Flower

中望遠・望遠マクロレンズ、撮影倍率と画角とフォーマットサイズ

ずっと以前にマクロレンズで適当な倍率に揃えたときの、焦点距離の差すなわち画角の差がどのように現れるかという質問があったので適当に撮影してみた。桜を適当に撮影したので、倍率に若干の誤差(まあ被写体は風で動く物ですから)はあるものの、ざっくりとした比較は可能かと思われる。絞りの効果も差を見るために絞りは揃えて撮影を行った。
本来このエントリーは1年前にアップできたエントリであるものの、しばらく忙しくて放置していたら桜の季節でなくなってしまい、引っ込めてしまった物であるが、桜のシーズンがやってきたのでまあ良いだろう。

2008年 花撮影開始

久しく更新できていませんでしたが・・・元気にやっています。
さて、日曜日は天気も良く桜も見ごろだったので、整備された花畑がある「なばなの里」に行ってきた。今回はもともと桜よりもチューリップメインということで、望遠マクロレンズ、望遠ズームを持って出かけた。
天気だった日曜日とうってかわって月曜日はは雨。今年の桜もあっという間におしまいと言う感じだが・・・ チューリップやパンジーはまだまだこれから。なばなの里はさすがに手が入っている施設だけあってチューリップも色とりどりでパンジーの色をうまく合わせた綺麗な花壇ではあるものの、いかんせん僕の好みから言うと人工的過ぎると思う。まあ綺麗なので見に行ってみるのも一興だろう。
sakura2008-1.jpg
EOS 5D / EF 50mm F1.2L + Extension Tube EF12 II / 絞り優先AE F1.2 +2/3EV (シャッター速度 1/8000) / ISO100 / WB: Daylight

コレオプシス

たまに花撮影に出かける公園はちゃんと整備されているだけあって、道ばたにも花壇が丁寧に作り込まれており、いつも花が咲いているのだが、ひっそりと小さく咲いている花を寄って撮影してみた。この花はキク科のコレオプシスというのだそうだ。小さい黄色の花がなんとも可憐な花である。
コレオプシス1
EOS 5D / EF 50mm F1.2L USM / 絞り優先AE 開放(F1.2 1/800) / ISO100 / WB: Daylight
コレオプシス2
EOS 5D / EF 50mm F1.2L USM / 絞り優先AE 開放(F1.2 1/400) / ISO100 / WB: Daylight
いつもながらEF 50mm F1.2Lでの撮影だが、最近このレンズにも大分慣れてきて、*絞り開放であれば*何とか使えるようになってきた。(この撮影距離だと絞った状態でピントを合わせきれる自身がない。) どちらも日没近くのに日陰での撮影であることも関係しているのか、枯れた花も入っていることも関係しているのか、こうしてみるとどっちの写真もなんとも寂しげな写真になってしまったなあ。

2006年11月12日 日曜日

花撮影 2006秋

コスモス2006
今年は春先に環境ががらりと変わってしまって、ぜんぜん写真を撮っていないということに、秋も深まっていまさらながら思い至った。10月末に例年撮影しているコスモスを抑えておくかと言うことで、三重県桑名市にあるなばなの里に出かけてきた。
これまでの花撮影に使っていた公園は、宮城県のみちのく杜の湖畔公園とか東京都の昭和記念公園と国営の非常に大規模な公園だったこともあり、比較的狭く人が多いと感じたが、ここは入場料がそれなりに取れられることもあって、先の国営の公園と同程度以上に整備された公園であった。コスモスは13000坪の花畑一面に咲き誇っていたが、花期を少々外した感が強い。ほぼ満開状態で、少々枯れた花が多かったかもでしたが、写真を撮らず花を見るだけだったらちょうど良いというところか。
上の写真は85mmで撮影したもので、昨年辺りからコスモスは85mmの絞り開放で、少々引いて前ボケ・後ボケを少々多めに入れてみている。被写界深度が異様に狭いのでなかなか巧く撮影できないのだが、光が花びらを透き通って、なかなか綺麗だった写真を選んでみた。こうしてみるとコスモスもすっかり日本の秋を代表する花になったなと思う今日この頃である。
あと道端に非常に小さな花が咲いていたので、久しぶりに100mm Macroを取り出して撮影してみた。花の大きさはどちらも人差し指くらいの小さな可憐な花。少々露出を切り詰めて撮影してみたがどうだろうか?
バーベナ
コレオプシス

