Linux

2005年12月31日 土曜日

今日で2005年もおしまい

毎年こんな見出しで大晦日の日記を書いているわけだが、ついこないだ2004年もおしまいとか言う記事を書いた記憶がと思ったら、2003年もおしまいとか2002年もおしまいとか言った記事を書いたのも最近のような気がするのは気のせいではない。今年は久しぶりに落ち着いた1年と思っていたのだが、4月から勤務地が変わったので、またまた人間関係もがらっと変化して、めまぐるしい変化があった1年だった。気が付くともう今年もおしまい。今年お世話になった方々はいっぱいいて名前を挙げきれないが、今年1年本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
大晦日と言うことで、行く年に思いをはせ、今年はどういう戦いの1年だったか、今年の戦術・戦略とその戦いの成果を主要な分野別にまとめておこう。(と、ほぼ毎年と同じ文章にしてみた。こういうのは毎年そろえておいたほうがよいもので、断じて_手抜きではない_。)

2005年の総括

はじめに概況

2005年の戦況がどのような物であったか述べていくことにしよう。今年は年頭にたてた重いとは全く別なところでばたばた対応させられた1年で気が付いてみると私生活では半分引きこもりっぽい1年となってしまった。全く持って何をやってきたんだかという1年であった。まぁぼちぼち今の生活に落ち着いてきた感はあるので、来年こそ前の会社の上司の言葉を借りて、本業もプライベートも_攻めと成果_にこだわっていこうと思う。

2005年10月01日 土曜日

もう10月

最近日記を書くことをさぼっているのだけど、気がついたら10月。最近本当に時間の流れの感じ方が緩やかになってしまったと言うことか・・・

FreeBSD 5.4p7にアップデート

我が家のサーバのOSをアップデート。インストールしたときにFreeBSD 5.1から5.2にアップデートしたのであったが、そのときはサーバとして実運用に入る前だった。今回はサーバ運用を初めてから初の大規模なアップデートとなる。(とはいえ、入れ替えになるのはカーネルと基礎的なユーザーランドのコマンド・ライブラリだけで、パッケージとしてインストールするようなものは、それなりに追従しているので今回は対象外。)
基本的には、「OSを最新のRELEASEに更新する」と言う記事を元に、ソースをCVSupして、ユーザーランドをmake buildworldして、カーネルをmake buildkernelして、カーネルをインストールしてから再起動し、ユーザーランドをシングルユーザーモードでインストールすると言う感じなのだが・・・
注意する点としては、この手の大規模なバージョンアップの際にはパスワードテーブルとグループテーブルの書き換えが発生する(ユーザーが増える)ので、/etc以下はちゃんと保存しておきましょう。
他は特に問題なくアップデートが完了。おかげでXはX.orgに移行(とはいえライブラリしか使わない。)できて、Linuxエミュレータもインストールできた。次はLinuxの実行環境の構築だな。

2005年05月18日 水曜日

僕はコードを書けないだめだめな人ですが…

思うところを書いてみて、気が付いたら反応リンク集に。ひょえ〜。そんなわけで、コードをかけない人ですが、思うところを書いてみる。僕はコードを書く能力はないですが、そんな僕にもできることはあるだろうと思って、ここ数年Linuxの地域ユーザー会の運営に携わっています。三浦さんとはそのときからのおつきあいですが、いつも大変お世話になっています。僕はごく一面しか見えていませんが、現状のOSSの世界であのバランスで精力的に活動して、どこに出かけても見かける人はそう何人もいません。いつもながらお世話になりっぱなしです。
で、僕が三浦さんのCodeFest 2005 JAPANと言う記事を読んで思ったのは、先の日記に書いたように、いろいろなコミュニティへの積極的な参加・運営、啓蒙・教育、政治的な方面とのやりとりなどを続けてきて、いろいろ板挟みやギャップを感じることががあるのかなと思ったことは確かだけど、あともう一つ。僕は_「CodeFestを日本で開く応援をしたい、推進派になった。人材育成とか、日本発のOSSとか、コードも書かない人に言われたくはない。」_と言う文章を読んで、こういう楽しいイベントがあるんだから、_何より先に自分自身が主体的に参加していこう_とか_こういう場で成長する人もいるに違いないから応援していこう_と言った_凄く前向きな意見_としてとらえたのでした。
いろいろ読んだ中で、狩野さん

ところで、「人材を育成する」という言葉の裏には、「人材として育成される」人が当然存在するわけだ。あなたは人材として育成されたいですか?

