Equipment

2002年05月01日 水曜日

Bridgestone POTENZA G3

Roadster 1800RSを購入して以来、ずっとタイヤは元々ついてきたMichelin Pilot SX-GTを履いていたが、さすがに山がなくなってしまったので、買い換えることとなった。(昨年冬タイヤに履き替えたときからの課題だった。) 今回は予算も非常に限られているので、表題の如くBridgestone POTENZA G3と相成った。うちのタイヤのサイズは195/50 R15 82Vなので、まぁそれなりのお値段なのだが、1割引で1本10000円弱とはなかなか良い買い物だったかも知れない。乗り心地とハンドリングは多少良くなった気がする。ただもうちょっと走らないとよく分からない。(特に雨にならないとよく分からないものなので。)
いろいろとお勧めがあって、今回はタイヤにN2を充填してみた。静粛性と燃費が良くなるとの話なのだがどんなもんだろうか? と言うことで、タイヤを交換してちょっと走って気持ちが良くなったので、思わず洗車してみた。いやぁ車も綺麗になるとどこかに出かけたくなりますねぇ。

2002年04月28日 日曜日

HORI / 高画質S端子ケーブル など PlayStation2の話題

怪しげなパッケージ名であるが、PS/PS2用 S端子ケーブルである。今まで使っていなかったがそんな凄いお値段でなく高画質かがはかれるとのことで、早速購入。やっぱり滲みのない画面はよいですねぇ。こんな事なら早くに買えば良かった… 1800円だったものねぇ。D端子付きテレビまでは手がでない。
そういえば、なにげにPlaystation.comを見に行ったら、PS2用HDDユニットが販売終了と言うことで、プロバイダ契約付きのBBユニットとして売り出されるのだそうだ。SCEIと契約していないプロバイダを使っている僕はどうすればいいのさ。せっかく時間を作ってXenosagaで遊ぼうと思ったのに… GWあけにSCEIに文句のメールで問い合わせてみよう。(基本的にクレーマーなのか僕って…)

2002年04月25日 木曜日

Linux Japan 休刊?

Slashdot-jpの記事から。正式な発表を見いだしていないが、おそらく休刊であろう。休刊になりそうな理由はいくつも思いつくが、最近雑誌を買おうと思わないうえ、Linux Japanに魅力的な記事や連載がないと言う時点ですでに購入の対象から外れている。創刊された時期を覚えているだけに残念であるが、時代の流れのような気がする。
最近思うのであるが、PC系の雑誌、特に開発者向けな雑誌は資料的価値があるので、記事の電子データをすべて添付して欲しいと思うのは僕だけであろうか。雑誌を物理的に保管するスペースがない上、紙媒体だと検索性がないため、文書としての利用価値がどうしてもないのです。内容は玉石混合で、内容の新旧はあるけれどまだWebの方がマシ。どうにかして欲しいと思うけど、やっぱり無理なのかしらねぇ。

2002年04月21日 日曜日

正義を説く者こそ疑え

と言う題名の宮崎 学氏の本を立ち読みした。この手の本は買う価値は感じないので、立ち読みなのであるが、確かにこの言葉は真なのかも知れない。だいたい何かを信じ込ませて、事を成すと言うことの裏にはたいがい非人間的な事が行われていると考えて良い。見えない現実の存在を見抜いて、冷静に見つめないとならないと言うことか。歴史的に見ても確かにろくな事はないな。とりあえず批判的に世の中を見ていこうという感じではある。

2002年04月15日 月曜日

心の洗濯?

ここずっとうんざりな境遇なので、今日は久しぶりに写真を撮りにと言うかお散歩に出かけた。やっぱり花を見ると心和むもので、それでいて日差しが気持ちよかったので、外を歩いていてとても気持ちが良かった。やっぱりこの時期に写真を撮らずしてどうすると言うことで、カメラを持っていったが、出来はどうであろうか? ちょっとリハビリ中です。
片栗
EOS D30 / EF 70-200mm F2.8L (絞り優先AE F2.8 シャッター速度 1/500 露出補正なし) / WB: Daylight / ISO 100 / 大衡村 昭和万葉の森
桜
EOS D30 / EF 17-35mm F2.8L (絞り優先AE F8 シャッター速度 1/250 露出補正なし) / WB: Cloudy / ISO 100 / 大衡村 大衡中学校付近
???
EOS D30 / EF 100mm F2.8 Macro (絞り優先AE F2.8 シャッター速度 1/750 露出補正なし) / WB: Daylight / ISO 100 / 大衡村 昭和万葉の森

