Summilux-M 1.4/50 ASPH.

GW2016 ポートレート撮影 その3

怒濤のポートレート撮影週間となった今年のゴールデンウィークを振り返る第3回目。今回もphotomodels.jpの撮影会より。今回の撮影地は先日と同じく丸の内・有楽町エリア。前回は猛烈な風で東京国際フォーラムの方へ行ったけれども、今回はいい天気である上に、打って変わって風が穏やかな気持ちの良い日となったため、街中を気ままに散歩しながら撮影となった。
ちょっと試したいことがあって、前日の撮影の終了時に急に撮影できないかなと相談をして、なんとか時間を作っていただきました。今回のモデルさんはあにょさん。初見ながら急に時間を作っていただき感謝なのです。
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Leica M typ240 / Distagon T* 1.4/35ZM / Model: Anyo
今回はレンジファインダーを手にとって初の撮影。購入前の感触ではスナップ風ポートレートに使いやすい機材であろうと予想して望んだのだけど、まあ慣れない手つき・・・いろいろ試行錯誤しながら撮影に臨んだ。あにょさんの素敵な表情と雰囲気に助けられて、いい雰囲気で撮影が出来たことと、やはり夕方の暖かな光に包まれて、素敵な表情が撮れたのかなと思う。
やはり慣れない機材だけあって、露出がよう分からんのだけども、アンダー目にとっても結構救済できる印象。ピント合わせは・・・とても楽しい。目にピントを持って行くと二重像が重なった瞬間、おおっと思うことしばしば。ただファインダーで見えるものと、実際に撮影される像の差があり、それを予想しつつ撮影するというのはなかなか考えさせられる物があり、初心に返って撮影を楽しめそうに思える。
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Leica M typ240 / Distagon T* 1.4/35ZM / Model: Anyo
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Leica M typ240 / Summilux 1.4/50 ASPH. / Model: Anyo
こんな感じの自然な笑顔が素敵なモデルさんかなと・・・ あと柔らかな光線がいい感じかなと。
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Leica M typ240 / Summilux 1.4/50 ASPH. / Model: Anyo
ポージングと背景のバランスを考えていくつかのバリエーションを試してみたものから、まだ慣れていないせいか、フレーミングと水平出しに不慣れな点があるのだけど、ポージングはこんな感じ、背景のボケ具合も程よくて、お気に入りの1枚。
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Leica M typ240 / Summilux 1.4/50 ASPH. / Model: Anyo
こんな表情もいい感じと言うことで、初期の予定以上に充実した撮影となった。あとはギャラリーに展示しておきましたので、そちらをみてください。

SUMMILUX-M 1.4/50 Asph.テスト

先代のα7RからSONYのフルサイズミラーレスカメラとのおつきあいが始まり、Cosina-ZeissのBiogon T* 2.8/21ZMでカラーキャストが出ないと言うことで、α7RIIに乗り換えたのは昨年の夏。そのあともEマウントのレンズとは距離を取って生きてきた。
この春に85mmの明るいAFレンズが出ると言うことで、意を決してEマウントの35mm F1.4とAマウントの50mm F1.4に手を出してみたのだが・・・これが鞄に詰めてみるとEOSのシステムと大して変わらない容積で、なんか道具として直交してないなと。(重量は若干軽いのだけど、持って行けるものに対して変化が出ない。) ということで・・・嫌になりました。やっぱ距離を置くべきであった。(Eマウントのレンズ持ってなければいつでも別の選択肢を持っておけるし、Mマウントは今やユニバーサルマウントだし。)
そんなこともあって、このシステムでは基本的にLeica Mマウントを使うという当初の方針で行くのがスマートだろうということで、レンズを売却して得たお金と、予約していたFE 85mm F1.4GMの予算を全部突っ込んで、別なレンズを購入してみた。
ここまでMマウントのレンズは、Voigtländer Ultra Wide-Heliar 12mm F5.6 Asph.IIとZeiss Biogon T* 2.8/21ZM、Biogon T* 2.8/28ZM、Distagon T* 1.4/35ZM、Planar T* 2/50ZMという具合でそろっていたのだった。これにY/CマウントのPlanar T* 1.4/85で使っていたのである。よく考えるとレンズシステムはほぼ完成していて、AFに走ろうとか思わなければ・・・良かったのだ。85mmにしたいときだけマウントアダプタを外さねばならない問題はあるのだが・・・
で、Kasyapa for Leica: SUMMILUX-M F1.450mm ASPH.ライカレンズの美学: SUMMILUX-M F1.450mm ASPH. 華麗なる中庸レンズを読んでいると、やはりむくむくと明るいレンズが欲しくなって、気がつくと購入していたと言うわけだ。やはり数々の作例にやられたなあ。お値段が軽量でないのが問題だが、AFレンズではないし、機械的なものだから一生ものであろう。まさかOtus Apo Distagon T* 1.4/55ZEより高価な単焦点標準レンズを買うことになろうとは思わなかったが・・・ まあこれも行き着く果ての一つなんだろう。次はAPO-SUMMICRON-M f2/90mm Asphになりそうですね。中望遠だけ運用が統一されてないので。そのあとは・・・気長に。
これから長いおつきあいになるであろう素敵なレンズとのご挨拶を兼ねて・・・ 新宿~横浜そごう周辺で撮影してみた。F2.8〜F4あたりの金平糖のような形になる点光源ボケ(これも特徴だろう)をどう考えるかがまだよく分からないが、開放から素晴らしい描写で、飽きずに使って行けそうである。恐ろしいのはこれからのレンズ沼だろうなあ。写真はすべてα7RII+SUMMILUX-M 1.4/50 Asph.で撮影したもの。
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