Scheme

2003年09月12日 金曜日

nXML

James Clarkが書いた新しいEmacs用のXML mode。XMLの世界ではJames Clark以上に有名な人はいないと言うくらいの人だが、こういうツールを作ってくれるのは非常にありがたい。
で、素晴らしいと思うのは_DTDが要らない_ということだ。PSGMLではDTDを使ってEmacsでValidationを行っており、要素や属性の補完もDTDを使って行っていた。まぁ慣れれば簡単なのであるが、DTDであるが所以のデメリットはあって、Namespaces in XMLと非常に相性が悪いと言うのが問題だった。例えばHTML 1.1な文書の中にMathMLで書いた数式やSVGで書いた図形などを入れて編集したいなぁと思うと破綻してしまう。運用上の工夫(namespace prefixを決めうちする)をすることによって、出来なくはないが_なんか違うなぁ_と思うのである。
nXMLの場合は、SchemerにRelax NGを採用している。まだ使い込んでいるわけではないが、_DTDの制約から解放されるのではないか_と思っているのである。
インストールはお手軽だったが、Meadowの場合、C-reternに割当たっている「補完」がうまく割当たっていない模様。はて、どうした物か…

2003年09月11日 木曜日

RelaxNGの勉強をしようかと。

今回のコンテンツの見直しで、元々やろうと思っていたXML化の推進をしないとやっていられない状況になってきました。ぼくはXHTML 1.0のFramesetが嫌いな人なので、今のようなページ構成になっています。しかしそれぞれのページで部品として共用している部分を書き換えることになると、手修正だけではやってられないと言うことで、XMLで書いた部品を寄せ集めてXHTML 1.1(or XHTML 2.0?)にレンダリングした方が良さそうです。
最近の流行りであれば、真面目にXMLに突っ走るならCocoon 2みたいな物を使うか、よりお手軽なZope、もっとお手軽な方向としては、XOOPSのようなWeb Applicationか、がらっと変えてtDiaryみたいな日記ツールとかblogなツールを普通、選ぶのだろう。
ただ今のところ動的なサイトにしたくないのと、JavaやpythonPHPに依存できない環境であること。Java以外は一生コードを見ないですむなら見たくないという個人的な偏見と趣味とRubyPerl(これも使いたくはない)はサーバで使える環境にあるので、選択肢はこれらのどっちかですな。
ただCGIなどでページをDynamicにページを生成するとCGI自身のメンテがかったるいので、WikiWiki Cloneは却下で、結局今のところはStaticなページ構造にして置いた方がよいかもと個人的に思うので、XML文書を書いてXSLTでXHTMLに変換するのがよいかなと思っている。最終的な目標はサーバにXMLファイルをいっぱい置いておいて、半動的生成を目指そうかと思うわけだが、しばらくはXMLで書いて、makeでStaticに作ってしまえと言う感じである。
XMLで適当に文書を書くと自分で作ったXML文法(XMLボキャブラリというのかな)を忘れてしまうと言う問題があり編集の便利さを追求するためにも、僕の場合は必ず文書型定義(DTD)を書く必要がある。ただ_DTD自身がXMLじゃないやん_とか_いまさらDTDなんて勉強しても仕方ないやん_ということで、何かしらのSchemerを勉強せねばと言うことになったわけだ。こういう用途でThe World Wide Web Consortium (W3C)御謹製のXML Schemaを使うほど暇人でもないので、Relaxを勉強かと思ったのである。いろいろ調べているうちに、Relax NGのページやTutorialを眺めていると、こっちの方がえらく簡単ということで_勉強する気になった。_(ようやく表題の話になった。)
ということで、いったんどういう事を書いているのか再分析して、Relax NGパターンを書き下して、DTDを生成してみようと思う。

2003年06月28日 土曜日

今週は長かったなぁ

今週はなんだかどたばたした一週間だったが、先週の休みの影響もあってずいぶん長く感じたなぁ。とりあえず、6月は乗り切れたみたい。

うーん…

6月3日に投げた賽は、そのまま跳ね返って帰ってきました。(涙) 次なる戦術を考えねば。

久しぶりにゲーム音楽三昧

車で聴くためのCDのエンコードを行っているのだが、最近はゲーム音楽三昧。懐かしいところでは、古代 祐三さんの「The Scheme」を聴いて久しぶりに感動し、RayStormにはまった時にファンになったZuntataの河本 圭代さんのCDはここ6年愛聴しているので、Rayシリーズ(Ray StormとRay Crisis)のCDもエンコード完了。あとはこれをCDにすれば、しばらく生きて行けそうだ。

