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2002年01月01日 火曜日

あけましておめでとう!

ここを読んでいるみなさん、昨年は本当にお世話になりました。ありがとうございました。今年もよろしくお願いします。ということで、「一年の計は元旦にあり」とのことなので、今年はどういう戦いを展開するか、今年の戦術・戦略を主要な分野別にまとめておこう。

2002年の展望

はじめに、展望

2002年の活動分野における戦術・戦略に関する展望を分野別に述べることにしよう。
2001年7月以降の惨憺たる経済状況は、上期中は良化しそうにない。質素倹約に励まねばなるまい。2001年上期までの惰性に任せた支出状況はかなり良化していると思われるので、これまで同様堅調な生活を送らねばならない。まぁこのまま体重が5kgさらに軽くなる程度でちょうどいいかもしれない。
最近体調をことに壊し気味なので、食生活を改善しなければならないが、精神的にも砕けかけているので、そろそろ相談できるというか、気軽な話をできる相手を見つけなければならないのかもしれない状況かもしれない。(謎)

2001年12月31日 月曜日

今日で2001年もおしまい

こないだ正月と思っていたら、気が付くともう今年もおしまい。なんと月日が経つのは早いことか。今年お世話になった方々はいっぱいいて、名前を挙げきれないが、今年1年本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いします。ということで、大晦日なので行く年に思いをはせて、今年はどういう戦いの1年だったか、今年の戦術・戦略とその戦いの成果を主要な分野別にまとめておこう。

2001年の総括

はじめに、概況

2001年を振り返って主な活動分野における結果をまとめていく。
2001年は前半が割と経済的にゆとりがあった反面、7月以降は惨憺たる状況であった。上期までの惰性な支出状況を良化するのに、かなりの支出とと貧乏を強いられた。これは現在に至ってもほぼ変化していない。活動は主に収入の制限によって押さえられている節があって、この状況は半年はさらに続きそうである。来年の回顧には、3月くらいに良化という話を書きたいものだ。これまでの惰性な生活に依存していた食生活が改善され体重が7kgほど減るという何とも言えない副作用があったのは事実であるが。

2001年12月29日 土曜日

今日からお休み。

今日からお休みっす。実家には帰らないので、いろいろとやり残していることを片づける予定です。

Holon / X on Windows

今巷で話題のHolonから発売されたX on Windowsを入手することができた。(Holonの高橋さん、ありがとうございます。) Holonさんで得た情報に寄れば今はほぼ品切れ状態とのこと。数ヶ月前のTLUC勉強会にてHolonの亀井さんに画面を見せてもらっていたが、なかなかいい感じのできばえだ。
コンソールで使う分にはただのcyg-winな環境なので、コマンドラインでcvsやsshを使いたかった僕としては、こっちの用途にもかなうので嬉しい。
Xの方はほぼ実用的なスピード(うちのマシンはP3-450MHz)で使える。Xemacsも使えるところがすごい。まだ準備してないがWanderlustを使えるようにしておこうと思う。まだいろいろ制約はあるが、おもしろい環境だと思う。小関さんのWebを眺めているとやっぱりcyg-winな環境の最大の難点はXサーバにあって、XFree86のWindows版がでた時点で誰かがやると思っていたが、Holonさんが手を出すとはおもわなんだ。今日のところはインストールして動くところまで確認した。ぼちぼち使っていこう。

2001年12月25日 火曜日

超大口径への誘い

ここ数日風邪で不調だったが、夕方には胃腸の調子をのぞいて調子がよくなったので、買い物に出かけた。帰りにキタムラに寄ってみたが、頼んでおいたEF 85mm F1.2Lが入荷していたので、早速試写してみた。ピントはなるほど薄く、少しでも絞ると恐ろしいくらい絞り羽根の形でぼける。はっきり言うと開放でしか使えないレンズ。いちおう開放での作例と、絞り込んだ作例をのせてみる。
F1.2F1.8
EOS D30 / EF 85mm F1.2L / Avモード 絞り F1.2, F1.8 オート / WB:auto / ISO100
絞りの比較。点光源のボケ形状を見るために、開放と常用域のF1.8での撮影を行った。F1.8ではきっちりと8角形のボケが出現する。口径食はF1.2では上下にもケラレがでてラグビーボール状にぼけない。この口径食による上下のケラレはF1.4まで出現し、F1.8で消失する。点光源のボケに絞り羽根の形が出現するのはF1.8位からのようなので、このレンズは開放で使うレンズであろう。
F1.2
EOS D30 / EF 85mm F1.2L / Avモード 絞り F1.2 オート / WB:auto / ISO100
その辺においてあったクリスマス用の飾りを撮影。手持ちでAFだけだが、ねらったところにピントは来ているようだ。人物撮影ではどうでるかであるが、これは実写するしかあるまい。

