2001年07月12日 木曜日
会社組織のこと
最近は会社ネタが続くが、まぁ許して欲しい。で、最近の会社の組織についても考え物だ。最近は1年と同じ組織であることがない。どういう話かというと、もともとの構成メンバもかわらないし、やっていることも変わらないのに、仕事の適用範囲が微妙に異なる小集団に分割が進んでいて、どんどん似た機能を持っている部門に分裂されていくのだ。僕の場合は毎年どころか、8ヶ月くらいに1回くらいの割合で職場名が変わっている。無論機能を特化した集団に集約する方針は理解できるのだが、ひとつの組織の構成人数が少なくて、もう人員の代替が効かない。組織を小回りを利かせて柔軟に変更するって言うのは必要なことと思うが、やりすぎかなぁと思っている。だって、だんだん休むに休めないし、不景気が後押しして新しい人の補充も行われない。組織としては完全に行き詰まった典型的な状態で、非常に困った状況だ。まぁ末期的な状況かもしれない。
思えば、大学の研究室って言うのは毎年強制的に人員構成が変更させられる組織であるが、組織の構造自体は学科改組などがなければ、基本的には変わらないものだ。こういう組織の場合、教育・立ち上げの負荷は高いが、毎年人員が変わることにより、組織の老朽化・硬直化がある程度防げる。実際のところ、新しい人が入ってくると、新しい考え方・ものの見え方が入ってきて、人間関係が活性化するものだ。しかし、もう何年も新人が入ってこなくなった。なんてったって、僕が一番若いんだから、もう末期的だ。あきれてしまって笑う気もしない。