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2002年12月31日 火曜日

今日で2002年もおしまい

今年は、こないだ2001年もおしまいなんて記事を書いた気がするなぁと思わなくて、実にいろんな事があってやけに昔に書いた気がするのである。でも、気が付くともう今年もおしまい。今年お世話になった方々はいっぱいいて名前を挙げきれないが、今年1年本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
ということで、大晦日と言うこともあって、行く年に思いをはせて、今年はどういう戦いの1年だったか、今年の戦術・戦略とその戦いの成果を主要な分野別にまとめておこう。(と、ほぼ去年と同じ文章にしてみた。断じて_手抜きではない。_)

2002年の総括

はじめに、概況

2002年の活動分野における戦術・戦略に関する概況を分野別に述べることにしよう。
今年は、会社の状況が思わしくなく、経済的には惨憺たるものだった。当初、上期中は良化しそうにないと思っていたが、4月以降は給与カットでさらに拍車がかかった状況。。質素倹約に励まねばと思ったが、思った以上に出費が多く、収支的に±0で済んでいるところが素晴らしいところ。とはいえ、そろそろ貯金とかもしなければと思わないでもなく、将来について多少考えねばと思う今日この頃である。
最近体調をことに壊し気味なのと太り気味(おそらくストレスから来るものと思うが)で、食生活を改善しなければならないが、どうしようもないな。注意することとして、最近壊れ気味な精神状態も何とかせねばなぁ。
今年の大きな事件は、7月に父を亡くしたこと。最後に父を見た時には、すっかり老けたなぁと思わないでもなかったが、かなり元気だっただけにあと何年も生きていそうな感じだったが、突然亡くなってしまった。人生の儚さを感じた1年でもあり、いろいろな方々にお世話になった1年でもある。ありがとうございました。また父が亡くなる1週間前に父に会う機会をくれた石川君にどれだけのありがたいと思ったか分かりません。本当にありがとう。

2002年12月30日 月曜日

今日はいろいろ買い物

今日は時間があるので、いろいろ買い物のため、仙台のヨドバシカメラに行った。天気がいまいちなので、陽のある時間に戻ってくることとした。

VAIO C1用メモリ

我が家の携帯用端末 VAIO C1 VR/BP用なのであるが、Linuxのカーネルコンパイルをしていると、恐ろしく頻繁にディスクアクセスするので、メモリが足りないんでしょうと言う結論にいたり、メモリの増設を決定。著指したところ、最大256MBのモジュールまで足せるのであるが、お値段を調べると、_128MBが5000円、256MBが18000円_だそうだ。投資効果を考えても128MBで十分だろうと言う結論にいたり、128MBを足して全部で256MBとなった。
家に帰ってLinuxのカーネルコンパイルなどしてみたが、恐ろしく快適。やっぱりあの時間のかかりようはメモリ不足によるものだった。あとWindowsMeを使ってもそれなりに快適なんだろうけど、WindowsMeを使う事ってなかなか無いんだよねぇ。(WindowsXP Home Editionにした方がいいかなぁ。)

2002年12月29日 日曜日

忘年会 兼 なすさんの誕生会

今日はカレンダ上、最終出勤日で立ち下げ日である。例年であるが、職場の親しい仲間内で忘年会をするのが通例となっていて、今年も参加。この忘年会は同じ職場の_なすさんの誕生日に当たるため_毎年お祝いなのである。今回は焼き肉屋でおなかいっぱいになるまで食べ尽くしたと言う感じであったが、実にうまかった。また楽しかった。来年もみなさまよろしくお願いします! と言うことなのです。
帰りは高速道路が通行規制になっており、大渋滞。普通なら30分弱位なところが、1時間半もかかった。かなりきつい帰路であった。

2002年12月28日 土曜日

IPv6 over IPv4 Tunnel (2)

昨日はローカルからしかping6が帰ってこないと言うところで挫折という感じであったが、今日は状況の切り分けを行うために、FreeBSDを別マシンにインストールし、検証してみることとした。(IPv6に関してはBSD系OSの方がこなれているし、リモート側で設定につきあっていただいているゆうじさんが分かりやすいと言う話もあるので…) 今日やった作業は以下の通り。