2002年04月13日 土曜日

Quark Star

Natureの記事。久しぶりに物理マインドを呼び覚ます内容かなぁ。さすがに天文学の範疇に属することは知らないので、元の記事はいつものごとく/.-Jからの話。やっぱNatureは記事の斜め読みくらいはせんとならんかな。ええっと、僕の知識が足りないだけだが、今まで、星が新星・超新星(恒星が寿命を全うすると大爆発をする現象)となった後に残されるのは、太陽のような小さな星であればWhite Dwarf(白色矮星)、数倍の大きさならばNeutron Star(中性子星)、10倍以上の大きな星ならBlack Hole(ブラックホール)となると言うことは知っていた。Black Hale自身の内部構造がどうなっているか分からないが、Schwarzschild radius(シュバルツシルト半径)よりも小さな領域は「事象の地平線」のむこう側で議論することに物理的な意味がないので、内部構造に関してはBlack Haleはあまり難しい天体ではないと思う。(おもしろい天体であるには違いないが)
内部構造は、Neutron Starの方がおもしろい。Neutoron Starは非常に密度の大きな星で、内部(Core付近?)では重力が強くなりすぎて、原子を構成できなくなり中性子の固まりになる。ただ中性子はFermionなので、Pauliの排他律に従う粒子であるから、一つの量子状態にならない。つまり縮退圧という重力に釣り合う力が働く。つまり中性子の構造を壊すまでになっていない、まだスカスカ(?)の星である。(中性子は内部構造のある粒子で3つのクォークからなる) 今回の記事では、中性子星にしては振る舞いがおかしい星が見つかって、理論的に予想されていたQuark Star(クォーク星)であろうという話だ。Quark StarはNeutron Starよりは密度があるがギリギリBlack Haleになっていない限りなくBlack Holeのような天体であろうと考えられる。(おそらく降着円盤とかはあるんでしょう。) クォークもFermionなので、中性子の時よりも大きなエネルギーであろうが縮退圧がある。要は中性子の縮退圧より重力の方が強くてクォークの縮退圧より重力が弱い場合にクォーク星になると考えていいのだろう。(きわめて珍しい存在と思うが。)
で、僕の興味は中性子星内部の中性子の流体やクォーク星の内部の物性に興味がでてきそうだ。いままで、超伝導やら超流動みたいにBosonの物性と考えられる(Bose-Einstain凝縮が起こっていると考えられる)物性に興味があったが、Fermionのような変な性質を持っている粒子の量子物性って言うのもなかなか興味深いものだと思う。果たしてこんなことを僕が勉強できるのであろうか? (場の量子論の教科書を読んでも、理解が涌くのはBose粒子の場の理論だものねぇ。違いますかね。)

2002年04月08日 月曜日

車の中をお掃除

今日は昨日の洗車に続き、車内の清掃を行った。2年くらい自分で掃除してなかったので、結構汚れていた。今年は黄砂がいっぱい飛んできたので、あらゆる隙間に黄砂が潜り込んでいたようだ。そのほとんどは取り除いたつもりだが、まだ結構残っている。今日の掃除でかなり綺麗になった。ちと満足である。
で、掃除すると良いことがあるものだ。今日掃除していると、なんと! なくしたと思っていたWorkPad C3を発見したのだ! いやぁ掃除をすると良いことあるねぇ。とはいえ、ドライバーのシートの下に転がっているとは思わなんだ。2年くらい自分で掃除してないので、無くしたのがいつだか思いだせんが、少なくとも1年以上はそこにあった訳で、真夏の厳しい状態もくぐり抜けてきた訳だ。果たして動くんかのう。

2002年03月27日 水曜日

おかしいぞ

最近某放送局の「サイエンス・アイ」や「宇宙」やS.ホーキングの「ホーキング未来を語る」を見たり、読んだりしてふと思ったのだが、「真空のエネルギー」ってなんじゃ?と思って聞いていたら、場の零点エネルギーという理解で良いのであろうか?
現状の観測データを説明できないからと言って、真空のエネルギーを新しい力の源とするのは、ある路線で物理を勉強してきた人間の感覚から言うと、「非常に気持ち悪い」と思う。真空のエネルギーは全体の系の大きさに比例して大きくなると言う説明であるが、エネルギー保存測はどうなるのであろうか? なんかおおざっぱに考えてもかなり怪しい。この場合宇宙論を研究している研究者は、「エネルギー保存測はある局所的な系で近似的に成立する法則だ」も言うのだろうか。
零点エネルギーって場の量子論を勉強したときに出てくる(調和振動子の量子力学でも出てくるが)概念だったと思うけども、なんだか入り口で習うような概念が最後に出てくるとはおもしろいと思うのだけど、ちと無理ありすぎだと思うのね。(僕はこの手の理論は分からないから無責任な批判モードであるのは否定しない。) 僕は宇宙論もおもしろいと思うけど、本当におもしろい物理現象は掌の上に乗るようなスケールの現象が実際のところおもしろくて、それでいて未踏破な領域がいっぱいあると思うのね。そういう意味では原子核以下のスケールでしか見えてこない世界や、重力だけが支配的な宇宙論よりも、物性物理の方がおもしろいと思うのだが、人気は出ないやね。