はっきり言って私は、嫌である。自分が楽しい事を最優先にしたい。伐り倒されて製材されるより枝葉を盛んに茂らす大木として立っているほうがよい。
という言葉に同感。OSSの世界では特に、三浦さんがおっしゃるところの「利用者」と「開発者」の両輪があって初めて回っている世界だと思う。「利用者」はこれまでの普及活動なり啓蒙活動なりがうまく回って、(内容は別として)それなりの母数に成長したと思うが、「開発者」はどうかと考えると利用者に比して増えているわけではないように思う。(僕はどちらかというと利用者側に目立たないところで種まきをしていた人ですが…) IPAの未踏やコンテストで成長する人は確かにいるのだけど、僕はこの方向ができる人は少数だと思うので、もっと敷居が低い世界があっても良いと思う。(敷居が低いと言っても、こんなにいろんな凄い人が集まることはないと思う。) 実際に一線で活躍している人に実際に会って、その姿を目の当たりにする_と言うことがどれだけ衝撃的なことか、「人材として育成される」のではなく、「主体的に成長する人」_に変わることができるきっかけがそこにあるのだ。ネットだけ見ていると忘れがちだけど、実際人に直接会うことで得るものは非常に多い。そういう人をいろいろ見ることで、何かしらの刺激があるはずなのだ。僕にはコードを書く能力ははないけれど、そういうイベントの開催を応援することは出来るので(実際には能力がないと見切っているだけで、磨けば何かあるかもしれないが話は別。) 今回は参加しようかなと思ったときには既に遅かったが、次回以降何かしらの形で参加できればとおこがましく思っている。
まあ少なくとも、三浦さんに会っていろいろ話をするようになってもうすぐ5年目になるけど、こんなにいろいろ刺激をくれる人はなかなかいない得難い友人です。すべてを答えられない自分の非力さを悔やむことはないわけではないけど、こんな僕でも凄く刺激になるのだから、こういうイベントの場に参加できれば、びりびりいろんな刺激を得られると思う。そんなわけでCodeFest 2005 JAPANを影ながら応援します。
確かに、発端になったであろう佐渡さんの記事での引用「コードも書かない人に言われたくはない」は確かに訴えるものがある刺激のある言葉ではあるけど… Tシャツ作ったら買います。(笑)

2005年04月23日 土曜日

無線LANを使えるようにする

今日の攻略目標は我が家のノートPCの無線LANアダプタ。以前は、NdisWrapperを使っていた。これはWindowsのネットワークドライバをLinuxで使えるようにするという何とも凄いドライバなのだが、でかいファイルの転送(apt-getなど)を行うとドライバごとお亡くなりになる痛い問題があった。(メール読むくらいだったら全然OKだけど。) 最近ネイティブのドライバの安定しているという話を、先週のMozilla Party 6.0で三浦さんに聞いたので、早速インストール。手順は以下の通り。ちなみに我が家はDebianです。

  1. Intel PRO/Wireless 2000BG Driver for Linuxからドライバをダウンロード(正確には、apt-get install ipw2200-source)
  2. module-assistantを実行。手順に従ってipw2200を選択、ビルドまで行う。
  3. http://ipw2200.sourceforge.net/firmware.phpからファームウェアの最新版をダウンロード。
  4. ダウンロードしたファームウェア ipw-2.2-*.fwを/use/lib/hotplug/firmware/ にインストール。
  5. 先ほどビルドしたdebパッケージをdpkg -iでインストール
  6. /etc/init.d/hotplug startするとipw2200がeth3として見えるようになる。
  7. あとは/etc/network/interfacesを適当に設定
  8. 必要に応じて/etc/hibernate/hibernate.confなども修正
  9. これで、ifup eth3 するとネットにつながるはず。
    /etc/network/interfacesの書き方はこんな感じ
auto eth1
iface eth1 inet dhcp
wireless-essid ESS_ID
wireless-mode Managed
wireless-key s:Key

ESS_IDとKeyはそれぞれ各自の無線LANアクセスポイントで設定しているものを入れる。Keyの前にs:を付けるのを忘れないこと。

2005年04月20日 水曜日

久しぶりにカーネルコンパイル

今日は我が家のノートパソコンの無線LANを使えるようにするための下準備。とりあえずLinuxカーネルのバージョンを上げる。作業は以下の通り。

  • カーネル2.6.11.7を展開
  • Software Suspend 2 for Linuxのパッチを当てる
  • 現状のカーネル2.6.6のオプション設定を元に足りない部分を設定(PCMCIA関係がごろっとかわっている。)
  • カーネルのコンパイル
  • 三浦さんのところにある Panasonic Hotkey Driverをダウンロード。(丸ごとまとまったtar ballをダウンロード)
  • Panasonic Hotkey Driverをmake install
    ということで、一応各種ホットキーが使えるようになったこと(前回のパッチではサスペンドだけだったけど、今回は全部使える。さすが素晴らしい…)とHibernateすることとHotkeyの動作の確認までOKのようです。(/etc/hibernate/hibernate.confの設定が多少おかしいので、今日のところはXからHibernateすると復帰しない。やっぱ一回テキストモードにした方がええのかな?) ALSAに変えたせいかどうかは分からないけど、さっぱり音が鳴らなくなったので、さらに調査中… おおむねいい環境になった!

