Mathematics

2003年12月06日 土曜日

う〜む、恐るべし

今日Googleで自分のページを検索すると、まぁ予想外のところでリンクされているわなぁ。アクセス解析とかしてないからなぁ。予想外のところでは、XML関連のツールの使い方、特にFOPのインストールの仕方_あたりにリンクが貼ってあったり。(あんなページでも_需要あるのか!) まぁ確かに日本語のソース少ないからなぁ。PSGMLとかもまとめると良いかもしれない。(こないだ.emacsから設定を消してしまったが…)
アンテナなるものにも微妙に捕捉されているようだ。もともと動的な日記生成をしていないので、アンテナに登録されにくいのかなと思っていたのだが、その年のインデックスにリンク貼ればいいのか。とりあえず検索性をあげるために日記のタイトルをテンプレートに入れてみました。さすがに「Diary of 2003」だと検索し辛いので。

しまったぁ!じゃないですか。

なにげにテレビを付けてBS-Hi(NHK)を見ると、アバドがマーラーの交響曲第2番「復活」を振っているじゃないですか。しかも第5楽章の最高潮のこんな歌詞の場面。

2003年10月12日 日曜日

fetchmail+procmail+spamassassinで楽々SPAMフィルタリング

ここ最近やたらSPAMメールが多いので、以前よりSPAMフィルタを導入しなければならないかなと思っていたのですが、時間が取れたのでようやく導入となりました。TLUCのMLで五十嵐さん三浦さんに設定を教わったのと、UnixUser 2003年9月号の特集記事を参照にしてみました。あとspamassassin を fetchmail から利用する方法も参照しました。
うちは自宅でSMTPサーバを公開しているわけではない(自宅のプロバイダの関係でグローバルなIPv4アドレスをとれない)ので、単純にfetchmail+procmail+spamassassinで運用を試みてみます。

インストール

メール関係を扱っているうちのサーバはDebian GNU/Linux(woody, stable)なので、まず/etc/apt/sources.listに以下の内容を書き足し。
deb http://people.debian.org/~nobse/deprecated/backported ./
続いてツールをインストールする。
sudo apt-get install spamassassin procmail fetchmail

2003年10月01日 水曜日

おかしいと思うぞ

ダイエー・ホークスの優勝記念セールのニュースを見ていてふと思ったのであるが、セールで安くものを買うのはOKだと思うのだが、結構携帯電話をかけながら買い物をしている人が目に付いた。安く買い物をして、携帯電話料金を割り増しして払っているんじゃ_あまり意味ないんじゃないだろうか。_ まっ、人のことだからどうでも良いけれど。

ちょっと真面目に…

ちょっと真面目に数式処理を思い出そうと画策してます。さすがに数式処理ソフトを購入するほど資金的に恵まれていないので、Maxima(日本語の解説ページ)ですかね。計算したいのはFourier変換周りなので、数式処理とグラフ化がメインなんですけれど。

2003年09月12日 金曜日

nXML

James Clarkが書いた新しいEmacs用のXML mode。XMLの世界ではJames Clark以上に有名な人はいないと言うくらいの人だが、こういうツールを作ってくれるのは非常にありがたい。
で、素晴らしいと思うのは_DTDが要らない_ということだ。PSGMLではDTDを使ってEmacsでValidationを行っており、要素や属性の補完もDTDを使って行っていた。まぁ慣れれば簡単なのであるが、DTDであるが所以のデメリットはあって、Namespaces in XMLと非常に相性が悪いと言うのが問題だった。例えばHTML 1.1な文書の中にMathMLで書いた数式やSVGで書いた図形などを入れて編集したいなぁと思うと破綻してしまう。運用上の工夫(namespace prefixを決めうちする)をすることによって、出来なくはないが_なんか違うなぁ_と思うのである。
nXMLの場合は、SchemerにRelax NGを採用している。まだ使い込んでいるわけではないが、_DTDの制約から解放されるのではないか_と思っているのである。
インストールはお手軽だったが、Meadowの場合、C-reternに割当たっている「補完」がうまく割当たっていない模様。はて、どうした物か…