2001年11月28日 水曜日

書いてあるとおりにもできないのか…

昨日、用があってWindows版のGhostscriptとGhostviewをインストールすることとなった。Ghostscriptってやつは、主にプリンタに図形を書かせる言語であって、知る人ぞ知るAdobeのもっとも有名なプロダクトであるPost Scriptの互換インタープリタ(とビュアー)である。(PhotoshopなんてPost Scriptに比べればカスのようなプロダクトなのよ。その辺の至る所にあるんだよね。空気みたいなもんです。)
で、必要なのでインストールしたいという話があったので、ダウンロードサイトとNifty TeXフォーラムのGhostscriptのインストール方法を解説しているページを紹介してやった。TeXフォーラムのインストール解説はどの記事もわかりやすいと思うので、忙しかったせいもあり、「記事を参考にチャレンジしてみて」と言ってみた。(まぁまっとうな話でしょ。)
で、「うまくいかない!」という連絡がきたので、ちらっとみてみたんだが、ライブラリの場所・フォントの場所を指定する環境変数を設定していないせいだった。記事にはAUTOEXEC.BATにそのまま書き足すようにとわかりやすく書いてあるのだが、その作業をしていなかったためだ。ちゃんと動かないのは当たり前である。
まぁ理由が分かったので、すぐに動くようになったのであるが、インストールしてもらった彼の僕に対する対応がもうだめだめなのある。「AUTOEXEC.BATがどこにあるのか分からない。」「書いてあることが何のことだか分からないので、できない。」ときたものだ。さすがに僕はこの言葉に頭にきてしまった。前者に関しては分からなかったら、ファイルをファイル名で検索すればいいものである。そんなこともできないのか。さらに後者の意見はもっといただけない。誰にでも初めての時はある。だから、ここに書いてあることはよく分からないが、どういうものか教えてほしいと言うのであれば、話は分かる。でも、書いてあることを理解しようともしない、人に頼む。不注意でHDDをクラッシュさせたときも僕が再インストール? 僕がやらなかったら途方に暮れるだけかぁ。さすがにあきれてものもいえない。で、せっかくインストールしてあげてもお礼の一言も言えない。もうなんていえばいいか。(涙)
と言うことで、もう二度とやってあげない。やり方も教えない。やり方を書いてところも教えてあげない。自己解決できるはずなのに、その努力をしない人に力を貸す気にはなれないと言うことだ。
とはいえ、Windowsのユーザーであっても、すでにMS-DOSの知識もなく。コマンドラインで有用であった環境変数だのパスだのと言ったものの意味や設定の仕方なんて知りもしないし、知りたくもないんだろうな。GhostscriptのようなUnix起源なツールを使いこなすのは難しかろう。大学ではせめてWindowsやらMacみたいに「サルでも使えそうな」OSを「コンピューターリテラシー教育」なんかに使わせるんではなくて、叡智の詰まったUnixを使わせて勉強させるべきなのかもしれない。やっぱ道具に使われてはならない。道具は使いこなしてなんぼであろう。で、その割には大部分のWindowsユーザーって、自分でCOMオブジェクトを組み合わせて使うなんていう多少なりとも高尚な使い方もできないんだろうなぁ。そこが唯一のWindowsらしいWindowsの使い方ってものなんだろうになぁ…

2001年11月22日 木曜日

WindowsXP

WindowsXPおもむろに購入。メモリを128M足して256Mにしたかったんだが、すでに64Mが2枚実装されていて、結局128Mを2枚購入した。それでも8000円くらい。なんてメモリが安いんでしょ。XPをインストールしたいノートパソコンのメモリが不安だったが、汎用の144ピンSO DIMMで良いことが分かり、早速購入。ようやくMaxな状態になった。残った64MのDIMM2枚はどうすればいいのさ…
XP自体のインストールはすんなりと終わり、メール環境の移行も終了した。最近VAIO C1(Viola)が調子悪かったので、これを機に元のPC(lily)に戻したという感じ。C1のちっちゃな画面に比べて、14インチでもかなり画面が大きくなった印象の上、アイコンがでかい。GNOMEのNotilusを始めて使った感じに似ているかも。WindowsMeを初めて使った印象と同じで、操作性がWindows2000/98以前とまるで違う。とりあえず、コントロールパネルだけは元の表示でないと何がなんだか分からないので、元の表示に戻し、WindowのデザインはWindowsXPのデザインで使っている。後の印象は「音」がかっこよくというかいい音になったなぁ。評価はぼちぼちしていく予定。

2001年11月07日 水曜日

文化の違い?