2006年08月28日 月曜日

画像のアップロードのテスト

これまで写真サイトとしても運営してきたので、写真をアップデートできないといろいろ困ってしまうということで、写真をアップしてみた。どんな門であろうか? いかんせん最近写真を撮っていないため、夏どころかどんな写真も半年以上前になってしまうわけで、HDDの中から探し出してみたわけのは昨年の8月に昭和記念公園で撮影した向日葵。今住んでいる付近にはどこか花の公園って言うものはないものか・・・
向日葵2005 その1
向日葵2005 その2

2006年04月01日 土曜日

桜撮影2006

毎年桜の撮影は、天候・休み・咲き具合がなかなかマッチせず、いつも悩ましいのであるが、今年は週末にほぼ満開、絶好の花見日和と言うこともあり、出かけない訳には行かなくなった。そんなわけで割と近くの桜の名所と言うことで、大宮公園まで出かけてみた。桜が綺麗な公園と聞いていたのであるが、人多すぎである。まぁ仕方ないか。
公園の混み具合はスナップ風に撮った写真を参考していただくとして、家族連れ、サークル・会社の仲間、カップルなどとみなさん楽しげに春を堪能しているようだ。今年の冬は本当に寒かったのもあって、こうやって桜を見ると春が来たなと思う訳だ。
その1その2その3その4その5その6
今年はそこそこ写真が撮れたかなと思う訳だが、なんだか別なところでかなり凹む事件があったのだが、更に凹むから日記には書くまい。

2006年03月06日 月曜日

ディズニーランドに遊びに行ってみる

昨日から実家から総出でディスニーリゾートにみなさん遊びに来ているという話なので、大阪からとんぼ返りして合流となった。今日と明日はディズニーリゾートで遊びまくりと言うことで。
この時期のディズニーランドはオフシーズンと言うこともあって、平日ということからも結構好いている物かと思っていた訳であるが、結構人はいると言う印象。(自分もその一人である訳だが。) ただところどころメンテが入っているところがあり、やっぱりオフシーズンなんですなあ。あと風と花粉が・・・ 春の屋外は結構辛いです。
掲載できる写真にいろいろ限界あるかもという感じですが、スナップ的に撮った物、ポートレートっぽく撮った物はええじゃろと言うことで、主に姪と甥の写真を掲載してみる。自然な視点で園内の写真を撮ってみた訳であるが、この外界からの隔絶感はやはりちゃんと思想を持って作り込まれているなと感心させられる。写真を撮ってもそんなに破綻しないですから。
その1その2その3その4その5その6その7その8
こうやって並べてみて、やっぱり子供の写真を撮るのはなかなか楽しい。自分自身が子供を持つことになったら親バカな写真を撮りまくるのだろうか? 姪・甥でこんな勢いだから考えるに恐ろしい物だ。いまのところそういう方向全くあてはないですけれど。(というか、自分が子供を持つというビジョンがまったく描けない。)
あとここには掲載しませんが、夜のアトラクションの撮影も試みてみました。EOS 5Dで撮影する場合はほぼISO800固定で絞りはF4(今回は開放ばかり)で1/80程度がコンスタントに撮影できる条件かと思われます。EOSユーザーで楽に撮りたい場合はEF 70−200mm F2.8L ISがあるとかなり撮影の自由度があがります。(この場合シャッター速度の関係でF4よりはF2.8の方がよい。また手ぶれ補正があるとかなり楽。あと一脚か。)