2003年07月28日 月曜日

Windows2000 再インストール

仕事で使っているPCのWindows2000の調子が悪くなったので、時間が取れるうちに再インストールと言うことで、今日は一日PCと格闘となった。普段Windows2000の再インストールくらいなら苦もなくというところなのだが、ローカルなハードディスクにOutlookのメールが入ったファイル(1つのファイルで1GB強ある)を別パーティションにコピーしてやり過ごそうとしたところが、格闘の始まりだった。
まずなぜか50MBも空いている2番目のパーティションを2つ分ける。インストールが終わった時点で前半を1番目のパーティション(再インストール前は_10GBしか割り当たっていない_)と併合し、30GBのNTFSなパーティションを2個作るという作戦であった。メールのファイルはあまりに巨大なので、ネットワークコピーをしたくなかったこともあり、新しく作った3番目のパーティションに格納した。
久しくWindows2000でパーティションの作成をやっていなかったのもあるが、どうも最初の作業でPrimaryではなく_Logical_なドライブを2個作ってしまったようだ。時すでに遅く再インストール過程で、パーティションの再作成を始めたときに、この過ちに気が付いた。
ここからトリッキーで何とも知れない闘いの始まりなのだが、もうWindowsに頼ることが出来ない状況なので、knoppixのディスクを借りてきてLinuxを起動した。(Linuxを使うというのはよく使う手である) Linuxからfdiskで1番目のパーティションにFAT32としフォーマット。(実際にはmkfsコマンドを使う。) メールのファイルを1番目のパーティションに移動して、2個目と3個目のLogical Driveを削除し、同じサイズの2つのPrimary Driveを作成する。同様に3番目のパーティションをVFATでフォーマットして、メールのファイルを戻す。
1番目と2番目のパーティションを削除して、一つのアクティブなFAT32のパーティションを作成する。これでよいと思って、Windows2000のインストールを行ったのだが、基本的なファイルをコピーした後に再起動がかかる。だが、bootしない。 うーむ、何度やってもブートしないのである。
そうこう何時間かなんだかいろいろやっているうちにちょっとした油断作業をミスり、メールの入ったパーティションを消し去ってしまった。おおよそ4時間半の作業が水の泡なのである。
こうなっては仕方ないので、素直に諦めて最初からWIndows2000のセットアップを行った。インストール作業過程でパーティションを切り直したら、難なくインストールが終わってしまうのである。何ともなぁという闘いの一日であった。やっぱWindowsのインストールは難しい。knoppixのHDDインストールの方が数十倍簡単だと思うのである。
ということで、今日の教訓。「急がば回れ」 明日はもう時間が取れないし、明日にはこのPCで膨大な解析作業をしなければならないと言うのが頭にあって、彩度のファイルのネットワークコピーを怠ったのが敗因である。急がねばと思うときこそ、確実な方法を採るべきであるという痛い教訓であった。

2003年07月16日 水曜日

GNU R

まじめな統計計算を滅多にしないので、Excelで十分かと思っていたが、ずいぶん前から直らないバグが結構あり、場合によって_Fatal_なので、Excelでの統計計算にあきれていた。かといって、proprietaryな統計計算パッケージ(たとえばSとかS Plusとか)は非常に高価で入手不可能であるため、Excelを我慢してうまく使い続けてきたが、GNUのSとも言うべきRの日本語化が結構な勢いで進んできたので、これはしたりと思ったわけである。Rって何?と言う人もいると思うので、以下にR Projectのページに載っている説明文を載っけてみる。

2003年06月09日 月曜日

今日は昼からお仕事

今日はお休みなのであるが、仕事がたまっているのでひるからお仕事。休みの間にデータ取りを仕掛けてようやく必要分(今日出てないデータはすぐに取れない)のデータが出そろったので、今日はひたすらデータの解析にいそしむ。眠たい疲れた頭で考えているとなかなかうまくいかないものだ。まぁとりあえず切りは付いたかな。今週からマイペースに仕事ができそうである。

写真をアップ

kumanekoさんと撮影に出かけたときの日記記事をようやく書いた(写真の整理が終わった)ので、ようやくアップしました。ギャラリーへのアップはもうちょっと時間がかかりそうです。あと昨日ナツメさんと撮影に出かけたのですが、その時の写真はもうちょっと整理に時間がかかりそう。(明日には何とかしたいなぁ。)