なのでしょうか? 後藤さんのところで発見。酒井冬雪さんがMYCOMのPCWEBに連載されている「理系のための恋愛論」の今回の話「彼のメールを読むとカチンときてしまう」と言う話題。電子メールを手紙かメールの延長と言う前提で使うと言う話ならば、彼女の言っている話は理解できる。
確かに手紙を書くと言う視点であれば、引用を入れるとか、タイトルに「Re:」をつけるだけ、というような作法はしない。普通の世界ではないかもしれない。僕は電子メールについては「手紙」と言うよりも、対話と言った印象の方が強く、元メールの引用をしないと何の話題だったのか良く分からなくなってしまう人なのだ。まぁ文化の違いなのかもしれないが、こう言う考えもあるのねと言うことを覚えといても良いかもしれん。
まぁ限られた人だけでしかメールのやり取りをしていないんだったら、そういう話も分からないわけでもないのだが、流量の多いMLを何個か読んでいると、大概のメールは埋もれてしまうもので、振り分けて読んでもプライベートなメールは埋もれがちだ。(タイトルが変わってしまうと結構つらい) そういう相手がいる場合は、個人用のアドレスを作らないと駄目なのね。
でも思うに、僕が電子メールを使い始めたときは、UnixのサーバにtelnetしてMHを使ってメールを書いたものだし、電子メールで日本語のタイトルを使えない時代でもあったし、本文に日本語が使えなかったころの話を伝説で聞いたものだし、そうやって考えるとありふれた道具になったのかもしれない。

2001年10月21日 日曜日

Club CAPA撮影会 in 奥松島

今日は、Club CAPAの撮影会であった。今回の撮影会はテストケースという事でうまく仕掛けていけそうだったら、いろいろと展開していきたいとのこと。われわれでテストということだったが、今後の参考になるであろうか?しばらくCapaを観察していこう。うまくいったらよいなぁ。一泊二日でポートレート撮影とか、三泊四日で沖縄へポートレート撮影とかなかなか楽しい提案だ。リーズナブルにできるのであれば、参加したいものだ。(問題はどうやって休みをとるかだな。)
今回はモデルさんが七生奈央さんだけだったが、いい具合に撮らされてしまった感はある。いろいろと勉強になって実に楽しい撮影会だった。馬場先生の話を今回も聞けてなかなか有意義だった。とりあえずD30で撮った画像をアップしておく。この写真は夕方の方の本当に最後の方の写真。50mmでかなり寄って撮ってみた。多人数参加だとこういう絵が撮りにくいが、最後の方だとみんなフィルムもなくなって結構寄れました。やっぱりハイアングルから狙って見上げてもらう絵が僕は結構好きなんですね。
撮影会の写真
EOS D30 / EF 50mm F1.4 USM / 絞り優先AE (F1.8 +0.5EV) / Daylight / ISO100 / モデル: 七生奈央さん

2001年10月20日 土曜日

シェーンベルク没後50年

久しぶりに音楽ネタ。良く考えたら、今年はアルノルト・シェーンベルク没後50年のようだ。シェーンベルクといえば、「12音技法」の創始者で良くも悪くも20世紀の音楽に多大な影響を与えた音楽家であろう。僕はクラッシック音楽を聴くときにはそんな難しいことを考えて聴いたことはないので、いまいちどういうものか分からなかった。今日「音楽の友」という雑誌に掲載されていた池辺先生(N響アワーで有名ですね)の解説を立ち読みして、なるほどと思った。忘れないようにメモ。
普通気持ちよく聞こえる音楽って大概の場合は調性音楽とよばれる厳密なルールで書かれている。音の主従関係があって、このルールの下で厳密にしたがって音楽が作られている。ただ19世紀の後半あたりになると、リストやワーグナーやマーラーの音楽などは行き詰まりというか、調性音楽の破綻が見える。はたから聴いているとどことなく行き詰まった感じがしてそれはそれで良いのだが、明らかなブレークスルーが必要だったんですね。
一見調性のない音楽ってでたらめに音をつなげれば簡単に作れそうだけどもなかなか作曲は難しいらしく、音を乱雑に組み合わせたら駄目みたい。闇雲にやったら結構できそうな気がするが、「ドミソ」とかつづくとハ長調な曲になったりするわけで、システマティックな方法論が必要だったわけだ。
で肝は、**「ある音を使ったら他の11音を使い切るまで、その音を使わない。」**というルールだ。12音を平等に使おうという音楽の方法を開拓して実践したのが、シェーンベルクということになる。パソコンでランダムに音をつなげればいくらでもできそうだけども、音の集合から音楽にするには、リズムなどの音楽的なセンスが必要だから、まぁそれだけではなくて簡単ではないということだ。
僕はシェーンベルクの音楽初期の作品、つまり最後期のロマン派の音楽である「浄夜」(1899年作曲)と「グレの歌」(1910年完成)をこよなく愛聴しており、調性音楽を捨て去ったあとの音楽はあまり聴いていない。今度どのようなものか聴いてみようと思う。なお愛聴しているのは「浄夜」は弦楽合奏版がカラヤン/ベルリン・フィルの1973年の演奏とブーレーズ/ニューヨーク・フィルの1973年の演奏のものが気に入っている。カラヤン版は大編成で切れがないけどもロマンシズムたっぷりの甘い音楽で夢の世界へいざなってくれそうな感じ。ブーレーズ版は小編成できりっとした演奏でしょうか。ブーレーズは近現代の音楽を振らせたら右に出るものはいない感じですね。(最近はラトルもかなりお気に入りだけど。) 弦楽六重奏版はラサール弦楽四重奏団の1982年の演奏でしょうか(これしか持ってない)。一つ一つの旋律が驚くほど耳に入ってきてドラマティックに聴こえてよい。弦楽合奏版しか聞いたことがない人はこれを聴いておいて欲しい。
「グレの歌」の方は、ブーレーズ/BBC交響楽団の演奏のものしか持っていないが、これがベストな気がする。この曲はシェーンベルクの初期のころの音楽だけども、ワーグナーやマーラーの領域に並ぶか超えている大曲で美しい。デビューして数曲でロマン派の音楽の行き着く果てに行き着いちゃったんだから、もう「12音技法」に行くしかなかったのね。
シェーンベルクは20世紀の作曲家の中でも非常にとっつきが悪いというか、敬遠されている作家だと思う。とはいえ、「浄夜」や「グレの歌」はワーグナーやマーラーやR.シュトラウスを聴く人には難なく聴ける曲だと思うので、ぜひ聴いてもらいたいものだ。(僕も聴かねば…)

