Mathematics

2002年10月12日 土曜日

おがわ的視点

今日チャットでいろいろ話していると、確かにそうかなぁと。
こういろいろと好きな芸能人の話(普通に好きなタイプという話に一般化できるが)をしていると、僕の好みの根元は「可愛い」と言うキーワードに集約されそうだ。確かに「可愛い」と言うキーワードは、僕の場合ほとんど女の子にしか使わないのでそうならざる得ないのであるが。至極単純である。
僕の場合、言葉の用法が少し偏っていて、「美しい」とか「綺麗」とか「エレガント」と言う言葉は、絵や音楽と言った芸術な分野でも使うし、方程式(だいたい偏微分方程式が多いねぇ)や物理法則にも適用する事も多い。だからこの手の形容は主観ではなく客観的な視点で述べている場合が多いわけだ。
そう言う点では、「可愛い」と言う言葉は至極主観的で、魂をくすぐるような人にしか使わないのは確か。それゆえに、実際に会ったことがある人にしか使えない言葉だったりする。と言うことで、「可愛い」と言う言葉はありきたりな言葉には違いないが、おがわ的には凄く良く思っていると言うことになる訳だ。実際に僕に面と向かって「可愛いですね」と言われた人は何人かしかいないはずだけども…
まぁそのうちもう少し整理されるだろうが… もっと使う言葉に深みが必要かなぁ。

2002年09月30日 月曜日

今日はお休み

今日は会社に超えらーい人が来るらしく、午前中はクリーンルームに入るなと言う通達がでていたので、午前中は仕事にならないだろうと言う事で、この際1日休みにした。とりあえず、疲れを取るために、半日眠って、午後はいろいろと書きものと洗濯をした。一日これでおしまいと言う感じ。

竹内 淳 / 高校数学でわかるマクスウェル方程式

最近滅多に講談社ブルーバックスを購入しないのであるが、タイトルを見て良いかなと思って購入してみた。
Maxwell方程式と言えば、電磁現象を支配する基本的な方程式であるが、良く考えると高校の物理でそのほとんどを習うのよねと言う事で、割と分かりやすく書かれていると思う。Maxwellの方程式は積分形で書いた方が分かりやすいと言う人も多いが、この本でも積分系の簡便な形(Gaussの法則の場合、積分する閉曲面と電場や磁場が垂直に交わる場合に限定)と言う風な書き方なので、まぁ高校数学の範囲ではこの辺が妥当な所か。
個人的には微分形の美しい式と、Lorentzゲージにおける電磁ポテンシャルで書きくだしたMaxwell方程式を眺めていると、自然は本当に美しいと思う訳であるが、こういう喜びは大学生になったあとのために残しておきたいものだ。
Maxwellの方程式は現在の高度なエレクトロニクス社会の底辺を支える重要な基礎方程式であるが、その片鱗も知る事なく高校を卒業していく日本の高校教育と言うのは一体と思う訳であるが、物理や数学自身が嫌われている状況を考えるにつれて、どうしたものかと思ったりする訳だ。物理学と言うのは、物理の問題を解くためにある訳ではなく、_自然を知り、理解するために存在するものだ。その「理解する」_と言う喜びをうまく教えられたらなぁ。きっとその辺に解があるのだと思うが。

2002年09月19日 木曜日

最近、紙にものを書かなくなったなぁ

昨日、久しぶり(15年ぶりくらい)に肉筆でお手紙を書いたのであるが、ボールペンで時を書くのがこんなに疲れるものだとは思わなかった。むろん、丁寧に書いたのでそのせいもあるが。昔ボールペン一本で数学の勉強をしていた頃は1日中数式を書き殴っても疲れなかったものであるが、本当にものを書かなくなったと言う事かな。たまに書いておかないとやっぱり駄目だなと思った次第だ。

お見舞金がでました

7月に父が亡くなったのであるが、ようやく共済からの見舞金がおりた。飛行機代の半分くらいは戻って来た計算になるであろうか。いやぁ助かった。厳しい財政事情なので本当にありがたい。

2002年09月02日 月曜日

英会話教室スタート

11月に長期海外出張することにほぼ決まったため、今週は定時後毎日2時間の英会話教室と言うことで、今日スタート。出てくる英文は簡単だけども、反射的に出てこないところが悲しいが、2時間も定時後に拘束されるのがもっと悲しい。詰まるところうちの会社の総務の教育部門の「とりあえずやってやったぞ」というところが、かなり見え隠れするところがあって、彼らの気休めにしか見えない。

とりあえず口慣らし

こんな僕でも、口慣らしくらいはしておいた方がええやろということで、ALCから出ている『起きてから寝るまで英会話口慣らし練習張』を購入してみた。
内容はなかなかおもしろいと思うので、Repeatingだなぁ。

