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2004年09月04日 土曜日

GT選手権 Rd.5 ツインリンクもてぎ

今日はGT選手権ということで、こないだの研究室の飲み会でレースが見てみたいといっていた菊地君とレース観戦をすることになっていたのであるが…
さすがに当日集合だと厳しいので、菊地君には前日に来てもらうことになっていたのであるが… 夜12時を過ぎてもまるで来る気配がない。結局合流したのは午前3時過ぎだったが…
今回は予選だけの観戦だったのだが、RQを見たいということで、仙台方面からあゆみさんとniaさん、福島方面からkumanekoさんご夫妻と一緒に見に行きましょうということになっていたので、茂木で合流。(ピットウォーク券を前もってkumanekoさんに購入してもらっていてよかった。どうもでした。)
WRCがやっているというのに、この人の多さは何だという感じだったが、おそらく今年は富士スピードウェイの改修で関東方面での開催が茂木だけだったからかもしれない。RQの写真はあゆみさんとkumanekoさんの言われるがままに撮影。気がついたら結構な枚数を撮ってました。
予選が始まったあたりで皆さんとお別れしてレース観戦・撮影モードに以降。今日の予選はあいにくのお天気で予選が進むにつれてだんだん雨が降ってきて、レースとしてはなかなか見ていて面白かった。服部尚貴の追い上げがすさまじかったな。(雨の中をベストラップだしまくりだったし。) まぁ撮影は機材を雨から守るだけで結構大変だったけど。
帰りは渋滞が緩和するまでホンダミュージアムの見物をして、帰り途中からすさまじい土砂降りになったけども、何とか宇都宮経由で餃子を食べて、小山温泉で風呂に入り、自宅に帰りついた。結局時間がかなり遅かったので、菊地君は今日も泊まり。

2004年08月29日 日曜日

デジタルに移行して、3年…

良く考えたら24日でデジタルに移行してちょうど3年になる。(D30を購入したのが2001年8月24日なのね。) まぁ節目なので、ざっくり振りかえってみよう…
本格的に写真をはじめたのは99年である。それ以前は趣味で写真と言うよりは何かのイベントや観光時に記念写真を撮ると行ったごく平凡な写真ライフで、でも使っていたのはマニア心を揺さぶる一眼レフタイプの初のメガピクセル機であるOlympus C-1400Lであった。(最初はデジカメだったんですよ。) ただしばらく使っているうちに、被写界深度を使った撮影ができないことに気が付き、デジタルを諦めることになる。カメラ雑誌を眺めているとデジカメだと絶対撮れないような作例が山のように乗っていたからである。
そこで、心機一転、銀塩を志すこととなる。ます最初に使っていたのはKissIIIで、付属の標準ズームレンズと望遠ズームの70-300mm ISですぐにでも手を出せる風景の写真を撮りはじめたのであるが、いまいち風景写真の撮り方が分からなかったので、被写体は迷走していた。それなりの満足があったんだけども。そのあと花を撮ってみるとかなり面白くなってきたのでマクロで花が撮りたくなったのと、KissIIIに100mmマクロ(旧タイプ)を付けてみると結構アンバランスなので、EOS-3に乗り換えようと言うことになった。(ちょうどその時に100mmマクロがUSM化されたので、結局100mmマクロは資金的な準備している間にUSMな方を購入することになったのであるが。)
乗り換えて1年くらい他のレンズを購入できなかったので、100mmマクロだけで撮影することとなる。ストロボもないので昼の間にがんがん撮ると言う物で、さらにこのころはフィルムも固定してRDP2を使っていた。今考えれば結構有意義だったかもしれない。(ということで、僕の標準レンズは100mmだし、フィルムはRDP2とかRDP3が一応メイン。)
そのあと花だけ写すにしてもかなり不便なのと描写の変化をあるレベルで楽しみたかったので、レンズのラインナップは17mm〜200mmまでF2.8で撮れるようにすると言う方針になった。
最初は良くあるパターンだが、当時切実にもっと望遠がほしくなったので、70-200mm F2.8を購入。当時F4のズームがなかったのと、IS化を待てなかった。買った季節にもよるがチューリップの写真が、撮りたかったのもあるし、ちょうどレース観戦に行くようになったころなのでレースの写真を撮りたくなったと言うこともあった。(RQの撮影にもだいぶん役立ったが。) あとフィルムの方はこのころあたりから、RVPが増えた。花やレース写真を撮っていると彩度の高いこのフィルムが麻薬的に楽しかった。
その次に2000年の年末に妹が結婚したので、結婚式スナップも撮らねばと言うことで28-70mm F.8を購入。これはこの手のイベントやポートレート、コスプレ系のイベントでずいぶん役立った。300mm F2.8を購入したのもこのあたり。冬に白鳥を撮りまくったのだけど…

