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2001年08月11日 土曜日

クリスタル・プリントその後

先日クリスタルプリントに出したが、ようやく出来てきたので画質比較となった。今回用意したのは、同一ポジ(あやめの写真)から作成した

  • クリスタル・プリント
  • フロンティアによるリバーサル・プリント
  • フィルムスキャンし、PM-900CにてPM写真紙に印刷したもの
    といったところ。クリスタルプリントの絵は非常に透明感がありハイライトからシャドーなところまで非常によく再現されている。フロンティアの出力もなかなかのところまで行っている。今回は可能なかぎりあやめの花びらの色がそろうようにプリント指定を行ったが、フロンティアの出力では中間の階調で補正した色がのっている感じがする。これだけをプリントされれば、多分気にならない程度。PM-900Cの出力はこれらに比べると一段落ちるといった感じ。(A4くらいになるとレタッチのあとも見える。)
    フロンティアとクリスタルプリントの大きな差は発色よりも、印画紙の持つ光沢感と平坦性。フロンティアの出力はやっぱりロールされていたせいか平坦性がでない。この差はでかいと思う。今回試してよかった。今月から半切・四切・六切だけでなくLL判もクリスタルプリントに出来るそうだ。今後使っていきたい。
    なお絵は硬調になるので、そういう絵が嫌いという人にはお勧めはしない。

お休みまで、あと…

夏休みまであと1週間だ。今回は9連休なので、今月も半分以上休みだ。休みが待ち遠しい。

2001年08月04日 土曜日

もう8月!

もう8月です。先月末はポートレート撮影会・フォーミュラニッポン撮影会と写真三昧の生活で忙しかったが、今月頭の週末はなぜか3連休。とりあえず掃除・洗濯・写真の取り込みなどが出来ました。ギャラリーを書き換えたので、見てみてください。今日はカメラ・写真の話題ばっかりだな…

最近の物欲

最近、デジカメが欲しいと先日書いたが、まずいことにEOS D30が欲しくなってしまった。デジタルカメラ・マガジンのムック「EOS D30完全ガイド」を購入したためで、見たところ6切くらいまでの引き伸ばしは問題なさげ。ラチチュードはポジより狭い感じで、ポートレートを撮る分には特に問題ないかな。モータースポーツ撮影をする場合にはレリーズタイムラグを考える必要はあると思うが、これは慣れるしかないだろう。(今のEOS-3もある意味同じだし) 撮影コストを考えると乗り換える価値は十分にありそう。もっともスポーツの撮影に使わないと思うが。
キヤノンさんは今週になって、大口径望遠ズームのモデルチェンジを発表。今回はISがついて、最短撮影距離が10cm短くなるとのこと。重さは1.5kgとかなり重そうなうえ、お値段は28万円。さすがに乗り換えることが出来ない価格。とても「2本目は大口径望遠ズームだ!」なんてお勧めできない。もっともEF 70-200mm F2.8Lって言うレンズのあまりある万能性が、使用頻度を下げているわけで、僕なんてサンニッパより使っていない。ということもあって乗り換えるまでもないんだな。ISついて悔しくもないし。(負け惜しみか?)
気になるのが多分数週中に発表されるであろう大口径超広角ズームEF 16-35mm F2.8Lである。キヤノンはこの分野のレンズの先駆的なメーカーで現行のEF 17-35mm F2.8Lはコンパクトなズームレンズで、キヤノンのレンズらしい色・コントラストがでる名レンズ。でも後発のニコンの同スペックレンズの最短撮影距離(28cm)にくらべて、見劣りするのは事実。さてどこまで最短を詰めてくるか見ものである。お値段は25万円前後になる模様。D30につければ、やや広角よりの標準ズームになるわけで、これはD30と一緒に長期ローンで購入かなぁ。
あとEF 50mm F1.4を安く譲ってくれるという方がいらっしゃって、これは前向きに検討中。(135/2も興味深いが、今月はぜんぜんお金が自由にならない。) 数日中に解を出したい。
なんだかカメラ関係ばかりになったが、寂しい収入のなかで撮影をこなすには、もうデジタルへの移行しかない。銀塩はたまに撮る位にせねば、いつまでも貧乏なままだ。とはいえ、ポジの透明感が捨てれないのよね。