別のPCにFreeBSDをインストール。

いかんせんPentiumなマシンにネットワークインストールなので、これが一番かかった。

2002年12月27日 金曜日

IPv6 over IPv4 Tunnel

昨日の作業に引き続いて、VPN over SSHを張った状態で、IPv6 over IPv4トンネルの作成に取りかかる。手順はこんな感じ。
こないだの資料より、

トンネルの作成

# iptunnel add sit1 mode sit remote 10.100.1.1 local 10.100.1.2
# ifconfig sit1 up

とした。2行目は要るのかな? ただこれを実行しないとifconfigでsit1が表示されません。

確認

pingをとばしてみよう。
# ping6 -I sit1 ff02::1
PING ff02::1(ff02::1) from fe80::c0a8:26%sit1 sit1: 56 data bytes
64 bytes from ::1: icmp_seq=1 ttl=64 time=0.915 ms
64 bytes from ::1: icmp_seq=2 ttl=64 time=1.26 ms
64 bytes from ::1: icmp_seq=3 ttl=64 time=2.56 ms
64 bytes from ::1: icmp_seq=4 ttl=64 time=1.26 ms
64 bytes from ::1: icmp_seq=5 ttl=64 time=1.25 ms
— ff02::1 ping statistics —
5 packets transmitted, 5 received, 0% loss, time 4035ms
rtt min/avg/max/mdev = 0.915/1.452/2.560/0.570 ms
がーん、::1(localhost)からしか帰ってこない。踊る亀さんまで道は遠い…

2002年12月26日 木曜日

VPN over SSH

僕の家でのネット接続はNATなLANに対してなので、普通のクライアントだけという使い方では問題ないが、僕はコンテンツを見るだけの人ではないので、グローバルIPアドレス引けないところにいるのは、なんだかいただけないのである。そこでグローバルIPアドレスが引けるところ(ymzk.org)までVPNを張って、そこからIPv6な世界に飛び込もうと言う算段なのである。今回はお手軽にVPNを引けると言う話の、VPN over SSHの方法を家属MLでゆうじさんに習ったので、Linux(Debian)という環境に特化して、書いてみることにする。おそらくどの環境でも似た話だと思うが…
今回は、pppdでつないでみることにする。(というか、それで十分だと思う。)
なお「待ち受け側」まで込みのメモは、http://www.gentei.org/~yuuji/rec/pc/memo/2002/02/01/を参照のこと。
上記のメモだと SSH-1 で設定を行っているが、いまやどのOSのOpenSSHも SSH-2がデフォルトなんで、いまはSSH-2を使うこととする。鍵を作って公開鍵をVPNの接続先のサーバ管理者に送付する。公開鍵はこんな感じにして作る。(pppdはrootで実行なので、鍵は/root/.ssh 以下に作成することとする。) パスフレーズは ssh-agentを使えばちゃんと設定しても行ける気がするけども。今回はパスフレーズは空でためした。どうせ公開鍵を送って、秘密鍵を持っていないと接続できないんだし。
# ssh-keygen -t dsa
鍵の名前はわかりやすい名前にするといいかも。ホスト hogehogeにつなぐなら 秘密鍵:/root/.ssh/id_dsa-hogehoge, 公開鍵:/root/.ssh/id_dsa-hogehoge.pub 等とすればいいんじゃなかろうか。対話的に鍵のファイル名を聞いてくるので、まぁ適当に答える。
うまくsshで接続できるか確認。(/root/.ssh/known_hostsに接続先を登録するという意味合いもある。)
# ssh -2 -i /root/.ssh/id_dsa-hogehoge -l vpn hogehoge.foo.bar w
これで、すんなり w コマンドの出力が得られたら、sshの設定は完了。
次にpppdで処理するスクリプトを作成。/etc/ppp/vpnssh-hogehoge と言うシェルスクリプトを作って、実行属性を付けておく。

2002年12月25日 水曜日

PM-900ヘッドクリーニング Tips

どんなにクリーニングをしてもプリント結果に筋が残る状況で、何度かクリーニングを行って目詰まり確認の印刷を行ってもOKな状態にならない。さすがにこういう状況に我慢できなくなったので、EPSONインフォメーション・センタに電話して、ヘッド交換の見積もりをとることとした。症状から見て10000円程度との話を聞く。
ただその前にクリーニングをちゃんと行ってみてくださいと言うことで、技を教えていただいた。以下に忘れぬようにメモ。同じ症状の人は_自己責任_でやってくださいな。