2005年12月31日 土曜日

今日で2005年もおしまい

毎年こんな見出しで大晦日の日記を書いているわけだが、ついこないだ2004年もおしまいとか言う記事を書いた記憶がと思ったら、2003年もおしまいとか2002年もおしまいとか言った記事を書いたのも最近のような気がするのは気のせいではない。今年は久しぶりに落ち着いた1年と思っていたのだが、4月から勤務地が変わったので、またまた人間関係もがらっと変化して、めまぐるしい変化があった1年だった。気が付くともう今年もおしまい。今年お世話になった方々はいっぱいいて名前を挙げきれないが、今年1年本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
大晦日と言うことで、行く年に思いをはせ、今年はどういう戦いの1年だったか、今年の戦術・戦略とその戦いの成果を主要な分野別にまとめておこう。(と、ほぼ毎年と同じ文章にしてみた。こういうのは毎年そろえておいたほうがよいもので、断じて_手抜きではない_。)

2005年の総括

はじめに概況

2005年の戦況がどのような物であったか述べていくことにしよう。今年は年頭にたてた重いとは全く別なところでばたばた対応させられた1年で気が付いてみると私生活では半分引きこもりっぽい1年となってしまった。全く持って何をやってきたんだかという1年であった。まぁぼちぼち今の生活に落ち着いてきた感はあるので、来年こそ前の会社の上司の言葉を借りて、本業もプライベートも_攻めと成果_にこだわっていこうと思う。

2005年09月19日 月曜日

花写真を撮りに出かけてみる

なんだか真夏のように暑いのですが、連休を何もせずに成果もなしでおしまいというのはもったいないので、今日は彼岸花を撮りに出かけてみた。彼岸花は毎年年明けに撮ろうと思って張り切ってみるのだけど、時期になるとすっかり忘れてしまうと言う何とも毎年失敗の被写体。今年こそはと思って出かけてみたのだが、昭和記念公園を選んだ時点で敗北だった。受付付近で話を聞くと「花がいっぱい咲いていると言うことで良く聞かれるのだけど、うちには彼岸花はほんの少ししか咲いていないのです」と言う話を聞いて、_今年の敗北も決定!_と言うことになった。
まずは彼岸花。花期が過ぎていたせいもあって、ちょっとくすんだ色になっていた。花期の調査は重要である。彩度を上げてだいぶんごまかしてみた。
彼岸花 その1彼岸花 その2
コスモス畑に行く途中でひっそりと道ばたに咲いていた花。紫蘇の一種らしい。
紫蘇 その1紫蘇 その2
今年のコスモス。まだ咲き始めなので背景は思いっきりぼかした写真を撮ることで手一杯。再度チャレンジしてみる予定。
コスモス2005 その1-1コスモス2005 その1-2コスモス2005 その1-3コスモス2005 その1-4コスモス2005 その1-5
ラストに飽きっぽい写真を1枚。ちょうど夕日が良い感じでさしてきたので、夕映えをと思ったらちょっと時間を逃したようだ。180mmで撮ると背景が思いっきり省略できて絵を整理しやすい。
夕映え

2005年08月27日 土曜日

Lightweight Language Day (and Night)