2001年07月24日 火曜日

趣味について

人の趣味にとやかく言う馬鹿な奴が身の回りにいるのよ。まぁ彼の場合は何でも心をえぐるような言い方しかできない人なんで、どうでもいいし相手にもしてないんだけどね。そこそこ自分がのめりこんでいるものがあれば、その世界である程度の知識は得るものだし、マニアになるのは必然だ。そんなことで文句をいわれる筋合いはないのだ。彼の姿を見ていると、他人の趣味や嗜好で見方を決めるような愚かな事をすまいと日々思う。まぁ僕自身は人と同じ生き方をしたいとも思わないし、流行なんて気にしてないし、人が知っていることや人がやっていることを自分でやってもつまらないじゃないと考えて日々生き長らえている。人の目を気にするほど、そんなに人生暇してないしね。無論人に迷惑をかけるような趣味を持つのは考え物だけど。
でも、1つの趣味にのめりこみすぎるのはもっと問題だ。何でも興味を持つことは、人生のバランスを保つのに重要だ。僕の場合は、食べ物の嗜好、絵画、文学(これは結構怪しい)、クラッシックからポップスやら最近はジャズまで広がりつつある音楽鑑賞、風景・ネイチャー写真からスポーツ・女性ポートレートまでを楽しむ写真撮影・鑑賞、映画鑑賞、アニメーションの鑑賞、OS/コンパイラの収集・使用、美しい数式・物理法則を眺めるなどといった多彩な趣味を持ち合わせているが、すべてについて重なる人をみたことはない。そんな人がいたら気持ち悪い。ただ少ない趣味と仕事と家族だけが、生きがいなんていう悲しい人生は送りたくない。平均的な人間にもなりたくない。そう思うのだ。ということで何がいいたいかというと、人に迷惑がかからない・自分でやっていることが客観的に判断できる範囲で「人がどう思おうと、いいじゃない。」ということだ。ファインマンの有名な言葉を思い出したところで、いまさらながらそのとおりなんだなぁと思う今日この頃だ。自由奔放に生きることは難しいが、かくありたいものだ。

2001年07月22日 日曜日

プライベート撮影会に参加

最近知り合いになったRabbyさんに誘われて、プライベートな撮影会に参加しました。今回はモデルさんとほぼ1対1という恵まれた撮影会でした。モデルさんは3人いらっしゃったのですが、3人とも異なる個性の持ち主で、撮影していて楽しかった。
「95mmの空気感」というWebページを開いていらっしゃる阿部さんと一緒させてもらいました。モデルの女の子とうまくコミュニケーションをとっていて、うまいテンポで撮っていました。あと今まで、花や風景やレースの写真をちょびっと撮って来ましたが…
花の場合
花は、花が咲いているところでしか写真が撮れない。またそこに行っても花は動けないから、周りの環境を最大限利用して撮影しなければならない。(当然植物を傷つけてはいけませんよ。)
風景の場合
風景はその景色が見えるところに行った時点(無論レンズの画角も考慮する)で、その場でもっともうまく風景を切り取らなければならない。そこにある環境もうまく使わないとならない。
レースの場合
自動車のレースは、サーキットでしか見ることができない。サーキットでは綺麗に撮影できるスポットが限られており、それなりの機材への投資が必要だ。
ということで、今までの被写体の場合、少なくとも場所は確定・条件は天気と人出で決まりという状態であった。ポートレートの場合、モデルさんも撮影場所もとりあえず確定していない。モデルさんは何人かいつも撮る人を決めることで、多少のイメージを作っていくしかないし、慣れてくれば良い表情をもらえるようになれるかもしれない。ここはじっくりやっていくしかない。場所に関しては、今回新しい発見で、どこでもいいのよね。モデルさんのイメージに合うような、場所のストックをいつも持っておかないと駄目。つまり前もってロケハンをして、それなりのデータを取っておくことも重要ということ。この2点が今後の課題かな。とりあえずロケハンは地道にやることにして、モデルさんの前でどんどんしゃべれる人にならないとなぁ…

2001年07月17日 火曜日

いきなりダウン

暑い日が続いているせいか、もう夏ばてみたい。これから生きていけるのだろうか。それにしても最近精神的にめげることばかり続くので、体調もやる気もかなり下がってきているのは確か。今日は会社を休んで静養した。多分夏ばてだけではないと思う。最近寝付きが悪いうえ、眠りが浅いのでかなり調子が悪い。

デジタルカメラ欲しー!

