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大刷新

昨年秋よりちょっと都会に引っ越したこともあり、車のない生活になった。車好きというべきか、純粋なスポーツカー好きでドライブすることが趣味であったが、昨年秋の転勤によりすっぱり車を手放した。かれこれもう1年になるが、そんなに大きな不満や不便さを感じたことはない。
その波及効果は遅れてやってくるようで、今月になってようやくメスを入れ始めたのだが・・・ 代わり始めると恐ろしいもので、これまでにない勢いで変わっていくのである。ということで、最近のエントリで取り上げているカメラ機材の抜本的な見直しに関し、この週末にようやく収斂したので、一気に紹介する。
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EOS 5D MarkII / EF 100mm F2.8 Macro / 絞り優先AE F2.8 +0.3EV (シャッター速度 1/8 sec) / ISO100 / WB: 太陽光
いつものFirst Lightに使用している被写体のビードロ。この写真では分からないが、等倍で見るとがっちり自分が写り込んでいる姿を見ることができる。こういう風に見えるのは初めてかもしれない。

重さに負けた・・・

先日の北海道への旅行では、後輩の結婚式と言うことで明るいレンズ(35mmと50mmと85mmと大口径超広角ズーム)を持って行った。撮影自体は今回はあまり気張って撮影と言うよりは結構パーティを楽しみながら撮影したので、特に過不足ない機材だった。ただ宿泊先から駅まで、駅から空港まで、空港から家まで、公共交通機関を乗り継ぎ、歩き回ると10kg程度になる荷物の運搬がしんどく感ずる。よく考えるとうちの機材というのは車での移動が前提となっているのである。

ぬか喜び

先日ヨドバシカメラで、TAMRON SP AF 60mm F/2 Di II LD [IF] MACRO 1:1 [Model G005]新発売というポスターを見かけた。実際のところEOSを使っていて標準マクロレンズには若干の不満があるので、特に何もせず等倍まで撮影可能で開放F値は2の明るい標準マクロレンズが発売、しかもマクロで定評のあるTAMRONさんから。全くマークもしてなかったレンズだけに、あったら即購入というところにまで期待がふくれあがった。

EFマウント版も在庫があると言うことで思わず買いかけたのだが、よく見るとこのレンズはデジタル用ですという但し書きが・・・
デジタル用とはなんぞやと一瞬考えたわけであるが、これはAPS-Cサイズの撮像素子を持っているデジカメ用かと思い至り、一瞬垣間見た天国への道はなく、天上から垂れてきた蜘蛛の糸がぷっつり切れるところを見たというわけである。
実際のところ、撮影倍率が1/2倍まではEF 50mm F2.5 Macroで十分良いし、ワーキングディスタンスの関係で滅多にないが、等倍までほしい時はライフサイズコンバータをつければ良いと言うこともあり、大きな不満ではない。ただライフサイズコンバータをよく家に忘れてしまうし、つけたときに無限遠撮影ができないので多少不便さはあるので、特に何もせずに無限遠から等倍撮影できたに超したことはないので、標準域のマクロレンズは常にチェックが入る。
今回はぬか喜びになってしまったが、どうしても不満だけ解決したければシグマの50mmマクロを選択すればよいと言うことになるし、MFで撮影倍率も1/2倍までで良いんだったらZeissのMakro Planar 50mmを待てということになるのだろう。であれば、キヤノンのマクロをそのまま使ってもあんまり変わらないかという妥当な結論に落ち着きそうである。(キヤノンにこのレンズをリニューアルするということをかれこれ5年以上期待しているのだが、出そうにもないので期待しても仕方ないという結論に落ち着いている。)

静かなときが流れる場所

たまには雰囲気のある室内の写真も撮らねばならんと言うことで、とあるバーの中で写真を撮ってみました。こういうところは静かな時が流れているような気がします。(実際はパーティーが行われていて全然イメージ通りの状況ではなかった。)
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EOS-1Ds MarkII / EF 50mm F1.2L / 絞り優先AE F1.2 -1/3 EV (シャッター速度 1/50 sec) / ISO400 / WB: 太陽光
なかなかこういうシーンを撮る機会はないものだ。