そのあとCAPAで連載をされている馬場さんが講師として来ていたキタムラ主催のポートレート撮影会に行ってから、少しずつポートレートをはじめることになった。(ぐわー、このころはRealaACEなんか使ってますな…) まぁ当時は撮影会に行くことが多かったが、仙台コミケを介して少しずつ増えることになる。
その翌月、フォーミュラニッポンとポートレート撮影に出かけまくったこともあり、消費したフィルム・プリント代を計算すると大変なことになってしまったことと、この月あたりから残業規制が厳しくなりそうな感じだったので、ランニングコストを押さえると言う方向でEOS D30を購入。(この判断は正解だったのだが。) D30で画角が狭くなるので、17-35mm F2.8を購入。(16-35mmがでそうな感じだったけど、やっぱり待てなかった。) さらに長玉系の知り合いのかたから、50mm F1.4いらないっすか?といわれたので購入。これでしばらくおしまいにする予定だったのだけど…
デジタルに至る道はこんな感じで、僕の場合は元がデジタル。銀塩はその途中の寄り道だったわけだが、やっぱりデジタルに戻ってくることとなったのであるが、銀塩は銀塩でフィルムを変えれば同じ構図でもイメージは変わるし、いろいろ工夫もあって楽しかった。露出のコントロールをポジで学んだせいか、デジタルに戻ってきてからカメラの性能による露出のばらつきを感じることはあっても、おおむねコントロールできているので、銀塩を経験しておいて良かったのかもしれないと思っている。
さて3年経って結局デジタル移行で何を得たかと言うことだが、_ランニングコストを考えずに写真を撮れる_ことと_残り撮影可能枚数をあまり考えなくても良い_ことが大きい。単純に言うと撮影時の精神的な余裕を少し得たと言うことだろうか。写真の質という点では僕はD30の絵は好きだったし、キャビネサイズからW6切までは300万画素で十分なレベルであろうと思う。ただランニングコストと言うよりはトータルコストを考えると、3年で1台分(約30万円)だなと考えていたのであるが、結局3台分以上のお金がかかっているわけで、思惑通りだったかというとそうでもないような気がするのである。(結局レンズにもずいぶん投資したことにもなるので。)

2004年08月20日 金曜日

EOS 20D発表

前々から噂になっていたのと約2週間ほど前に某カメラ屋さんで販売店向け説明会の概要をこっそり教えてもらっていたので、まぁ想像の範囲内でのスペックですかね。ざっくり作例写真を見てみたところ、1D Mk2の絵にだいぶん近いと思った。DigicII採用 800万画素という点を考えるとまぁ似たような絵になるはずだけども。今回のモデルチェンジで10Dでの不満な点がある程度解消されているようだ。以下に思うところを書き連ねてみようと思う。
まず起動速度が向上した。たしかに10Dまでは起動速度が遅くて、僕あたりは常に電源ONでの運用をしていた。消費電力はそんなに多くないのであまり気にはならなかったのだが、ON/OFFをする人には使いにくかったかも。
連射速度,枚数アップについては、この辺は5コマ/秒で30枚くらい(要は5秒くらい連射可能)というあたりかねえと予想していたら、5コマ/秒、23コマ連続撮影可能ですか。Rawでは6枚くらい。まぁ予想通りでしたか。10DはJPEGで9コマでした。結構いらいらする場面があったので、ようやく妥当なスペックになったかと。書き込み中にシャッターが切れると嬉しいが、これはどうなんだろう。実機を触るまで分からないな。
DIGICIIになったことで、どうやらRAW+JPEGで撮ったときに、RAWファイルとJPEGファイルが分離されるようになったようだ。これはかなり評価して良いかも。埋め込まれたJPEGをいちいち取り出すのが面倒だったので。
E-TTL2の搭載。まぁこれは当然で中級機が最後(現行では1Dsだけが非搭載か)になってしまったが、これは当然予想の範囲だろう。というか、恐ろしいことに今までストロボで測距時の距離情報みてなかったんだね… そんな馬鹿な。道理で調光がおかしいと思った。(1DMk2の際に同じことを書いたが。) ただETTL2はざっくり使ってみた感じでは調光補正はある程度必要ですね。まだ条件出ししてないけど。
あとは細々したところばかりだけど、バッテリーパックが変わって乾電池も使えるようになっているみたい(バッテリ無くなったときに逃げが欲しいのよね)とか、測距輝度範囲が-0.5EVからになっているとか、色温度入力範囲が2000Kからになっているとか、長時間露出時のノイズがより改善されているとか、ちょっぴり嬉しいところが多いです。
ただ逆にEF-Sをサポートしたことで今まで弱かった広角も何とかなりそうですが、僕はこれにより今後のキヤノンの進路がよく分からなくなりました。1D系の行く末がよく見えないのです。1D Mk2ユーザーの僕としてはこのままEFだけを買い進めるしかないのですが、他のユーザーはどうなるのだろうかと。将来的にAPSサイズを維持するのか、x1.3系(1D系)はどうするのかとか、いろいろ思うところがある今回の発表でした。ちなみに、僕は毎年15万円のカメラを買うなら、3年使える50万円のカメラを選択したので、次の1D系が出るまで、デジタルのカメラボディーは買わないと言う方針のままにしておきます。