2002年05月20日 月曜日

どこの会社も同じようなもんよね。

slashdot-jpから。最近/.-jの記事はこういう感じの多少重複した記事があってなんだかなぁと思うことはあるんだけども、それはおいておくことにして…
最初の話は、シャープさんでメールのタイムスタンプでと言う話。なんだかなぁと言う話であるが、変な対策が取られて私用メールの使用禁止とかになってしまいそうな話でいやな話だ。議論をすり替えられちゃ困る。だいたいサービス残業自信が悪いのであって、そっちを問題にしないとならない訳でしょ。
で、サービス残業をしないとお仕事が終わらない環境にあるというのはどういう事か考えると、うちの会社では、会社も組合もまじめに考えている節が全く見えない。僕なんかはしょっちゅう言っているけど、会社と組合が結託しているようにしか見えないのだ。大概の場合、会社や組合からは仕事を効率化しなさいとよく言われるけども、じゃぁ定時後にやってくる納期の迫った仕事をやらなくて良いのかと問えば、いやそれは困るとおっしゃる。世の中ね、**「2兎追えない」**のよ。このまま行くとインパールじゃないけど、デスマーチですな。まぁつぶれるんだったらつぶれればと思ったりするけどね。
と言うことで、残業しないと間に合わないのであれば、残業代をきっちり払えばよろしい。休日出勤したのであれば、公休取得をさせた上で、代休をとらせればよろしい。 そして、到底間に合わないような納期を設定した場合は、すべてのマネージャの評価を思いっきり下げてやれば良いのです。それが評価主義ってもんでしょ。だいたいそもそもの工数が足りないんだから、人を雇うとかせんとだめじゃないの? と思うんだよね。最近。
次の記事は会社でのネットの私的利用の話。まぁ会社でにちゃんねるとか、いかがわしい画像サイトとかを見ているいるのは非常に問題だと思うけど、線引きは難しいんじゃない。どこでも悩みはあると思うけども。管理屋さんはログ解析とかしているのかねぇ。全くもってご苦労さんだ。このルールを自動切り分けるアルゴリズムを書くのは難しいと思うよ。まぁがんばってくださいな。僕は、会社からはJPCERTとSlashdot-Jとそのほかセキュリティ系とMicrosoftのwebさえみれればいいです。

2002年05月12日 日曜日

MathML+Mozilla備忘録

今のMozilla(1.0RC2)は、MathMLで数式が表示できる。そこで備忘録。

  • まず、mozilla.orgからMozillaをダウンロード。
  • Windowsの場合、Fonts for MathMLからCM FontかMathematica FontsのTrue Type Fontをダウンロード。
  • フォントをインストール
  • MathMLのページを元に、%WINDOWS%\Application Data\Mozilla\Profiles\xxxxxxxx.slt\prefs.jsを変更。
    Unixの場合は適当なリンクで設定例が見つかるのでGoogleに尋ねるべし。

2002年04月25日 木曜日

Linux Japan 休刊?

Slashdot-jpの記事から。正式な発表を見いだしていないが、おそらく休刊であろう。休刊になりそうな理由はいくつも思いつくが、最近雑誌を買おうと思わないうえ、Linux Japanに魅力的な記事や連載がないと言う時点ですでに購入の対象から外れている。創刊された時期を覚えているだけに残念であるが、時代の流れのような気がする。
最近思うのであるが、PC系の雑誌、特に開発者向けな雑誌は資料的価値があるので、記事の電子データをすべて添付して欲しいと思うのは僕だけであろうか。雑誌を物理的に保管するスペースがない上、紙媒体だと検索性がないため、文書としての利用価値がどうしてもないのです。内容は玉石混合で、内容の新旧はあるけれどまだWebの方がマシ。どうにかして欲しいと思うけど、やっぱり無理なのかしらねぇ。

