にいってみましょう。印刷品質の件はちょっと厳しく書いてしまったかもと思うのですが、せっかくLaTeXで組版されているので勿体ないなと思う訳です。第3版で改善できるようであれば、第3版も買ってしまいそうなのでよろしくお願いしたいと思います。
最近のデータ解析では元の現象が良くわからないけれど、現象を予測する式が欲しい場合が非常に多く、平滑化スプラインをかなり便利に使わせていただいている。確かに「正しい式」よりは「descriptive equation」の方がわかりやすいですね。計算自身は最近はRで行っているので、Rの使い方の勉強にもなっている訳だけども、下巻のRオブジェクトへの変換というところも興味があるので、ここ最近のごたごたが片付いたら下巻を購入したいと思います。
せっかくご意見をいただける機会があるので、コメントやトラックバックをサポートしないとだめかな。(コメントSPAMとかトラックバックSPAMの処理がめんどくさいんですけど。) ちょっと検討しようと思います。

2006年03月06日 月曜日

ディズニーランドに遊びに行ってみる

昨日から実家から総出でディスニーリゾートにみなさん遊びに来ているという話なので、大阪からとんぼ返りして合流となった。今日と明日はディズニーリゾートで遊びまくりと言うことで。
この時期のディズニーランドはオフシーズンと言うこともあって、平日ということからも結構好いている物かと思っていた訳であるが、結構人はいると言う印象。(自分もその一人である訳だが。) ただところどころメンテが入っているところがあり、やっぱりオフシーズンなんですなあ。あと風と花粉が・・・ 春の屋外は結構辛いです。
掲載できる写真にいろいろ限界あるかもという感じですが、スナップ的に撮った物、ポートレートっぽく撮った物はええじゃろと言うことで、主に姪と甥の写真を掲載してみる。自然な視点で園内の写真を撮ってみた訳であるが、この外界からの隔絶感はやはりちゃんと思想を持って作り込まれているなと感心させられる。写真を撮ってもそんなに破綻しないですから。
その1その2その3その4その5その6その7その8
こうやって並べてみて、やっぱり子供の写真を撮るのはなかなか楽しい。自分自身が子供を持つことになったら親バカな写真を撮りまくるのだろうか? 姪・甥でこんな勢いだから考えるに恐ろしい物だ。いまのところそういう方向全くあてはないですけれど。(というか、自分が子供を持つというビジョンがまったく描けない。)
あとここには掲載しませんが、夜のアトラクションの撮影も試みてみました。EOS 5Dで撮影する場合はほぼISO800固定で絞りはF4(今回は開放ばかり)で1/80程度がコンスタントに撮影できる条件かと思われます。EOSユーザーで楽に撮りたい場合はEF 70−200mm F2.8L ISがあるとかなり撮影の自由度があがります。(この場合シャッター速度の関係でF4よりはF2.8の方がよい。また手ぶれ補正があるとかなり楽。あと一脚か。)

2006年02月27日 月曜日

わらわら写真をアップ

今年に入ってから撮影した写真をアップしました。ポートレートのページを見てやってください。過去の日記にアップした写真も重複してますが、現像時のピクチャースタイルを忠実設定に変更してみた(ポートレートもこっちがよいかなと)ので、若干色合いが変わっています。これで決定版と言うことで。

2006年02月26日 日曜日

散髪

今週の週末は研究室の後輩の結婚式なので、やっぱり散髪に行ってからの方が良いだろうと言うことで、散髪に。ちょっとだけ髪が短くなった。これで当日ちゃんと整えれば、とりあえず結婚式には参列できるだろう。