2002年03月15日 金曜日

通販って便利だねぇ

今更何を言うと言う話ではあるが、コーヒー関連の備品を揃えられるページを同僚の河田さんに教えてもらったので、早速メモ。コーヒー問屋が求めていた店である。うちにはサイホンがあって、たまに気が向いたらこれでコーヒーを淹れていた。サイホンなのでアルコールランプを使ってお湯を沸かすのであるが、アルコールランプのトーチ(芯)は布製だと消耗品になってしまうので、銅製のトーチを使っていた。困ったことに数年前から調子が悪く、宮城に来て以来使わなくなってしまった。さすがにもったいないので、何年もトーチをずっと探していたのである。
と言うことで、この店を発見したのでいろいろ備品を買えるようになった。エスプレッソの抽出機も欲しくなってしまった。これを機に買ってみよう。とはいえ、うちの食器棚も慢性的にアクセスできないようになってしまっているので。食器棚は買い換えなのかなぁ…
しかも豆も購入できるし、ローストとグラインドを指定できるのが嬉しいところだ。さすがに仙台でこういうレベルで豆を売ってくれる店を探すのは難しい。

2002年03月10日 日曜日

文明の滅亡

今日の「知ってるつもり」から。「知ってるつもり」はその名の通り知ってるつもりのコメンテータが無責任な意見を吐く、批判的に見ればかなりおもしろい番組であるが、呆れた意見を吐く加山雄三が嫌いなのと、見るのが疲れる番組なのであまり見ていない。今日久しぶりに見たら、最終回スペシャルとか言う話で、「文明の滅亡」を題材に現代文明のあり方に警鐘を鳴らす内容となっている。最終回的まとめにはいるのであれば、警鐘を鳴らしてと疑問を問うというのはあるかもしれないが…
今回の見方としてはおもしろいとは思うが、かなり一元的ではあるし、言いたい結論を決めてからの議論なのでそういう意味ではおもしろくないとも言える。で、エジプト文明の「女性中心的価値観」からローマ帝政時代に取って代わって、「男性中心的価値観」への価値観の変容があって、その後今まで「男性的価値観」の自然などからの搾取構造が変わっいないと言う。現在のアメリカなどの言うところの「民主主義+資本主義」の行き着く果てに、搾取され尽くした自然がいずれ現代文明の滅亡を招くのではないかいう感じに読みとれる。
僕なんかが思うのは、別に文明が滅亡するのが必然であるならば、受け入れざる得ない。価値観を喪失して新たな価値観が台頭して旧来の価値観が変容して文明が滅亡するならば、それは文明の滅亡ではなく新たな価値観を持った文明の登場と考えたい。こういう価値観の転換というのはいきなり起こる物であって、案外相転移みたいな物と同じような説明ができるものなのかも知れない。ただ文明の交代があるとして問題なのは、その間には混乱と争いあり、停滞と貧困を生む。そっちの方が問題だとおもう。
そういえば、こういう話はアイザック・アシモフの「銀河帝国興亡史」なんかの考察が古いけれどもあって、こういうことを考えるのはなかなかおもしろい。僕はこの本を読んだあとに、エドワード・ギボンの「ローマ帝国衰亡史」などを読んでみたが、一つの文明・文化の興亡を見るのは、歴史の勉強では必要であると思う。生き方や考え方をいろいろと歴史から教訓を得るにはこういう風な本は良いだと思う。ただちと難しい本なので、僕は塩野七生さんの「ローマ人の物語」をお勧めする。日本人は歴史の教育で一つの国家・文明の勃興から滅亡までを一貫して教育されない。これは困ったことである。「平家物語」みたいな優れた文学があるのにもかかわらずである。こういう物の見方はあった方がよいと思うので、ぜひいろいろと本を読んでいきたい。そういえば、ハリ・セルダンの「心理歴史学(サイコ・ヒストリー)」はここの人間を相互作用する物としてとらえて、全体の系(銀河帝国)の振る舞い(歴史)を計算するという、統計力学的な学問だったなぁ。