  1. まずインクを外す。(PM-900Cは途中で外してもOKだそうだ。)
  2. もう一回付ける。
  3. このとき電源投入時・ヘッドクリーニング時とはシーケンスが異なる、強めのクリーニングが入る。
  4. 何度かヘッドクリーニングを行う。
  5. 目詰まり確認印刷を行う。
  6. テスト印刷を行う。
    上記の対応で、筋状のあとは目立たなくなった。まぁそのうちにヘッド交換に出そうと思う。印刷して気が付いたのだが、「オートファイン!4」を使用するとちょっと赤みが強いような気がする。普段sRGBで画像編集しているし、画面の色空間をsRGBにしているので、プリンタの色空間もsRGBにしてみた。結果としては直感的に好ましい色合いになっている気がする。もっともカラーチャートで色を合わせ込んでいく必要があると思う。これはCRTを買い直したあとでも良いかと思ったりする。
    ちなみにインクは_生もの_なので、賞味期限に注意。(その前に使いきろと言うことか…)

2002年12月23日 月曜日

ネット関連メモ

IPv6を有効にしたカーネルを作ったが、意外なところに落とし穴。吉藤さんから教えてもらったので、そのまま転記。うちの環境では必要でしょう。追及手段をメモ。

# tcpdump -i eth0 -s 1500 -vvv -n

とかしてとったログを眺めて、名前はひけていて、TCPの接続(handshake)に失敗していると言うことがわかった。さらに、
23:21:49.695786 192.168.0.38.1070 > 10.0.0.1.22: SWE [tcp sum ok] 657341670:657341670(0) win 5840 (DF) (ttl 64, id 43121, len 60)~~
“SWE"で ECN が有効になっていることがわかったので、
# sysctl -w net.ipv4.tcp_ecn=0
をためして解決。kernel config 時に CONFIG_INET_ECN を削除すればOK)。
原因はIPv6とは全く関係ないのだが、カーネルコンパイルは家で行った方が良さそうですね。吉藤さんに多謝。

2002年12月21日 土曜日

TLUC 大忘年会2002 〜IPv6とセキュリティで年忘れ〜

今日は東北Linuxユーザ連合会(TLUC)の忘年会と言うことで、蔵王ハイツにて、IPv6とセキュアなサーバー構築というテーマ(二者択一)の講義付きという贅沢な忘年会に参加。
IPv6の方は、USAGI Project吉藤さんによる、「IPv6をLinuxで使う方法」という内容で、クローズドなIPv6ネットワークの組み方・グローバルな環境への接続方法を中心として、LinuxにおけるIPv6の利用方法を講義していただいた。
セキュリティの方は、(株)ファム 根津さんによる、具体的にLinuxを用いて自宅内サーバーを構築し、どのようにして、人に迷惑をかけないサーバーを構築していくかをLinuxにおけるセキュリティセミナーで有名な講師と共に考えていこうという内容で、講義をしていただいた。
二者択一の厳しい内容の選択であったが、今年の第一目標は_IPv6を使う!_だっtので、迷わず選択。kernelコンパイルに時間がかかりすぎたので、補習までしていただいて、無事IPv6 Readyな環境になった。アドレスの手動設定・他ノードとの接続の確認・近隣探索情報の取得・静的経路制御の追加と確認と削除・トンネルの掘り方と削除の仕方・bindとapacheの設定など、内容もりだくさんであった。吉藤さんに多謝なのです。
と言うことで、徹夜に近い状況でコンパイル・設定を行いながら飲み会と言うことで、有意義な一日だった。

2002年11月07日 木曜日

OpenVMS、僕にはやっぱりわからんOSじゃ

仕事柄、OpenVMSを1ユーザとして使う機会が多い。(仕事で使っている装置のOSがOpenVMSなんだわさ。) OpenVMSってネットワークにつながっているマシン同士でファイルのコピーなんかが、ローカルなファイルシステムでコピーするかのように、コピーできたりします。(Unixで言うところのNFSとかsmb-fsとかににているのかね。) 恐ろしく古いOSのわりには、かなり早い時点で独自にネットワークが使えていたんですね。コマンドが何となくMS-DOSに似ているというか、コマンドはVMS風でディレクトリの指定方法が、何となくUnix風でネットワーク機能が貧弱なOSがMS-DOS/Windowsなんですねぇ。
VMSのファイルシステムは風変わりで、ファイルの版管理ができます。(ただ単にコピーがいっぱい残っているようなイメージでファイル名にインデックスが付くだけだけど。) これをFTPで持ってきて、UnixないしWindowsで使うにはどうすればいいのかと思い悩んでいる。単純にコピーだとファイル名がだぶってしまうので、VMS側で工夫するしかないのかなと思っているが、残念ながらVMSのバッチファイルの作り方を覚えるほどの気力はもう無いです。はて、どうしたものか。