最近デジタルカメラがむくむくと欲しいのだ。普段は銀塩で撮っているから、高機能なデジカメが欲しいんじゃなくって、4万円くらいの使い倒せる物が欲しい。用途はこんなところ…

2001年07月15日 日曜日

lily お亡くなり

なんおこっちゃというタイトルであるが、我が家のPCには6台目以降、代々花の名前をつけることにしている。いつもメインマシンとして使っているノートPCは7台目でlilyと名づけられている。最近いろいろと調子が悪かったので、とりあえずメール環境をVAIO C1 VR/BP(こっちの名前はviola)に移し、lilyを極力使わないこととしていた。(使うとすれば、スキャンと印刷のみとしていた。) とりあえずメールも書けるし、HTMLも書けるようになった。lilyはまだ何とか稼動していたので、このままの運用でもいいかと思っていた。
あとここのサーバ(ymzk.org)につなげられるsshな環境をVAIOに移行するのを後回しにしていたため、暫定的に上記の延命処置を行っていた。が、だんだんこの使い方も面倒になってきたのと、VAIOをいつ101キーボードにするかといった問題があって、本格的に原因追求に乗り出したところ、さっくりWindowsがお亡くなりになった。(まぁいろいろアンインストールしていれば、そうなるわな。)
一応データのバックアップは取っていたので、ここは再インストールと相成った。今回のlilyのインストール方針は以下のとおり。

2001年07月12日 木曜日

会社組織のこと

最近は会社ネタが続くが、まぁ許して欲しい。で、最近の会社の組織についても考え物だ。最近は1年と同じ組織であることがない。どういう話かというと、もともとの構成メンバもかわらないし、やっていることも変わらないのに、仕事の適用範囲が微妙に異なる小集団に分割が進んでいて、どんどん似た機能を持っている部門に分裂されていくのだ。僕の場合は毎年どころか、8ヶ月くらいに1回くらいの割合で職場名が変わっている。無論機能を特化した集団に集約する方針は理解できるのだが、ひとつの組織の構成人数が少なくて、もう人員の代替が効かない。組織を小回りを利かせて柔軟に変更するって言うのは必要なことと思うが、やりすぎかなぁと思っている。だって、だんだん休むに休めないし、不景気が後押しして新しい人の補充も行われない。組織としては完全に行き詰まった典型的な状態で、非常に困った状況だ。まぁ末期的な状況かもしれない。
思えば、大学の研究室って言うのは毎年強制的に人員構成が変更させられる組織であるが、組織の構造自体は学科改組などがなければ、基本的には変わらないものだ。こういう組織の場合、教育・立ち上げの負荷は高いが、毎年人員が変わることにより、組織の老朽化・硬直化がある程度防げる。実際のところ、新しい人が入ってくると、新しい考え方・ものの見え方が入ってきて、人間関係が活性化するものだ。しかし、もう何年も新人が入ってこなくなった。なんてったって、僕が一番若いんだから、もう末期的だ。あきれてしまって笑う気もしない。

2001年07月08日 日曜日

誕生日

29回目の誕生日であった。さすがにもう喜びはないが、あと約52週で30歳だ。前半は研究・後半はお仕事ばっかりという、知的好奇心とやりがいを埋めるものではあったが、私生活的に空虚だった20代を振り返り、むなしく思う今日この頃。せめて今年1年は実りある1年にしたいものだ。(特に大意はないが。)

キタムラ・ポートレート撮影会

今日はキタムラ主催のポートレート撮影会であった。講師はCAPAで記事を書かれている馬場信幸氏。氏の「CAPA交換レンズ」と「カメラアクセサリの選び方・使い方」は愛読書であるが、ユーザーの視点に立った記事がわかりやすくて、今回の撮影会は楽しみでもあった。今回は目からうろこな話ばかりでなかなか楽しかった。例をあげれば…

2001年06月17日 日曜日

小田 和正、オフコース、「Looking Back 2」

オフコースとその解散後さらに活動を続けている小田和正は、親の影響かクリアな歌声が好きなのか、女々しい感じが好きなのか分からないが、カラオケの持ち歌にするくらい好きである。(要は歌いやすいからなのだが。)と言うことで唐突にオフコースなのだが、やっぱり小田和正なしでは語れない。最近「Looking Back2」なるアルバムが発売されたので、レンタルで借りてきてみた。オフコース時代の歌のアレンジなのだが、評価は分かれるだろうな。純粋にオフコース時代の歌声・アレンジが好きな人(僕もそう)もいるだろうし、いまどきの人はオフコースの小田和正でなくて、一人の小田和正しか知らない人も多いので、このアルバムを新しい物に思い良いとするかもしれない。
今回のアルバムは、前回のアルバムに収録されていなかった「さよなら」と「言葉にできない」「心は気紛れ」といった往年の名曲が収録されている。全体的にストーテンポで、コーラスを抑え目に構成されているようで、「さよなら」にいたってはまったく別の曲のよう。好きな曲なだけに評価が難しい。(これはこれで良いかもと思わないでもないので。)
前のアルバム「Looking Back」を聴いていないので、今度借りてきたいと思っている。こちらには一番気に入っている「僕の贈り物」が収録されているので、どうアレンジされているか興味深い。あと「Yes Yes Yes」や「生まれ来る子供たちのために」(だったか?)が未収録なので第三弾はあるんだろうな。注目しておこう。