今年もLightweight Languageの年に一度のお祭りであるLightweight Language Day (and Night)に参加してきました。チケットの発売に気がつかなかったので、何とか買えた昼間の部のみ参加。
今年の僕が感じた目玉のひとつ目は、GNU awk(gawk)のXML拡張であるxmlgawkであろうか。僕がgawkやnawkを使っていたのは学部の4年目のころで、あのころは日本語化パッチを当てたjgawkをメインに使っていた。(今にして思うとperlのプログラムも結構書いたけどawkほど使ってないな。) 気がつけば国際化されて、キーワードが増えてXML文書をSAXっぽく扱えるようだ。この拡張はgawkの先端開発版という位置づけで、コンパイルオプションで無効にできるそうだ。awkは行指向ツールとしてはperlやrubyより使いやすいところはあるので、まだ開発が行われていて進化が続いているのかと言う驚きとともに、昔師匠のawkの技でうんざりしてしまいやめてしまったawkであるが、再び遊んでみたいなあと思ったのである。(僕の師匠(指導教官ともいう)はawkとかPostScriptのプログラムをサクサクと・・・)
二つ目は全然追いかけてもいなかったけどPerl6周辺の話。昨年のLLでは北京オリンピック頃と言っていたPerl6であるが、この1年でPerl6のHaskellによる実装(Pugs)を行ったという天才が登場して、突如として開発が加速しているようだ。それにしても1ヶ月でHaskellを覚えて、Perl6の仕様を具現化してしまうとは。若い天才的な人物の登場というのはなかなかエキサイティングなことだったのだと思う。小飼さんのPerl6のデモを見ていたのだけれど、Perl5との互換性を捨てているせいか、言語自身がリファインされて、どことなくrubyに近づいているような・・・ 似たような機能を影響しながら追加していくと、結局PerlとRubyとPythonを足して3で割ったような言語ができるのだろうか? もうちょっとPerlの良いところであり悪いところでもある毒々しさを残して置いて欲しいのだけれど。
他の言語に関しては特に進展があったわけではないのでここで述べる必要もないと思う。ざっと10個の言語プレゼンを聞いたのであるが、聞いた結論としてLightweight Languageとは何だろうかと思ってしまう。個人的なLightweightであることの定義付けであるが、まず最初に軽い記述で高度な処理ができること、次にたいていの人にとって理解しやすい概念のみでプログラム可能であることかなと思う。そういう点でエヴァンジェリストの方々には大変申し訳ないが、monadsとか、Curry化とか、継続とかが一般に理解されるようになるとはとうてい思えない。(一応分かりやすいと思う解説へのリンクは貼った。) むろん関数型プログラミングの威力は理解できるのだが、果たしてLightweightなのか? 誰しも知っていて当たり前なのか? と言うあたりが僕は知りたい。(Scheme的にはSICPを読めと言う話だと思うのだが、みんなしなければならないもんでも無かろう。) ちなみに僕自身はLightweightに関係なく関数型な言語の1つはプログラマを志す人は教養レベルでも良いからやっておくべきだと思ってはいる。第一、面白いし。
フレームワーク対決については、Kahuaは昨年のLLで面白いツールだと思っていろいろ調べていたので、面白くデモを拝見したのだが、もう少しうまく説明できればなという場面が多かったかも。Ruby on Railsについては、一度デモを見ておきたいと思っていたので、今回のプレゼンは参考になった。みんなが凄いというだけあるな。うちのサーバにインストールというのはバックエンドDBをインストールしたくないので保留としても、試験動作環境のDebianマシンには入れてみてもいいかも。ちょっと検討してみよう。Sledgeについては今更Perl Baseなシステムを持ちたくない(我が家の環境でPerl依存なものはもうほとんどない)ので、意見は保留。
「君ならどう書く」というセッションは、漢数字を扱う電卓ということで、面白く眺めさせてもらった。今回の漢数字の定義自身が、一般的ではない(世間的には無量大数まで万進のはず。今回はどの桁か忘れたけど万万進に切り替わる)こともあり、パースをどうするかというところが面白かった。(万万進の場合は人間が聞いてもよくわからなくなるので、少なくとも国内では廃れている。) 桁数が多くなれば誰しもがやるように、下の桁から勘定すればいいのよね。今回は個人的にはプログラム可能な電卓を作りこんでいたPythonのチームが秀逸であったと思う。
あと自由演技のsfの小林さんなのだが、科学技術計算という論点では特に行列計算ができる計算機という位置づけだったかと思う。この手の計算は特に実験系の人は常に悩ましいと思うのだが、測定器が吐き出すテキストデータをなんとかパースして、どう配列に取り込むかという点でいつも悩むところがあるが、このプログラムの場合データを表のようなものに落としこんでテキストファイルとして、テキストファイル自身が行列やベクトルをあらわして、ファイル名を記号として使えるような計算に特化したシェルのようなものという風に読めたのであるが、あの場で量子力学の固有値計算をするのはどうかと思う。説明によっては面白いと思うのだけど。ちなみに僕はあの規模の計算は普通にCで書くべきだと思う。いろいろ悩ましいけど。