2001年10月17日 水曜日

写真関係 To Do

忘れないようにメモ。今後の物欲の向く向き。ただしお金はないので、不要機材を処分かな。
ミノルタ / α-9のMLスクリーン
ミノルタさんは他社ユーザー(Canon、Contax)のためにピントがつかめるスクリーンを供給してくれる善良なメーカーだ。EOSはスクリーンがスカスカでピントが合っていてもあっていなくてもマットの上では**「ピントが合っているように見える」のである。そこでミノルタのM型スクリーン(なぜかEOSのマットよりでかい)を試すこととなった。成功事例はいっぱいあるから、うまく削れれば問題ないでしょう。
Contax S2
最近EOSを使っていて、
「カメラに撮らされている」感じを強く感じる。ということでMFなシステムが欲しいという意見もある。どうせ買うんだったら完全にメカニカルな機材が欲しいのと、Carl-Zeissのレンズ(Planar 85mm F1.4と50mm F1.4)が使いたいので、必然的にこのカメラ。問題はもう生産が終わってしまい中古しかない状態なので、見つけたときは速攻で買いということにしておかねば。
Planar 85mm F1.4
言わずと知れたCarl-Zeissの名玉。ポートレートを撮り続けるなら85mmは欲しい画角だが、キヤノンにはこの明るさのレンズはなく85mm F1.2というクレイジーなレンズしかないので、これは良いかもと思わないでもないが、いかんせんでかくて重い(約1kg)のだ。必然的に他社のものになるが、EOSを使っていると他社のAFレンズを使う気にもなれないので、MFということになる。するともうCarl-Zeissしかなかろう。実はこのレンズは日本製のレンズならば中古で買うと結構安いので、これは良いかもと思っている。絞り込めば鋭い絵が見れてすげーという感じではあるが、問題は開放付近の薄いピントを使いこなせるのかということになるのだが…(使いこなせないから中古で出回っているんだね。)
EF 135mm F2L USM
最近単焦点マニアになってしまったので、次の狙いはこのレンズかな。手ごろな画角と明るさが魅力。クレイジーなレンズではないが、堅実なレンズかな。銀塩EOSならポートレート用。D30なら210mm相当になるから、どう使おうねぇ。買うには70-200/2.8Lを処分か?
TS-E 45mm F2.8
ミノルタさんのスクリーンがうまく行ったら欲しいレンズ。(ただしD30もMLスクリーンにしたのちのことだ) このレンズはMFレンズなのでピントが見えないとつらいのよ。TS-Eは言わずと知れた
「ティルト」・「シフト」**が楽しめるレンズ。45mmというのは、銀塩ならポートレートと風景撮影用に、D30なら中望遠になるのでポートレート用になるのかな。使いまわしは難しいに違いないが、デジタルで練習しまくれば、身の回りの人が持っていないレンズだから、絵に差別化できるかなというのが狙い。
EF 200mm F1.8L USM
こないだ使ってますます欲しくなった。でも超高価なレンズなので宝くじしだい。(宝くじ買わねば。) 解説はするまでもなく、作例を見れば一発。
しばらく機材を買う資金がないので、じっくり考えることとしよう。一応優先順位順に並んでいるが、露出計もいずれ買わないとなぁ…