2003年02月14日 金曜日

GNOME 2.2へ移行

長らく時間がかかったが、Gnome2に移行した。(単にDebian/Sidを使っているので、apt-getしていたら勝手に移行してしまった。) Gnome2への移行は確か去年末くらいだったのですが、しばらくKDEを使っていましたので…
で、うちのDebianを入れている環境はVaio Note C1 VR/VPなので若干特殊な事情があり、以前XFree4.2に移行した時に画面が真っ白になると言う問題があった。その影響を回避するためにXFree4.1に戻したのであるが、そのときにGNOMEやKDEのパッケージが芋蔓式にアンインストールされて、完全に復元できていなかったらしく、GNOMEでLoginすると、セッションの終了ができなくなると言う悲しい事態に陥っていた。(それゆえKDEを使っていたのであるが…)
KDEよりはGNOMEの方がいろいろな面で好きなので、_GNOME2.x 良いよー_という声が最近ちらほら聞こえてきたので、これを機に完全移行してしまえと言うことになって原因調査に乗り出したのだが、答えは簡単だった。_gnome-panel関連やgnome-coreがインストールされてないやん_と言うことで、早速インストール。
動作はGNOME 1.4より良いかなぁ。すっきりしているしと言うことで、ぼちぼち慣れていこうというか、そろそろプログラムの題材に使えればなぁ。スキルアップに励もう。ちなみに今のデスクトップ。Window ManagerはSawfish。カスタマイズはやっぱしSchemeでしょう。
スクリーンショット

2003年01月01日 水曜日

今年もみなさまよろしく。

ここを読んでいるみなさん、昨年は本当にお世話になりました。ありがとうございました。今年もよろしくお願いします。ということで、「一年の計は元旦にあり」とのことなので、今年はどういう戦いを展開するか、今年の戦術・戦略を主要な分野別にまとめておこう。(今年は喪中のため、年頭の挨拶はこの辺で)

2003年の展望

はじめに、概況

2003年の活動分野における戦術・戦略に関する展望を分野別に述べることにしよう。昨日の文章をアレンジして書いているので似たような展開だが、去年の延長線上にある訳だから。
経済的な状況に関しては今後も流動的。抜本的に良くするには転職するしかないと踏んでいるが、めんどくさすぎるので、どうするのかよく分からない。まぁ将来のことも考えて行かねばならないし、そろそろ貯金とかもしなければと思わないでもない。別に何か当てがある訳ではないのだが。
最近体調をことに壊し気味なのと太り気味(おそらくストレスから来るものと思うが)で、食生活を改善せねば、どうしようもないな。とりあえず5kg程度は痩せないとなぁ。着る服が無くなってしまう。と言うことで、注意することとして、最近壊れ気味な精神状態も何とかせねばなぁ。

2002年10月18日 金曜日

ようやく復帰か…

3日寝込んでようやく良くなった気がする。さすがに明日あたりから動かないとさすがに鈍ってしまう。とはいえ、明日1日会社に行くとまたまたお休みなんだねぇ。
それにしても、一人暮らしをしていて一番しんどいのはやっぱり風邪を引いた時だな。油断していると何食か食べ損なうからなぁ。まぁ気ままなSingle Lifeとの引き替えでなのではあるが。

100円で買える物

Newsweek 日本語版の今号の記事「竹中ショックが日本を救う」から。海外誌っておおむね竹中さんの評価がよいのよね。まぁ実体が伴えば僕も良いと思うんだけども。(その結果僕の会社が無くなってもね。)
話を元に戻そう。記事のなかで_「今の日本で100円で買える物」と言う話があったが、今の日本では100円でジュースも買えないんだよね。で、買うことができる物は、「ちょっとしたお菓子」と「大企業の1株」_と。これにはさすがに笑ってしまった。確かにそうだわ。(1株レベルでは買えないけど、価値はそんなもんよね。) うちの親会社の株価もだんだん100円に近づいてきたので、ちょっと考えるところではあるなぁ。と、しみじみ。

2002年05月21日 火曜日

なぜに今更Pascal

某MLで、「教えて君」再登場な訳であるが、なぜ故執拗にGNU Pascalを使いたいんだろうか。Delphiとかじゃだめなんかい。Windowsを使っている時点で、狂信的GNU信者じゃなかろうしね。僕には彼が理解できない。と言うか、そもそも今のご時世にDelphiみたいな妙な環境以外でPascalを使うという事自体も理解できない。あらかたずっと教育内容を変えていない大学の先生あたりの策謀のような気がするけど、今時、教えるプログラミング言語はC(C++)もしくはJava(こういう言語って関数型言語にたいしてなんて言うんだっけか?)、適当なシェルってところじゃないの? あとピリリと引き締めるために、関数型言語の雄LISPかSchemeを教えると言うところはあると思う。でも、今更Pascalはないだろうに。大学の先生に言いたい、**もっとちゃんと仕事をしなさい。毎年レジメの使い回しはいけません。**と、最初の1年分の給料しか払う価値がないですよ。まったく。
ということで、目処を立てるところまで調べて、あとは放置。(絶対gpcをコンパイルできないよなぁ。)