雲の中から・・・

ここ数日、夏休みだったのと大学の研究室の後輩の結婚式が札幌で開催されると言うことで、実家に帰省していた。そんなわけで北海道らしい風景の写真を撮ろうということになったのであるが・・・ 今年の北海道の夏は異常に涼しく、天気が悪い。
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E-P1 / M. Zuiko Digital 17mm F2.8 / Avモード 絞りF5.6 +0.7EV (シャッター速度 1/1600) / ISO200 / WB: 太陽光 / アートフィルタなし

どこの写真か?と問われると、これではさっぱりわからないだろう。という何ともしれない写真なのだが、1枚目を撮影した2分後に雲の中から羊蹄山が浮かび上がってきた。
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E-P1 / M. Zuiko Digital 17mm F2.8 / Avモード 絞りF5.6 -0.3EV (シャッター速度 1/3200) / ISO200 / WB: 太陽光 / アートフィルタなし
羊蹄山が美しく見える場所は何ヶ所かあるが、今回はルスツリゾートから。ルスツ高原スキー場のゴンドラのうち、夏季期間中は羊蹄山が望める山へ上るゴンドラは稼働していたため、ちょっと頂上まで行ってみたら、こんな光景だったという訳である。冬にスキーで何度か来たことがあり、ここから毎度羊蹄山を眺めたものだったが、ここにスキーに来る楽しみの一つでああった。夏もこうしてみることができるようだ。今回は山の下ではよい天気だったので期待して上ってみたら、上の写真のごとく雲の中ということで羊蹄山は見えずがっくりしたのだが、雲の中から現れた羊蹄山は美しかった。
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E-P1 / M. Zuiko Digital 17mm F2.8 / Avモード 絞りF8 +0.0EV (シャッター速度 1/1250) / ISO200 / WB: 太陽光 / アートフィルタなし
さらに2分後、また羊蹄山は雲の中に隠れてしまった。一瞬垣間見た幻のような景色であった。今回はE-P1と17mmだけだったのだが、できればこういう場合は画角をコントロールできる標準ズームを持って行った方がよいのであろうなあ。(EOSなシステムは重たいから、今回みたいな旅行には持って行くことが無理なのであるが・・・)

新宿にて

天気はぱっとしなかったものの雨は降ってなかったので、ちょっとした用事もあったことだし、ちらっと新宿まで出かけてきた。むろんカメラとレンズは持参である。
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EOS-1Ds MarkII / TS-E 24mm F3.5L II / 絞り優先AE F4 ±0EV (シャッター速度 1/60 sec 現像時にさらに+2/3補正) / ISO400 / WB: 白色蛍光灯 / Shift +7mm

レンズの整理候補というエントリでの検討を進めて、使用頻度の高いTS-E 24mm F3.5L IIを購入することとなった。最近のキヤノンの単焦点レンズの納期はかなり長いので、ありそうなときに買わないと買えないのである。(EF 24mm F1.4LIIはここ数ヶ月納期半年のままらしく、年内には手には入らなさそうという声を聞いている。)
そんなわけで、EF 50mm F1.4は某知人に安価に譲り、やたらレンズがダブりまくって混戦地帯な24mmレンズ群のうち、EF 24mm F1.4LとTS-E 24mm F3.5Lを整理することとなった。前者は新レンズと夜景を撮り比べて明らかに周辺画質の差を感じるので、手放すこととし、後者はダブるレンズなので手放すこととした。EF 24mm F1.4Lは購入したのが2003年11月2日だから、かれこれ6年くらい。メンテに出したときに若干の調整をしていただくまで、一時使わないレンズであったが、今まで使ってきたレンズでもっとも評価がころころ変わるレンズであったように思う。愛着のあるレンズであったが、泣く泣く手放すことにした。
TS-E 24mm F3.5LIIを発注した後に気がついたのであるが、フィルタ径が72mmから82mmに変更になっている。なんてことだ・・・ ついにうちのレンズにうもフィルタ径82mm時代が到来の模様である。うちは72mmが多く、PLフィルタは72mmと77mmを用意しているのだが、82mmも買い足さねばならないらしい。
そんなわけでざっくりTS-E 24mm F3.5LIIの写りであるが、今回は感度を上げて手持ちなのである程度差し引く必要があることと、昼間の撮影を行っていない状態なので話半分で聞いていただきたいが、EF 24mm F1.4LII、TS-E 24mm F3.5LIIでようやく満足がいく広角単焦点レンズをキヤノンが作ってくれたなと思うところである。
shinjuku_20090627_2.jpg
EOS-1Ds MarkII / TS-E 24mm F3.5L II / 絞り優先AE F4 ±0EV (シャッター速度 1/60 sec 現像時にさらに+2/3補正) / ISO400 / WB: 白色蛍光灯 / 逆Tilt
まあ逆ティルトで遊ばねばなるまいと思って適当に撮った写真。やはりこのレンズはティルト・シフトの効果の勉強に最適なレンズである。