2005年01月01日 土曜日

あけましておめでとうございます

ここを読んでくれているみなさん、僕の写真を楽しんでくださるみなさん、昨年はお世話になりました。今年も変わることなくよろしくお願いします。毎年同じですが、「一年の計は元旦にあり」と言うことなので、今年はどのような戦いを展開するか、「戦いの軌跡」と言う題にしているので、戦術や戦略についてざっくりとまとめておこう。

2005年の展望

はじめに概況

2005年の戦いを進めるために、昨年の反省点を元にまぁいろいろ考えてみよう。昨年の正月同様前の会社の上司の言葉を借りることにして、本業もプライベートも_攻めと成果_にこだわっていこうと思う。ぼちぼち今の生活に落ち着いてきた感はあるし、今年の前半のうちに大分いろんなことがやりやすくなると思うので、新しいことに手をつけていきたいと思っている。

2004年12月31日 金曜日

今日で2004年もおしまい

毎年こんな見出しで大晦日の日記を書いているわけだが、ついこないだ2003年もおしまいどころか2002年もおしまいなんて言う記事を書いた気がするのは気のせいではない。今年は転職・引越しと人生の転機となる大きな変化のあった1年で、住環境や人間関係もがらっと変化して、めまぐるしい変化があった1年だった。気が付くともう今年もおしまい。今年お世話になった方々はいっぱいいて名前を挙げきれないが、今年1年本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
大晦日と言うことで、行く年に思いをはせ、今年はどういう戦いの1年だったか、今年の戦術・戦略とその戦いの成果を主要な分野別にまとめておこう。(と、ほぼ毎年と同じ文章にしてみた。こういうのは毎年そろえておいたほうがよいもので、断じて_手抜きではない_。)

2004年の総括

はじめに概況

2004年の戦況がどのようなものであったか述べていくことにする。前の会社の上司の年賀状には_今年は攻めと成果_と書かれていたのだが、個人的には攻めに攻めた1年だったかと思う。アクティブに変化を求めて行動したが、いまいち成果があったとはいえない。まぁ来年あたりから取り返していきたい。今年から技術系よりは研究系に寄った立場になったので、より注意して形になるように成果を残さねばと思うのである。(これは特に本業について言える話。)
経済的な状況は現段階でほぼ解決した状況(今年はでかい収入と出費があって、これまでのごたごたはほぼ解決したといってよい) 今後は多少余裕はできると思うので今年あたりからちゃんと貯蓄に励もうと思う。なかなか自力で解決できないのだが、残りは車のローンくらいだし…

2004年12月18日 土曜日

亀井さん・白戸さん結婚式

今日はLinux関係の知り合いでいろいろと付き合いがある亀井さん・白戸さんの結婚記念パーティということで、仙台方面の方々(HolonLinuxなみなさん、TLUCなみなさん)と披露宴ならぬお食事会でした。
久しぶりに仙台方面の皆さんにお会いしましたが、亀井さん一人だけが_恐ろしく健康的になっていた_のは気のせいだろうか? これも奥様の手によるものだろうか、げに結婚とはすごいものだ。ということで、末永くお幸せに。
亀井さん・白戸さん結婚式
この記事は下書きです。後日追加される予定です。

2004年08月30日 月曜日

Debian GNU/Linux Expert

僕はすっかりデスクトップ環境ではDebian GNU/Linuxユーザなので、要らないかなぁと思っていたら、Java関連の記事もあるので買ってみた。DebianでJavaに関する優れたサイトはなかなか無くて、あったとしてもなかなか使うのが難しいと言うこともあり、記事にまとまっているとありがたい。この本は新しいバージョンであるSargeに対応しているので、これからDebianを始めようと言う人や、Debianむつかしいなぁと言う人は、この本を眺めて始めても良いんじゃないだろうか?

2004年07月17日 土曜日

起きるの遅すぎ…

起床したら14時というのは、いったい…

Panasonic / Let’s Note R3(CF-R3D)

いろいろ検討してきた結果、どうにもならない状況に追い込まれているので、結局購入。追加した物はメモリを256MBほど。(あわせて512MBとなる。)
実物を見たときに_軽いなぁ_と言う印象だったが、実際に全てが入った箱の重さもえらく軽かったし、取り出してみて_本体とバッテリの重さが同じくらい_と言うところにもびっくり。(あわせて1kg無いのにねえ。)
早速パーティションを切り分けなおして、WindowsXPを再インストール。(HDDの中にリカバリディスクが入っているので結構速い。) 10日の日記に書き忘れたが、WindowsXP Home Editionではなく、Professional Editionが入っていることと、Microsoft Officeが入っていないことがさらに高評価なところである。(だいたいパーソナルなモバイル環境にOfficeは要りません。尤も自宅のメイン環境にもOfficeは入ってないし、家に帰ってまでExcelのアイコンを見たくないので。)
Windowsの再インストール+Windows Updateが終わったところで、おもむろにDebian GNU/Linux (Sarge)をインストールしてみる。インストーラーが素晴らしく良くなったと言う噂を聞いていたので期待していたのだが、これはなかなか良い感じ。インストーラーは直感的に操作できればいいのであって、バリバリGUIである必要はない。感じとしてはFreeBSDのインストーラーと同じ程度かな。最小限のインストールをしたあとに、必要な物を一気にネットワーク経由でapt-getとなるわけだが、回線を速くしてしまうとネットワークインストールに限るという状態。さくっとインストールが終わったのであるが、なぜかXが起動しない… うーむ。