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2004年05月29日 土曜日

EF 85mm F1.2LUSM修理完了・顛末

22日の日記で若干続報が入ったが、水曜日にキタムラより「修理完了しました」というお知らせがあったので、早速取りに出かける。修理内容はAFの回転ムラと言うことでUSMの修理とカビ取りであった。使っていて全く気がつかなかったが、_実はUSM壊れてたのかぁ_と意外な修理報告であった。たぶん部品代はUSM関係の修理代と思われる。
気になるレンズを見ると、まるで埃がなく恐ろしいほど美しい状態になっている! なんと買った時より数段綺麗になってしまった。前玉も綺麗になっているので、おそら光学系が全て入れ直しになっている模様。USMも交換されているから、_全くの新品になった_と考えて良かろう。今回の修理はこれまでの経緯の如く超破格のお値段でやっていただいたので、キヤノンさんには頭が上がりそうにないのである。
いったん全く違うレンズになってしまったので、試写してAFを確認してみた。絞り開放でピントは思い通り(と言っても難しいが)の場所に来ているいるようなので、OKとすることとした。良かった良かった。

2004年05月27日 木曜日

自宅サーバ設置 その2

今日からDNSサーバ、メールサーバ、Webサーバと言ったコアになるサービスの立ち上げを行う。DNSはdjbdns、メールサーバはqmailと言う感じでdjbが作ったサービスで固めることにした。HTTPサーバは言わずともしれたApacheを選択。

daemontool

daemontoolはdjb謹製のデーモン管理ツールである。デーモンの起動/停止/設定ファイルの読み直しなどの操作を統一的に扱えるようにできたり、ログローテーションができたり、必要なデーモンが常時起動しているか監視できるツールである。一昨日までの対応でdaemontoolは使えるようになっているので、あとはざくざくサービスを登録すればよいと言うわけだ。

準備

こんな起動スクリプト(FreeBSDの場合)を/etc/rc.d/に入れておけばdaemontoolはサーバ起動時に自動的に起動する。

#!/bin/sh
#
## daemontools by djb
#
DTdir=/usr/local/daemontools/bin
case "$1" in
 start)
    if [ -x $DTdir/svscan -a -d /service ]; then
        env - PATH=$DTdir\:/bin:/sbin:/usr/bin:/usr/sbin:/usr/local/bin \
        csh -cf 'svscan /service &' ; echo -n ' daemontools'
    fi ;;
 stop)
    $DTdir/svc -d /service/*
    (sleep 1; killall svscan)& ;;
esac

ただし上のスクリプトを読めば分かるように、/serviceを作らないとdaemontoolは使えるようにならないので、早速/serviceを作成する。/ ディレクトリにファイルを作るのに抵抗を感じないわけではないが、djb-toolを使うという時点で自分のポリシーよりもdjb先生の方法論を優先すべきだろう。ということで_躊躇なくディレクトリを作る。_(どうせこのディレクトリにはシンボリックリンクしか置かないし。気にしない。)
mkdir /service
chmod 755 /service

2004年05月25日 火曜日

自宅サーバ設置 その1

ぼちぼち作業しないと埒があかんということで、今週は自宅サーバの設置準備をすることにした。先週までにサーバ機にFreeBSDをインストールし終わり、BBルーターのDMZ/GapNAT設定ができたと判断し、作業を開始なのだ。
備忘録のため昨日と今日の作業のまとめをしておこう。

家系サーバの基本設定

家系レンタルサーバ(総本山)の山崎家から分家・のれん分けと言うことになる。FreeBSD4.x系のソフトが集められている三川家さんからアーカイブを取り寄せて、FreeBSD5.xに焼き直した設定にする。基本的にバイナリコピーで/usr/lib/compat/をつかうことになる。設定は覚えている範囲でメモ。

アーカイブのコピー

以下の手順でrsyncして持ってくる。rsyncがない場合は、/usr/iekei/bin/rsyncをローカルにscpして持ってくればよい。(Portsで入れても良いし、Packageで入れても良い。)こんな感じでrsync。家系セットは/usr/iekeiにコピー、chroot環境もしくはjailで動かしたいものは/home/r (実体は/usr/home/r/)にコピーし/home/rのシンボリックリンクを/rとする。
# mkdir /usr/iekei
# mkdir /home/r
# ln -s /home/r /r
# mkdir
# rsync -e ‘ssh -2’ –exclude log -avzH \自分のユーザ名@mike.mkwk.net:/usr/iekei/. /usr/iekei/.
# rsync -e ‘ssh -2’ –exclude log -avzH \自分のユーザ名@mike.mkwk.net:/r/. /r/.
(ここはできたら/r/bin, /r/etc, /r/lib, /r/usrだけでよい)
# mkdir /r/dev
# mkdir /r/var
と言う具合。あとパス周りの設定をするために、/etc/rc.confに以下の設定を追加。単純に言うとスタートアップ時に見るディレクトリを追加、ldconfigの検索パスの追加である。
local_startup="/usr/iekei/etc/rc.d /usr/X11R6/etc/rc.d"
ldconfig_paths=echo /usr/lib /usr/lib/compat /usr/*/lib /usr/iekei/*/lib