透明な絵の具

レンズというものは、透明な絵の具だと思うのだが、EFではない色を手にしてしまった。はたして何か得る物があるだろうか? 先日もったいぶって書いた「これはなんだ・・・?」という記事であるが、続きを書くといって早1ヶ月。レンズ購入してもはや2ヶ月くらい経っているのよねということで、ぼちぼち記事を起こすことに・・・
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この中はこういう風になっていた・・・

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あの袋のふくらみをみてレンズが1本なはずはないのであるが・・・ どっちか買うつもりで出かけたのであるが、優柔不断な僕には選びきれんかった。50mmの方は気合い入れて購入するようなタイプのレンズでもないので、購入にあまり迷いはなかった物の85mmは実に悩んだ・・・ とはいえ、ざっくり2本といっても、Canonの85mm F1.2よりは安いのよね。
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50mmの方の箱の中身はこんな感じ。
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レンズの外観(フードをつけていない状態)はこんな感じで造形的にはなかなか美しく質感も良い。手に取ってみるとこの大きさでなかなかずしりとした重量感がある。とはいえ・・・ フィルタ取り付け部分がシルバーというところがなかなか頭が痛い。50mmは割とガラス越しで撮影する場合があり得るのだが、これでは写り込んでしまうではないか・・・ カメラやレンズが黒くあるべきなのは意味があるのである。まあそういう撮影はステップアップリングとかで隠すことにするか・・・
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85mmの方の箱の中身はこんな感じ。
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85mmは勢いだけで購入した人はあまりいないと思うのだが、このレンズもまた造形的に美しいレンズである。重量感はかなりあって、Canonの85mm F1.2より小柄ながら、かなりずしりとした重みを感ずる。
どちらのレンズのフードも金属製で鏡筒の太さよりも若干太い程度。キヤノンのレンズのフード太いのだが、これはPLフィルタ操作のせいなのか。フード周りで気になるのはフードを取り付けるときの回す向きがキヤノンのレンズの逆というところか。使い始めて2ヶ月経つが、未だに混乱する。まあクリティカルではないので問題なし。(ピントリングの回転の向きとかはあまり気にはならない撮影しかしていない。)
ざっくりとした使用感であるが、50mmの方はそれと言った難しさは感じていない。フォーカスエイドを使っても普通にファインダー覗いてピントあわせてもおおむね思った通りのフォーカスコントロールができていると思う。問題は85mmでどうあわせてもピントが合っている気がしない。開放付近のピントが薄いことはあると思うが、このレンズは想像以上にくせ者かもしれない。あとどちらのレンズも開放付近でハロはでる。これはContax版の頃と変化していないと思う。(光学系起因だと思うので。) でないと書いている人が結構いるが、ちゃんと輝度差のある物を撮ればわかると思うのだが。
あとEFとの比較は・・・ まあ方向性が違うので、書いても仕方ないだろう。僕自身もどうせ同じ焦点距離のレンズを持って行って撮影することはなかなかないので。一応以下に同じ被写体で撮影した絞り開放の物を示しておく。残念ながら三脚を持って行って撮影したわけではないので背景まであわせきれなかったことをあらかじめ断っておく。背景や全景のぼけはおおむねこんな感じという理解をしてほしい。個人的には、Planarを導入してEF 85mm F1.2LやEF 50mm F1.2Lを見直したところもあってレンズの使いこなしに幅が出そうとは思っている。あと単純に同じレンズを持って行っての比較でPlanarの方がEFより1/3絞り分オーバーに写っているように見える。PIEでZeissの担当者にきいてみたが、「そういうもんです」というあっさりとした回答だったことと、絞りによってこの差は変化しなさそうなので、Planarを使う時はいつもより1/3引くことにする。(ただしこれは検証がいるかもしれない。間違っていなさそうではある物の、センターの測光点におけるスポット測光の値で再度考察しておく必要はあると考えている。)
EF_50_F1.4.jpg
EOS-1Ds MarkII / EF 50mm F1.4 / 絞り優先AE F1.4 +2/3EV (シャッター速度 1/2000 sec 現像時にさらに+1/3補正) / ISO100 / WB: Daylight
Planar_50_F1.4.jpg
EOS-1Ds MarkII / Planar T* 1.4/50 ZE / 絞り優先AE F1.4 +2/3EV (シャッター速度 1/2000 sec) / ISO100 / WB: Daylight
EF85_F1.2.jpg
EOS-1Ds MarkII / EF 85mm F1.2L / 絞り優先AE F1.4 +2/3EV (シャッター速度 1/3200 sec 現像時にさらに+1/3補正) / ISO100 / WB: Daylight
Planar_85_F1.4.jpg
EOS-1Ds MarkII / Planar T* 1.4/85 ZE / 絞り優先AE F1.4 +2/3EV (シャッター速度 1/2500 sec) / ISO100 / WB: Daylight
補足1: EF 50mm F1.4は先日知人に譲ってしまったので、50mmに関してはもうこういう比較はできない。(EF 50mm F1.2Lとかであればできるけど。)
補足2: ほかの作例はこのエントリの前の2009年の桜の写真の記事を参照のこと。(撮影データを表示しておく。コメントアウトしてあっただけだが。)