2004年08月15日 日曜日

光を輝きを撮るときは…

光の輝きを強調して撮りたいときは_マイナス補正_をして撮ってみよう。今日夕日が綺麗だったのだが、日が沈んだあとぱっと空が明るくなったので何だろうと思ったら、それ以上に綺麗な夕焼け雲が見えたので、撮ってみました。まぁこういう写真を撮るときは空の明るさをきっちり残すと言うことで、マイナス補正というのが基本。(経験的にはマイナス1補正。) IXYデジタルしか手元に無かったので、少しノイジーですが… 送電線の鉄塔もこうすると結構風情がありますかね。
今日の夕焼け雲
あと先月の写真ですが、RANさんと撮影に行った帰り道で雲の隙間から陽の光が差して綺麗だったので、こういう写真を撮る方法を教えたときの写真。これもマイナス補正。(1〜1.5EVマイナス補正すればOKでしょう。) こういうのは「天使の梯子」と言うそうです。(聖書でみ使いが降りてくるときとか、神の啓示があるようなシーンに出てきそうでしょ。)
天使の梯子
さらに2001年8月24日の日記の2枚目の写真に示したような光る海を撮りたいときは、結構道具を選ぶけども、普通の一眼レフカメラならば、評価測光の時は-2〜-2.5EVくらいの大胆なマイナス補正、スポット測光が使えるのであれば、最も明るいところを測光して+2EVくらいになるように露出補正すればよい。(逆に暗いところを-3EVになるようにしてもOKのはずだけど、こっちは明るいところが飛んじゃうのでお勧めしない。) 基本的にはオートな露出でマイナス補正になるような写り方をする。
奥松島
EOS D30 / EF 70-200mm F2.8L USM / 絞り優先AE F11 -2.0EV (1/250 sec) / WB: Daylight / ISO 100
あとこういう写真を撮ったあとの注意としては、必ずISO感度や露出補正の設定を元に戻す習慣を付けること。そうでないと次撮影したときに必ず変なことになってはまるので。

2004年08月12日 木曜日

HDDの整理

最近HDDの空き容量が無くなってきたので、がんがんDVDにデータを転送。(だいたい50GBくらい。) こんなことをやって1日おしまい…

今年の向日葵

去年の今頃は宮城に住んでいて「近くの向日葵は花が咲いたまま立ち枯れているような感じ」という何とも無惨な状況だったのだが、今年は向日葵を撮るぞということで、先月にRANさんと撮影に行ったときに、ちらっと撮影してきてみた。1DMk2のほぼ無補正な絵だけども、思った程度に黄色が出ているかなと言う感じ。一応この2枚はワイド六切にプリントしてみた。1枚は部屋に飾ってみようと思う。この日記を読んでいる人で欲しいなぁと言う奇特な人がいたら、フレーム付きで着払いという条件だったら先着2名様にプレゼントって言うのも良いかもしれないかな。ちょっと思案中。(納期はあと2週くらいかかるけども。しばらくフレームを買いに行けないので。)
向日葵2004 その1
EOS-1D MarkII / EF 85mm F1.2L (絞り優先AE F5.6 (シャッター速度1/320, +2/3EV) / WB: daylight / ISO 100
向日葵2004 その2
EOS-1D MarkII / EF 85mm F1.2L (絞り優先AE F2 (シャッター速度1/5000, +2/3EV) / WB: daylight / ISO 100