2004年05月23日 日曜日

EOS-1Dsに触ってみた

135フルサイズの一眼レフデジカメであるEOS-1Dsのデモ機が近くのキタムラに展示で来るというので触らしてもらった。触った感じは連射が効かないEOS-1Dそのものなのであるが、ファインダーをのぞいてみて、全く違和感がない。135フルサイズだから当然であるが、なかなか感動なのである。
サンプルに店内の写真を何枚か撮らせてもらったが、24mmあたりだと思った程度の画角の広がりになり、非常に使いやすいかもと思ってしまった。ただピクセルが細かくなっているのでブレにはかなりシビアになっているのではないかという気がする。
さすがに1Dsを買うのは投資を回収しきれないので現実的ではないが、EOS-1D MarkIIであれば、考慮しても良いかなどと思い始めている。電池の管理はめんどくさいままだが、持ちが比べものにならないくらい良くなったという意見もあるし。しばらくレンズが欲しいのかカメラが欲しいのかで悩めそうな気配ではある。10Dないしはその後継機にあとを託すことにして、200mm F1.8と135mm F2に走る(実用域でのズームとして17-40mm F4も手を出す)か、1D MarkIIに手を出すべきか…と言うあたりで悩んでいる。ただ、写真ばかりにお金を出すわけにもいかないしなぁ。もっと堅調に生きないとなぁ。(というか、カメラを持って写真撮影に出かけたいんですよ。休みはないけど旅行もしたいし。そろそろ内容を豊かにしないと。)

2004年05月22日 土曜日

IP電話導入

長距離電話の電話代が馬鹿にならないので、IP電話の導入することにしてそろそろ2ヶ月となるが、ようやくVoIPアダプタが届いた。(当然レンタルである。) 早速サーピスの登録をして使ってみることにする。我が家のISPはIIJmioなので、IP電話サービスはIPフォン/Fとなる。提携ISPだと今のところ無料で遠距離電話ができるので、みなさんIP電話にしましょう。(ちなみに凄く割り切った使い方をしているので、普通の電話回線は引いてません。Docomoの携帯からだとかからないみたい。)
実家に電話をかけてみたが、通信品質は非常に満足がいくもので固定電話とあまりさがないというかよくわからん。ただ電話機自身がもうだいぶんくたびれてきている(就職した時に妹にお祝いとしてもらったものである)ため、電話の買い換えをしないとなぁ。

2004年05月17日 月曜日

久しぶりにCSSを変更

何となくCSSを変更したくなったので、CSSをいじってみた。前回の変更は結構大規模だったのだが、思えば1年半以上前なのね。今回はHTMLの構造には手を付けず、ファインチューンという感じ。ついでに背景画像には非常に軽めの布っぽいテクスチャーを使ってみることにした。(3枚のPNG画像で14Kb程度なら許されるだろう。)
行ったのは色合いのチューニングとフォントのチューニングと多少レンダリング周りをチューニングしてFirefoxでもそれなりの結果になるようになっているはずだ。まだmargin周りとpaddingをちゃんと書き下していないので、IEとGecko系で微妙に異なるはずだけども、まぁぱっと見て問題なかろう。Mac関係のブラウザはどうなんかいな?
あとIEに実装されていないCSS2の機能を使ってみたので、Firefoxの人はちょっと動きが違うはずじゃ。

2004年05月16日 日曜日

レンズの修理の話

先日、衝撃の修理見積もりをいただいて途方に暮れていたEF 85mm F1.2L USMのカビ取りの件であるが、昨日お亡くなりになっていたEF 50mm F1.4 USMの修理のためキタムラに行った際に話を聞き、進展があった。
先日の2次業者経由キヤノン大阪に見積もりを取ったところでは、_修理費13.5万円。(がーん)と言う話で、買った値段8.5万円より高く、めいっぱい値切った新規購入価格とほぼ同じなんですけどぉ。(涙) と言う状況だった。まぁあんまりなので、その場でキヤノンの大宮サービスセンタに再度見積もりを出してきたのであるが、「そういえば85mmはどうなりましたぁ?」と聞いたところ、「修理を進めています」_とのこと。「えっ、一万円超えたら連絡来るんじゃないの? なんで?」と聞いたら、なんとキヤノン大宮による見積もりは、修理費9500円。(が、がーん) これじゃ、送料を込みにしても1.1万円にしかならない。危うく12万円もぼったくられるところだった… 恐るべし、キヤノン!
そんなわけで、2本とも月末には帰ってくるらしい。やっぱり防湿庫買うべきだなぁ。

