Perl

2004年08月08日 日曜日

Lightweight Language Weekend 2日目

2日目の前半は最近はやりのblogな話題。僕は基本的に興味がないのだが一応お勉強のため… 大きなblogサイト(Livedoor Blog)やはてなダイアリーなど)の方が来ていたので、個人的には「(政府や各種圧力団体などから圧力がかかりそうな)非常にまずい記事の削除要請があった場合にどのように考えるかの立ち位置」を効きたかったのだが、LLには関係ないし、契約で乗り切れる話かもしれないし、あまりにダークなんで聞けなかった。聞いておけば良かったかな? LLの最も巨大な応用先であることは認めるが、blogだけでこんなに時間を取るんだったら他の話が聞きたかった。
Lightning Talkは詳細はあまり覚えてない。(なんせ半分くらいBitKeeperと話をしていたので。) 平内さんの「木のマッチ」では、Schemeを使用した木構造のデータに対して正規表現みたいなパターンマッチをする話。さくっとXML VallidatorがかけるあたりがSchemeのマクロらしい。久井さんの「Gauche-glによる、3次元図形言語」では、Gauche-GLとストリーム(SICP Chap3の後半)を使ったアニメーションによるプレゼンでGaucheではこんなこともできるのかと言うこともあってこれまた面白かった。
高橋さんの「日本Rubyの会設立」の話は要点とをついたインパクトのあるプレゼンで、こうあるべきかと思ったり… 早川さんの「LL侍」は最初は照れが見えたが、吹っ切れたあとはかなり面白かった。(もう一段切れが欲しかったかな。)

2004年08月07日 土曜日

Lightweight Language Weekend 1日目

行ってきました。ざっくりとした的確な要約は、まつもとゆきひろさんのMatzにっきを参照。(こんな手抜きで良いのかな。)
あまりに手抜き過ぎなので、印象深いところをかいつまんで。今回はPerlにしてもRubyにしてもPythonにしても大きな変化がなかった1年なので、逆にマイナーな言語の存在が目立つカンファレンスでした。特に、SchemeやHaskellと言った関数型言語の人が目立ったなぁ。
今回特に面白かったなと思ったのはSchemeの1実装であるGaucheですかね。ここ数年Schemeは忘れ去られていた感がある(入門的な書籍類が全て無くなっていたので)のだけども、国内的にはGaucheのおかげで復権したと考えて良かろう。またどの言語でもキラーアプリがあれば動き出すのであるが、Gaucheは継続ベースのWebアプリケーション・フレームワークであるKahuaが最近広まってきていて、その紹介などがあった。HTMLをさくっとS式で書けるのは良いかもしれない。あとSchemeを勉強していてサッパリ分からないものの一つが継続で、これはいったいなんじゃろ?と言うあたりが今回少し解決した。今日あたりから「何でも継続」を読んで、真面目にSchemeで遊んでみようと思います。SICPでは凄く後のほうに載っていますが、LISPとは根本的に違うScheme特有の概念だと思います。
あとGroovyの話も面白かった。(「Javaの奇妙な冒険」と題した後半は爆笑物だったが。絵は補完すること。) JavaVMの上でJavaのSyntaxに似た言語で、Ruby-Likeなクロージャー(一昔前までイテレータと呼んでいたもの)を書ける言語で、出かける前にこれはなんじゃろねと言う話をしていたが、なるほどなと思いました。(出かける前までは_またよく分からない俺言語誕生かと揶揄していたので_)まぁよく考えれば、JavaVMのパフォーマンスがあがれば、何の変更もなくパフォーマンスが良くなるわけだし、もっとも多くのVM開発者がいるのはJava周辺ですから、こういうアプローチはアリかもしれない。(JavaのAPIをそのまま使えるというのはおまけだろう。)
「LLでお仕事」のBOFではいろいろと悲しい話を聞く。まぁ今回のカンファレンスではJavaは明らかにアウェーであるのは確かなのだが、LL全体としてはCやC++、VB、Javaに比べると立場が弱い。あとLLの中でもPerlは割と認知されているが、「Rubyで書いた検証プログラムを顧客の無理解から泣く泣く書き換えた」というかなりショッキングな話もあって、三浦さんとPerlで書き直したソースを解読するよりrubyを勉強する方が時間かからんだろうなどと言っていたのだが、何とも切ない話だ。クライアント側で考えると選択できる言語の幅は狭いので泣く泣く環境を選ぶことはあるのだが、サーバーサイドなら何とか選べるんじゃないと言う意見もあった。あと印象的だったのは、まつもとさんの_「秘密兵器」としてサクセスストーリーを積み重ねるしかない_というもっともな意見で、僕もそう思う。まぁこういう便利なものは便利と悟った人が効果的に使えばいいのかなと思う。
「君ならどう書く」のセッションでは前半は「ls-lRシェル」、後半は「n-Queen」ゲームと言うことだったが、前者は各種言語の考え方は分かるのだが、デザパタに当てはめるのは結構無理があるような… 後者はプロトコルは格好いいんだけども、ゲームバランスが… HTTPでなくて独自プロトコルの方がまだ良いかもしれない。あとルール的には誰かが負けるとおしまいでなくて、最後まで残ったものが勝ちとすべきだったかもしれない。まぁ来年以降の課題ですな。

2004年04月06日 火曜日

エリザベス・ヘイドン / 「ラプソディ -血脈の子-

最近何人かの人に面白いよ〜と宣伝されていたので、電車通勤になった事もあって、久しぶりに長編ファンタシイ小説に手をつける事にした。本当はもっと以前に購入するつもりで目を付けていたのだけど、読む時間が無くて放置していた。今日は購入しただけ。

Lightweight language magazine - ライトな言語でプログラミングを楽しもう!