2002年01月23日 水曜日

ようやく5周年

そういえば、今日はサイト開設5周年の記念日なのだ。修士論文を書いている際に現実から逃げたくなって、研究室のパソコンをWebサーバにしたのが、5年前の今日。よくもまぁ細々と続けてきましたが、一時はほとんどほったらかしという話もあったが、記事や写真を盛り込めるようになったのは、本当に最近のことだ。
修士論文の締め切りは1月31日(ついでにFinal Fantasy 7の発売日)で、当時は未推敲のまま2/3くらいしか書いていなかったので、まぁ逃避も良いところだろうか。勢いで作ったという話もある。研究室の学生部屋のホームページの原型を作ったのはたぶん僕で、たぶんに構造に影響を残したようだ。まぁ当時はデータの解析にのめり込んでいて、ひたすらプログラムを書いては結果を待つという状態だったので、論文書きに飽きたときのちょうど良い気晴らしだったと思う。当時のWebサーバはまだ学校にマシンごと残っているのだが、いつの頃からかIP Reachableじゃなくなったので、今は見ることができない。(残念)
その後卒業とともに3ヶ月ほどサーバーを失ったが、一度IP接続をした人間の性というか、通信環境の欠如に耐えられなかったので、97年7月にiij4uと契約。(未だにアカウントは持っている。) 再びWebページを持つようになった。今のサイト構造は当時に作った階層構造のままだ。5年経ってもいまのところ破綻していない。ただiij4uは非常に良質なサービスを提供してくれるプロバイダなのでお勧めだが、Webサーバに関しては多少貧弱でサーバの最大容量は5MBでCGIは使用不可。あまり寂しかったので、しばらくWebをいじる気になれず。すっかり放置状態であった。
この環境に満足がいかなくなったのが昨年5月で、レンタルサーバを探し回ってたどり着いたのが、現在の山崎家である。ここのサーバを使っているとWebやML運営の良い勉強になる。いつも面倒を見てくださるというか、いろいろと教えてくださるあきつぐさんとゆうじさんには本当に感謝なのだ。最近は写真を載せるようになったせいかいろんな方々にここを訪れてもらえるようになり、本当にありがたい。楽しみにしてくれる人がいれば、そのために末永く続けていきたいと思う。
ということで、今後ともよろしくなのです。

2002年01月13日 日曜日

ブロッコリー、カリフラワー、フラクタル

ブロッコリーとカリフラワーといえば、ほおばるほど一気に食べたいと思うような野菜ではない。僕はブロッコリーは食えるけど、カリフラワーは全然だめだ。普段食べている部分はつぼみの部分らしい。朝やっていた番組によればブロッコリー一房で約3万個のつぼみがあるとか。菜の花みたいな花が咲くらしくて、きっと盛大に花が咲くに違いないし、我々は一口でえらい個数の種を胃袋に入れている計算になるかな。
で、今日の昼ごはんにブロッコリーが出てきたので、見てよく考えると、ブロッコリーってフラクタル図形だねぇとしみじみ思った。線が空間をしめているので、フラクタル次元は2と3の間なのかな。今度考えてみよう。
フラクタルって言うのは、非整数な次元を持つ図形・幾何学であるが、その発想はまぁ分かりやすいものだ。普通の正方形の場合は、辺の長さを1/2にした、4(=22)個の正方形で埋め尽くすことができます。同様に辺の長さを1/3にしたときに9(=32)個の正方形で埋め尽くされます。一般的には1/aに縮小したときは、a2個の正方形で埋め尽くせます。こういう場合は、2次元であるといいます。同様に線分なら1次元。立方体なら3次元になります。一般的には1/aに縮小したときに、aD個の相似な図形で埋め尽くせる場合、Dを次元(ハウスドルフ次元)といいます。
普通フラクタルといえばMandelbrot集合の美しい絵(よくかかれている色が付いているとことはMandelbrot集合でないことに注意。)を思い起こす人は多いと思うが、より興味深い対象はCantor集合かな。作り方は簡単で、一本の直線を三等分して真ん中の部分を取り除く。残った2本の直線に対し同じ操作を行う。この操作を無限に行う。思考実験になってしまうが究極的には直線上に並んだ点の集合になる。Cantor集合の場合は1回目の操作で長さは1/3の直線が2本できるので、次元はlog 2 / log 3 で、約0.63という中途半端な値になる。(しかも超越数だし) この無限に続く埃は直線上に並んでいるが、直線の次元よりは小さく、点の次元(0)より遙かに大きい、長さという概念を持たない集合になる。まぁCantor集合は数学で遊んでいると出てくるおもしろい性質を持った集合なので、興味深いと言うことになるかなぁ。
フラクタルは至る所にあるなぁと思って、いろいろ本を読んだ1日でした。

2001年10月14日 日曜日

最近の勉強ネタ

最近の物理ものの勉強ネタであるが、Fourier光学と近軸光学と低次の収差論をかじってみようと思う。まぁお仕事に絡むので。いまのところお仕事な話では、Fraunhofer回折な話でかたつくので、でてくるのは全部Fourier変換ばかり。見たことがある算数で話がすむのは嬉しいものだ。とはいえ、学生のころからFourier変換が苦手なのよね。最近積分記号なんて書いていないから、ちゃんと計算できるのだろうか。とりあえず手始めに分解能の計算でもしてみようと思う。(ああっ、Bessel関数なのね…)
磁性出身の僕としてはもともと光学が嫌い(数式を分かりにくく書く偉い人が多いので。偏見ですが。)なんだけども、まじめに計算すれば何とかなるだろう。でもMathematicaが必要かも…