2003年05月29日 木曜日

今日は一日中データ解析に励む

今日は地震のあとに収集した装置のデータ解析に励んだ1日だった。(正確には昨日の夜からやっているのだが。) 地震のようなクリティカルな状況に追い込まれると、通常の解析手法に付加価値を付けてよりやりたかった解析の手法を思いつくのだから、追い込まれると結構いろいろできるものだと思ったわけだが、さすがに定常作業でやるのは大変だから、プログラムを書かなきゃなぁ。(まぁ実験の方法ももっと精緻化しなければならないから、いろいろ仕事が発生しそうだけど、そういう仕事は僕にとって苦ではないのです。)
でもさすがに寝てないとき以外はExcelの画面を眺めっぱなしだったから、さすがに疲れた。家に帰って日記を書いているときも画面を眺めているわけだから、_もっと休んでおけ_といろんな人に言われそうだなぁ。(メールも何通も書いているしね。)

2003年03月10日 月曜日

exif-touch

1月3日にExifの話をしていたと思う。最近日記を巡回していなかったのだが、高林さんの日記をつらつら読んでいたら、exif-touchを発見、しかもちゃんとビッグエンディアンに対応してあって、rubyで書いてある。
Exifの解析をrubyでやろうかなぁと思って、読み解くのが大変面倒なperlのスクリプトを眺めつつ、適当にrubyスクリプトを書き始めていたんですがいたけど、バイナリファイルの処理は書くのが面倒くさいという問題は、あっさり解決。しかもrubyで書こうかなぁと思っていたところ、全部rubyで書いてある。まさに感謝なのである。
ということで、うちのページデザインに合わせて、写真からExif情報を元に撮影データ付きアルバムページの雛形を自動生成出来そうな予感はする。(いつになるか知らないが) まぁこの辺をスタートにすれば個人的には遊べるかなぁ。うーん、最近ますますrubyが楽しいのよねぇ。

2002年11月09日 土曜日

東京へ出発

明日は、従兄弟の義未くんの結婚式のため東京に出発。かなり寒い格好だが、まぁいいだろう。と思って昼頃出発したら午後からは吹雪とのこと。がーん。いつタイヤ交換すりゃいいんだか…

いろいろ買い物

町田の叔父の家に行く途中に新宿で乗り換え(JRから小田急線)のため、新宿でいったん降りて、仙台で買えずにいた文庫本を2冊購入。やっぱりちくま学芸文庫は地方で入手が難しい…
酒井 邦秀 / 快読100万語! ペーパーバックへの道
9月2日の記事で紹介したもの。語数を制限した読み物を多読して100万語程度読めば、ペーパーバックを楽しんで読んでいくことができるでしょうと言う趣旨の本。語彙のレベルは読んだ量に応じて増やす。) Amazon.comで購入できなかったので直接購入となった。やっぱ最終到達目標は、The Lord of the Ringsなのね。
吉田 武 / オイラーの贈り物 -人類の至宝 eiπ = -1 を学ぶ -
高校生に読ませたい数学の本。内容は数学の方程式で最も美しいと思うEulerの方程式 eiθ = cos iθ + i sin iθ を学ぶと言う本。副題にでてくるEulerの関係式 eiπ = -1 は数学の基礎をなす重要な数である円周率πと自然対数の底eと虚数単位iと-1がこんな簡単な式で結びついているという感動的な関係式である。Euler方程式にたどり着くためには初等的な解析学の知識が必要なので、初等解析学の教科書として非常にわかりやすく書かれていて、内容も十分な本でもある。大学生の頃いい本だと思っていたが、絶版になっていたようで最近ちくま学芸文庫から出版されたようだ。優れた解析学の入門書はなかなか無いが、この本は目標がはっきりしているので理解しやすいかな。この本とともに勧められるのは、サージ・ラングの「解析入門」。こっちはこっちで脱帽ものの素晴らしい本だったりする。(こういう本を日本人がかけないのはなぁと思っていた時に出たのが、「オイラーの贈り物」なわけだ。)