Lightweight Languageって何だ?と言う話はあるけれど、PerlやpythonやPHPやRubyと言った軽量で抽象度の高い記述ができるインタープリタ言語と言う物が分類されるらしい。本の内容は昨年夏のLightweight Language Studayをまとめた内容と言うところが的確か。内容はある「お題」を出して各言語で書いたらどうなるかとか、先にあげた書く言語の紹介、便利な使い方等が書かれていて面白そうだったと言うところが即買いの理由。まぁじっくり読み込もうと思う。

2004年01月12日 月曜日

久しぶりにLaTeXをインストール

広瀬さんの日記にTeXの話題が載っていたので、久しぶりにLaTeXをインストールしてみることにした。まぁLaTeXじゃないと書けそうにない文書はそれなりにたまっていると言うのもあるので、ちょうど良いかというきっかけだった。
ということで、家でもPDFを生成できるようになったのだが、久しぶり(おそらく7年ぶり)にLaTeXを触って思ったのは、_こんな物をよく使いこなしていたな_と思わざるを得ない奇怪なTeXマクロ(まだPerlの方がマシかも)とバッドノウハウとしか思えないソースの断片であった。自分の修士論文のソースを読んでも、よく書いたなというマクロのオンパレードでびっくりなのである。
しかも当時はちゃんとMakefileを書いてmakeしていたようだ。(platex main.texを3回実行するより、makeで一発というあたりを買っていたらしい。) なんだか昔の苦闘のかけらを掘り起こしたような気がする。とりあえず昔のIsing模型の勉強ノートとかこれから手を入れたい光学の勉強ノートとかを書いてみようかなと思う。やっぱり数式はTeXよねと言うあたりをPDFで表現できるかな。

2004年01月11日 日曜日

GNUの20年

ずいぶん前の話になるが、昨年はrmsがGNU Projectへの呼びかけ(翻訳,後の「GNU宣言」の元になる文書だと思う)から20年目の年だったそうな。昨年の9月末の話なので何をいまさらという話であるが、1月5日のNewsforgeにrms自身による「The Free Software Community After 20 Years: With great but incomplete success, what now?」という記事(和訳)が掲載されていたので、読んでみて思い出したかのように日記の記事にすることにした。
ソフトウェアにそれなりに踏み込んでつきあうようになると誰でもそうであると思うが、GNUの成果物の恩恵に預かっていることに気づかされることが多い。僕の場合は今年で11年目になると思う。最初の出会いはテキスト処理をするために使い始めたawkであるが、MS-DOSで使っていたので当然GNU版のawkであるgawk(の日本語版jgawk)だったように思う。当時書くのもめんどくさいテキストファイルのフィルタ処理がこんな簡単な言語でできるもんだと感動して使った記憶がある。(その後、awkの使いこなしでは師匠に絶対勝てねえと思ってperlを使うようになりawkを忘れ、今はテキストの処理の需要があまりないのでなんにもやってないが。)
その後、数値計算でCでプログラムを書く機会が多かった(Fortran嫌いなんで)ので、MS-DOSでMS QuickCを使っていた。Cを始めた頃はこの処理系でよかったが、当時積分計算をすることが結構多くて処理速度を稼ぐために最適化をかけたいことがよくあった。ただMS-Cのような処理系は_学生時代には絶対買えないお値段の処理系_(今も買えませんが)で、とても手を出せる状態にはなかった。またMS-DOSの制約以上の大きなメモリ空間を計算上必要としていたこと(こっちの方がより重大だった)ため、どうしてもMSのツールじゃ駄目だった。そんなときに大学のFTPサーバを覗いていて発見したのが、GNUのCコンパイラGCCのMS-DOS版であるdjgppでした。DOS-Extenderという妙な環境で動く何ともしれないコンパイラだったが、結構長い間愛用していた。
その後のLinuxの登場によりMS-DOSという妙な環境ではなく、何の制約もないUnix互換環境でGCCを使えるようになったので、ソースファイルごとLinuxの環境に移行してしまい、それ以来何かツールを作る環境はLinuxの上でやってきているし、こんな素晴らしいものはないと言うことでLinuxや*BSDの普及活動に時間があったら手間を惜しまず関わっている。まぁ最近はC/C++でプログラムを書くこともなくなったので、すっかり一利用者になってしまったけども。(お仕事上のVBAは除く。あれは選べない環境なので。)
最近の風潮ではGNUのGPLによる配付の縛りがきつすぎて、_GPL嫌い_な人を結構見かけるが、近年のオープンソースムーブメントのよりどころは_Linusによるバザール的開発手法の発明_とESRによる精緻な再定義によるものだとかんがえられる。しかし実際にはそれ以前の_rmsのFree Softwareの運動が基礎として存在_しており、GNU嫌いな人も_アンチテーゼとしての存在としてのGNU_なしには語れない訳だから、すべてに対して影響を及ぼしていると考えて良いと思う。改めて凄いことだと言わざる得ない。
さて、最初のrms自身の記事にもどるが、ちょっと過激なところはあると思うが大いに刺激を感じる記事かと思う。たしかに僕自身も特許やら企業秘密の中に生活している人なので、特許や企業秘密に依存するソフトウェアがどうしてもclosedでものでproprietaryな物にならざる得ないのは理解できるので、「Non-free software carries with it an antisocial system that prohibits cooperation and community.」は、ちょっと言いすぎだろうと思うが、先鋭的な意見を述べて戦い続けなければならない立場を考えると、確かにそう言い切ってしまわねばならないのだと思う。
さらに読んでいくと、