2004年07月25日 日曜日

もう少しかと思ったが…

今日は写真の整理とか、書こうと思っているプログラムのための資料探索などで1日がつぶれてしまった… まだいっぱい宿題が残っているのだが、今日は7月11日分の写真を一気に整理できたので、良しとせねば。来週はかなり忙しそうなので、ぜんぜん余裕はないと思う…

2004年07月18日 日曜日

今日は撮影に出かける

今日はRANさんと撮影に出かけた。場所は昭和記念公園。こちらに来て初めてお願いして実現した個人的な撮影であり、秋に向けてのロケハンも兼ねての撮影だった。場所的には行く経路のほとんどを定期でいけるので、会社よりちょっと遠いと言う感覚ではあるが。
今日はものすごく暑い1日で何とも撮影日和という感じではなかったかもしれないが、良い天気で夏らしい暑さを感じる写真が撮れたかな。RANさんにはいろいろとお世話になりました。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
今日撮影した写真はポートレートのページに置いてみたので、良ければ見てやってください。

2004年07月11日 日曜日

浴衣撮影会

今日は夕方よりののさん主催の浴衣撮影会でした。今日は起きる時間がすごく遅かったこともあって集合時間に間に合わないかもと思っていたのだが、天候が不安定で開始時間をずらすという連絡があったので、ゆっくり昼食を食べる余裕ができました。(結局天候はあまり安定してなかったけども。)
今回は下町風情のある(おおよそ山手線の駅から歩いて数分とは思えない風景が広がっている)場所での撮影となった。こんなところがあるんですねと言うことにもびっくりであるが、素晴らしいモデルさんに恵まれて凄い勢いで写真を撮りまくってしまいました。ののさんのセンスとモデルになっていただいた佐佐木 優さん、nonさんに感謝です。
今回の写真はいつものようにアルバムとして、以下のページに掲載します。

2004年07月10日 土曜日

EF 85mm F1.2L修理顛末

木曜日に修理から上がってきたEF 85mm F1.2Lであるが、今日キタムラに取りに行ってみた。
今回の修理箇所は、マウント側のレンズが傷ついていたので交換、清掃と言うことなのだが、何故かシリアル番号が変わっている。マウントも交換したのかな、それもと新品になってしまったのかな? 前玉の文字がかすれていた気がするんだけども綺麗になっている気もするし。すっかり綺麗なレンズになっているので、これは総取り替えになった物と思って、キヤノンさんに感謝しよう。さすがに今回は全くミスっぽいところはないように見受けられる。

2004年07月04日 日曜日

無事帰宅

なんだか慌ただしい週末だったけども、何とか帰還。次回北海道に帰省するのはどうも正月近傍になる予定。まぁそれまでみなさん元気にがんばりましょうと言うことですな。飛行場で撮った写真より…
大空への憧れ

サイモン・ラトル / マーラー 交響曲第7番 「夜の歌」

3月27日の記事で、サイモン・ラトルのベルリンフィルの音楽監督就任記念コンサートに感動して買ったグスタフ・マーラーの交響曲第5番の話を書いたが、ラトルのマーラーの演奏では何人かに_交響曲第7番を聴け_と言われていたのでいつ買おうかなと思っていたわけであるが、今日たまたま帰り道に入ったHMVで輸入盤が売られていたので思わず購入。ここに来て「夜の歌」をまたしても購入するとは思わなかった… うちのライブラリではバーンスタイン版、ブーレーズ版に続いて3枚目。
マーラーの交響曲をいろいろ聴きまくってきて、僕の中では最初は第5番が好きだったけども、気がついたら何とも未来に強く向いていると思う第7番が最も気に入っている。長大で支離滅裂かと思われる第1楽章と言い、穏やかな2つの夜曲と言い、何故か妙に明るくてアンバランスな最終楽章といい、マーラーの交響曲を何度も繰り返し聴くならこれかもしれないと、何ともスルメのような楽しみ方をしているのである。無論、後世に残す曲を選べという条件で問われれば、おそらく第9番か、「大地の歌」か、未完の「第10番」で悩むであろうが…
内容はまだ聴いていないのでなんともであるが、楽しみな一枚である。