2004年05月15日 土曜日

撮影会デビュー

埼玉に引っ越してきて以来、写真撮影を行っていなかったけれど、TOSIさんののさんに誘われて、すぱいらるさん主催の撮影会に参加させていただきました。みなさんどうもありがとうございました。
撮影会を行ったハウススタジオは自由が丘の結構な豪邸で、雰囲気ある洋館というたたずまいでした。取りようによってはいくらでも行けそうなのですが、調度品が結構ちぐはぐしていて少しもったいないかなと思ってしまいました。一応撮影時に許可を取った(はず)の人の写真を掲載してみます。写ってくださってみなさんどうもありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
撮影会 その1撮影会 その2
撮影会 その3撮影会 その4
撮影会 その5撮影会 その6
撮影会 その7撮影会 その8
撮影会 その9
撮影会 その10
夕方になってなかなか良い感じの日差しだったのと、RANさんの素敵な笑顔に誘われて少し私服撮影もしてみました。やっぱり陽の光の下で写真を撮るとやっぱり良いなぁと思う今日この頃です。(撮影枚数をみたら私服撮影だったのかという勢いでしたけれど。)
撮影会 その11撮影会その12撮影会 その13
と言うことで、まだ眠っている写真はいっぱいあって写ったはずだけども出してくださいと言う話があったら小出しに出そうかなと思うので、ご連絡ください。今回は結構な枚数を撮影したし、どの写真を見てもなかなか良い感じだったので。

2004年05月04日 火曜日

モネ、ルノワールと印象派展

せっかく関東に引越をしてきたので、今までずっと出かけてみたくてうずうずしていた文化的なイベントに出かけることにした。電車の中吊り広告でBUNKAMURA The museumで「モネ、ルノワールと印象派展」を見に行く。さすがに地域的な要素もあるし、終わりが近いせいもあって_とにかく人が多い_。今まで希に美術館に展覧会を見に行っているが、宮城や岩手では混んでいるというか、並んでまで見るようなことはなかった。(札幌はそこそこ人がいるなぁ。) まぁよく言えば仙台あたりだとじっくり絵を見ても、離れて絵を見ても問題なしなのだが、ここではそうはいかないな。悪く言えば、仙台あたりだとこういうイベントに行く人自身が少ないと言うあたりに地域性を見いだせるだろうか。
今回宇野展覧会は、「モネとルノワール」「風景画と肖像画」という対比で見ると言うことで良いと思うのだが、いままで行った印象派の展覧会ではどっちかしか見ることがなく、こういう対比軸で見ることがなかったので大変面白い。
僕の中ではルノワールは肖像画と言う印象が強いのだが、モネとキャンバスを並べて同じ風景を似たような構図で描いた絵があって見比べることができたのであるが、2人の巨匠の生まれ・育ちにさかのぼる物の見方の差が画風の差になっているようで非常に興味深い。

2004年04月30日 金曜日

新たなる戦いの序曲

この日記のタイトルを「戦いの軌跡」としているのは、この日記を付け始めた頃の2001年5月31日の記事にあるように、自宅の通信環境を高速化するための飽くなき戦い(他にもいろいろあるけれど)を書いてみようと言うことからだったのである。今振り返ってみるといろいろあった。某歴史的ベストセラーの如く「光あれ」と言ったら、光がある。すなわちさくっとFTTHな環境になるんだったら苦労はないのである。
ここに来てようやく直接自宅に線を引けるようになった。ここまで戦いを繰り広げたのだから、実際に線を引くという段階で_光であること_と_固定IPアドレスであること_が最優先での選定となった。居住している地域からNTT東日本のB-Fletsのニューファミリータイプとなり(東京電力のTEPCOひかりは隣の市まで来ているんだがなぁ)、ISPは使ってきたサービスにあわせていろいろ変えてきたが、技術的に信用を置けるISPは最初に選択したIIJ4Uを越えるところはなかったので、当面かなり高いサービスであるが、IIJmioFiberAccess/SFとした。(IPv6トンネリングサービスを受けてみようとおもったのもある。)
今日の工事でようやくB-Fletsを使える環境となった。実際にFlets Squareでの速度確認では遅い時でも50Mbps程度、速い時では80Mbps程度出ているようなので、当面非常に贅沢な接続環境となった。まずどこにISOイメージを取りに行っても、使い切るような速度ではあるまい。
これで長かった一つの戦いが終わった。が、しかし_新たなる戦い_がこれから始まるのである。本来インフラを整えるのが目的ではなく、その向こう側にあったインフラの利用が目的なのである。すなわち、自宅サーバを構築した上で、構築したサーバを使って_遊びたい_のである。ということで、新たなる戦いに身を投じることになるのである。