サクラサク

「サクラサク」といえば、いにしえの大学合格通知の電報文ですが、今時はこんな電報は来ない。まあ僕の大学入学の頃もこなかったので、いつの時代なのだろうと思うのだが、春の吉報に桜をかけるというあたりに情緒を感じる今日この頃。ここ数日一気に暖かくなり、今年の桜が咲いたので、自宅から徒歩圏でいける大岡川の桜並木まで出かけてきた。昨年の秋撮影分と先月頭に撮影したポートレートの写真をまとめているうちに・・・ 桜が咲いちゃいました。ということで、まず桜の写真から。
sakura2009_01.jpg
EOS-1Ds MarkII / Planar T* 1.4/50mm ZE + Extension Tube EF12 / 絞り優先AE F1.4 +1/3EV (シャッター速度 1/800 sec) / ISO100 / WB: Daylight

PIE2009

今年は関東圏に住んでいるので、写真関係の展示会であるPhoto Imaging Expo 2009に出かけることにしていた。たまたま先月から金曜日がお休みなので、この手の人出のあるイベントはビジネスデーに行くに限ると言うことで、金曜日に行ってみたのだが・・・ 十分人が多い。
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EOS-1Ds MarkII / EF 70-200mm F4L IS / 絞り優先AE F4 +2/3EV (シャッター速度 1/200 sec) / ISO400 / WB: 現像時に修正
キヤノンブースに派手に置いてあったメリーゴーランドにて。こういう撮影はやはり望遠ズームに限るというか、明るさ的に明らかにF2.8がほしいと思うところだが、F4ズームも悪くはない。