ジョージ・G・スピーロ / ケプラー予想

またまた数学の読み物を購入してしまった。科学的な読み物で気になっている本はちゃんと買うようにしているので問題はないのであるが、大概の場合翻訳されている人が青木薫さんで、この本も青木さんの翻訳。青木さんはラテン語メーリングリストでお見かけする方なのですが、翻訳する本の目の付け所が良くて、特に僕の場合はヒット率が高い。次の翻訳本も楽しみな方でもある。(予想してみるのもおもしろいかもしれませんな。)
ケプラー予想はざっくりわかりやすく言えば、果物屋さんがもっとも効率的にリンゴやミカンを台の上に積むのが効率的かというもので、球を正三角形に接するように並べて、そのときできる窪みに球を置くと言う操作を繰り返した構造がそうであろうと言う予想。化学をやったことがある人であれば、六方最密充填構造(HCP)面心立方格子構造(FCC), 立方最密充填構造が、その並べ方である。この2つは見る方向が違うだけで全く同じ構造なのであるが・・・
一見自明に思える話ではあるが、3次元空間に半径が同一な球をもっとも密度を高くして充填(だぶらず埋め尽くすこと)するのが、格子系だけではなく一般の不規則な構造の場合も含めて、六方最密充填や面心立方構造であるというのはつい数年前まで予想であった。ケプラーがこの予想をたてたのは1611年。1997年にトーマス・C・ヘールズによるコンピュータを使った証明に至るまで386年かかった訳であるが、この本はその歴史とおおざっぱに考え方を教えてくれる本で、なかなかおもしろい内容に仕上がっている。
ちなみにケプラー予想は19世紀最後の年に行われた第2回国際数学者会議における有名なヒルベルトの講演「ヒルベルトの23の問題」の18番目の問題の一部でもある。(18番目の問題は「Build spaces with congruent polyhedra (いくつかの多面体と合同な多面体によって空間をうめつくすこと)」) N次元に拡張した問題が解けている訳ではないけれど・・・
数学が分からない人も付録や字体が異なる数学の解説を読み飛ばすことによって、400年に渡ってラグランジュ、ガウス、ミンコフスキー、ニュートンといった数学史に燦然と輝く数学者がこの問題にどのように関わってきたか、また証明の雰囲気というのはこんな物だと言うことが少しでもつかめるのではないかと思われるので、数学に興味がある人は読んでみても良いかもしれない。他に歴史があって有名な問題としてはフェルマーの最終定理とかリーマン予想とかがあるが、前者は問題は理解しやすいが証明過程に現代数学の大部分の理解が必要であることから取っつきがたいし、後者はそもそもζ関数に関する知識特に自明でない零点と言うところが理解できないと思われるので、やはり厳しいと思う。そういう点ではケプラー予想は読める話ではある。
まだ読んでいる最中なのだが、年代の記述順がバラバラであると言う点を除けば非常に読みやすい本であろうかと思う。まぁ話題順に書かれているから仕方ないと言えば仕方ないのであるけれども。是非とは言わないが、なかなかおもしろいので読んでみても良いかと思う。

2006年02月25日 土曜日

撮影会

今日はののさんに撮影会に誘っていただいたので、出かけてきました。車で行ったらほとんど下道を通らざる得ず渋滞にはまりまくりで、集合時間に遅れてしまったため、みなさんにはご迷惑おかけしました・・・ 昨日の天気から想像できないほどの青空が広がっており絶好の写真日和でした。
今回はまだEOS 5Dという物がよく分かっていないので、1D MarkIIと併用で使ってみることにしました。感覚的にはプラス目補正で普通に使い回して良さそうです。(現場での判断が難しいんだけど。) 今回2つのフォーマットのカメラを持ち歩いたのですが、1D2はシャッターの切れが良くて、ショックが少なく、像消失時間が短いという撮影時の気持ちよさが理解できたので、これはこれで手放せないねえという気分になってきた。いやぁ困った。でも5Dのファインダーを覗いていると1D2のファインダーはやっぱり狭い。やはり1Ds系に今の半額くらいの値段になって貰わねば… あとこの2台を持ち歩くと持っていくレンズを絞りきれません。荷物が多くなってしまったのが今回の反省点か。
そんなわけで4年半ぶりにポートレートに持ち出したレンズでの写真を上げてみます。凄く懐かしい気がする絵に仕上がったのですが、全身を写すとなるとやっぱりこのレンズ良いですね。しかもロケ地を選ばない。(笑) 他の写真の編集自体はほぼ終わっている(先月のも終わっている)ので、あとはアルバムを作れば良いだけになっていますが、今週と来週は忙しいので、アップは3月第1週にもつれ込む予定です。
寒い中がんばってくれたシホさん、朝倉千晶さん、撮影に誘ってくれたののさん、TOSIさん、どうもありがとうございました。おつかれさまでした。
シホさん朝倉千晶さん

2006年02月15日 水曜日

広瀬 雄二 / 「Rubyプログラミング基礎講座

先日ジュンク堂で見つけていたのですが、そのときには買う本がいろいろあったので、今日購入。Rubyの入門書は何冊かあるけれど、どれもRubyのオブジェクトの解説や文法の解説によりがちで、実際に何か書いて実行して見ようと言う本が無かったように思う。たしかに「たのしいRuby」のような平易なものはあるのであるが、かったるいほど文法によりすぎで、この本の続きが欲しいと思うところで物足りない。Rubyに関しては和書も結構な量出ているが、決定版は「プログラミングRuby—達人プログラマーガイド」で良いのかしらと結論づけているわけだけども。
広瀬さんのこの本の場合は、Ruby入門書と言うよりは、Rubyを使ったプログラミングの入門書という感じで、後半は具体的に手を動かしてアルゴリズムの初歩を学べるように作ってある。オブジェクトの使い方・作り方に走りがちなRubyの本の中では、オブジェクト指向的な話題にはあまり触れられていない。プログラミングを学ぶという点ではオブジェクト指向は枝葉的なことで省いてしまって良いし、Rubyの長所は純オブジェクト指向言語であるのだが、実際の所オブジェクト指向をを気にしなくても良いという点にあるのだから。そんなわけで、教える立場としてよく考えて書かれているなと思った。さらに練習問題をこなしていけば、実際にコーディングすることにより動作を覚えていくことが可能かと思う。本を読んで頭で理解しても、手で動かせるようにはならないわけで、演習は重要だと思う。
そんなわけで、yamaさんのRuby学習日記に注目なのである。

2006年02月11日 土曜日

栗本 薫 / グインサーガ 106 「ボルボロスの追跡」

最近刊行ペースについていけてないのだが、とりあえず読了。光団と風の騎士篇は今回でおしまい。というか、一方的にアストリアスがグインの手のひらの上で踊らされたと言うべきか、ゴーラ情勢に対する今後の伏線を張ったと言うべきか、あと100巻程度は話が作れそうです。(あと10年くらいで切り上げて欲しいところだが。)
ここ数巻はリギアが期待以上に活躍してくれているので、なかなか嬉しいのであるが、歴代のイラストレータさんが描くリギアのイラストのなかでは、今の丹野 忍さんの物が一番かな。今回の表紙はなかなか良いです。

2006年01月26日 木曜日

スーパープレシジョンマット Ee-S

EOS 5D/EOS-1D MarkIINには従来のマットと20Dのプレシジョンマットに加えてより拡散度を上げたスーパープレシジョンマット(Ee-S)が追加されている。ファインダースクリーンという物はピントの山の見え具合を大きく左右する物なので、結構前からいろいろ試しているのであるが、プレシジョンマット以来なかなか評判がよいので、ここは新登場のスーパープレシジョンマットを試さない訳にはいかない。そこでスーパープレシジョンマットを入手したので、今手持ちのフォーカシングスクリーンは1V系用が3種(Ec-CIII, Ec-D(方眼), Minolta ML)、5D系用が2種となる。今日の記事はそれぞれを直接比較してみようと言うことである。Minolta MLはこの手の道の人には有名どころであるけど、α-9用のフォーカシングスクリーンである。(もう入手できないらしい。)
ファインダースクリーンのおさらいをしておこう。基本的にファインダー光学系が同じであれば、スクリーンの拡散度が低い(スカスカ)になると、ファインダー像は明るくなり、ボケは小さくなる。言い換えるとファインダー像は明るくなり、どこでもピントが合っているように見える。逆に拡散度が高い場合(曇りガラスのようなイメージ)は、ファインダー像は暗くはなるが、ピントの確認がしやすくなる。(ボケが強調される。) 中級機以下の場合、大部分のユーザーはAFを主に使用し、レンズはF値が大きな暗いレンズ月買われることを前提条件としているところがあり、、ファインダーに求められる物は視認性が良く、構図が確認できればよいと言うことになるかと思われる。ファインダースクリーンが交換できる機種の場合は、大口径の単焦点レンズやマクロレンズをMFでも使いたいという要求があり、ユーザーの用途に合わせたスクリーンをラインナップしているという訳だ。キヤノンの場合はここまでずっと拡散度の高いスクリーンを出してこなかったため、ファインダースクリーンについては散々というのが、もっぱらの通説であろうか。
まえおきはこの辺で実際の比較に移る。適当な印刷物の上にスクリーンを置いてみて、字のボケ具合を確認。ボケが大きさで拡散度を比較すれば直感的であろう。撮影は共通でEOS-1D MarkII+EF 100mm F2.8 Macro、三脚使用、マクロリングライトMR-14EX使用。印刷物は今読んでいるRichard Phillips Feynman: Feynman Lectures on Physics vol.2より。なお画像はブラウザで縮小表示さえるようにしてある。EOS-1D MarkIIの画像をそのままおいてあるので、詳細は各自保存して画像ビュワーなどで詳細を確認していただきたい。
Ec-CIII
まずは1V標準のEc-CIII。1Vでは1Nで使われていたスクリーンより若干拡散度が高いこのマットが使われていた。露出などは以前のマットと変わらないので、露出に現れるほど拡散度が大きくなった訳ではないと言うところか。なおEOS-1nRSとEOS-3で標準のニューレーザーマット(Ec-N)はスカスカで何でもピントが合っているように見えていた不評が生んだスクリーンではあるが、それよりはだいぶんマシではある。今回評価したなかでは最も拡散度が少ない。方眼マットのEc-Dも同程度の傾向。
ML
ファインダーとファインダスクリーンの作りにおいては、AF時代の至高の逸品とも言えるミノルタの名機α9のフォーカシングスクリーン。そのなかでも2番目に拡散度が高いM/ML型。更に拡散度が高いMIIと言うのもあるが、通常の物流じゃなく、ミノルタのサービスカウンタでのみ販売なので、市場で入手できた最も拡散度の高いプラのスクリーンである。
見ての通りかなり字はぼけて見える。このスクリーンはF2.8より明るいレンズじゃないと、ファインダー像はざらついて見えるので、F2.8より暗いレンズを常用する人には勧めない。ピント面が動いて見えるほどではないが、標準のスクリーンよりかなりMFしやすい。100mm Macroの最短付近でもMFは可能である。一応露出は狂うハズなので露出補正が必要なのだが、いろいろと試した結果ではEOS-3/1Dではほとんどいらないと言う感触である。(試す人はそれぞれテストをすること。)
Ee-A
5D標準のプレシジョンマットEe-A。たしか20DとKissDNから標準のマット。10DやKissDのニューレザーマットは、EOS-3並のかなりスカスカなファインダーでなかなか涙ものであったが、このマットはMFができると言うことでかなり好評であるようだ。実際に5Dで使ってみると、5Dのファインダーの視野の広さも手伝ってかなり良い。EOSのファインダーを見直すきっかけになるだろうか。
ぱっと見た感じもEc-CIIIよりはボケ量が大きく、拡散度は高いようだ。MFはやりやすくなっていると思うが、結局はファインダー視野角と倍率も絡むので、EOS 5Dになってその真価が出てきたマットと言えると思う。感覚的には100mmマクロの最短付近のMFが可能となったと言う点が評価できるところ。また明るさは十分に確保されており、F5.6で使用してもおそらく問題は何もないと思われる。
Ee-S
5D/1DN2で追加されたスーパープレシジョンマットEe-S。ざっと見た感じではこれまでのスクリーンよりはボケが大きめで、ミノルタのMスクリーンよりもボケが大きな印象。MIIと同レベルと思われる。このスクリーンは確かに凄い。50mm F1.4をつけて、この作例の文章を斜めから見てみると、ピントがあったところ以外の文字は読めません。ピントの山の移動が気持ち悪いくらいちゃんと見えます。ガラスのスクリーンであるTarlbergのほどの見え方ではないとは思うが、露出補正をしなくてもOKと言うところが最大の魅力であろうかと思われる。ただしF4よりくらいレンズの場合は昼の屋外じゃないとかなり辛い。F4ズームなどを使う場合は、完全にAFを信じて、構図優先で使った方がよいとは思うが、ボケはちゃんと見える。
スクリーンの対決、いかがだろうか? だいぶん主観が入っており定量的な比較ではなく申し訳ないところではあるが、スクリーンの拡散度一つでマットによるMFのやりやすさは結構かわるので、自分の手持ち機材を考慮して選択の糧にしていただきたい。交換できる機種の場合はいろいろ試してみるのも良いでしょう。(って、最近変えられるのって、EOS-1D系とNikon D2系、EOS 5Dだけなのか・・・寂しくなった物だ。)