ひさびさポートレート撮影 (12/20/2015)

なんだか放置しすぎと言う話はあろうけれど・・・ 今年は何かと忙しくて、その割には夏以降はコンスタントに撮影に出かけている。夏にメイン機材がEOS 5Ds Rに代替わりして、そのあといろいろと機材が入れ替えたせいかテスト撮影が多かったのもあるが、身の回りで連れ立って撮影する機会が増え、昨年撮り逃した向日葵も撮影できた。残念ながら秋桜は逃してしまったけれど。数年撮っていなかったポートレートも復活・・・できたのかな。
会社の同僚N氏に撮影会に誘われたので、初回だというのに勢いで個撮もエントリしてみたら、私だけ参加という・・・ ほとんど道場破り的な感じで出かけることに。(と言うほど、恐ろしい話ではありませんけど。) どんなスタジオか分からなかったので、とりあえず超広角ズームと標準ズーム、あとバウンス用にスピードライト1台というミニマムな構成で出かけることに。実際のところ個人撮影するのであれば、単焦点持ち出よかったかもしれない。
モデルさんをほぼ写真を見ただけで直感で選んでみたのだが、初見ながら、それを感じさせない良い表情をいただきました。打ち解けて楽しく撮影できて良かった。あっという間に時間を使い切ってしまった。彼女は来月で撮影会活動はやめてしまうとのことで・・・もっと別な舞台で頑張って欲しいなと思うのでした。クリスマスな雰囲気で撮影したのだが、公開は少しずれちゃった・・・
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EOS 5Ds R / EF 24-70mm F2.8L II USM / 絞り優先 F2.8 +0.7EV, 1/60 / ISO2000 / Model: Chie Nakahara
あとはギャラリーに展示しておきましたので、そっちをみてください。

現在の撮影機材

現在の撮影機材の紹介と簡単な機材評をまとめておく。
手持ちの道具の性能のレベルが格段に上がってしまったため、写真の出来をカメラのせいにできなくなったが、なんとか絵作りに生かしていきたいと思うので、がんがん使い込んでいきたい。

Body

メインのEOS 5D MarkIIIは近日中に変わる予定。次は・・・わかりますね? a7Rはスナップ写真というか、気楽にお出かけしたいときの機材。

EOS 5D MarkIII

α7R

EF Lens

最初に買ったカメラがCanonだったからEFマウント固定なのだが、諸般の理由があってたとえばFマウントには動けない。というのが従来のスタンスであったが、TS-E 17mm F4LとTS-E 24mm F3.5L II、MP-E 65mm F2.8 Macro PhotoといったCanonにしかないレンズを所有するという末期症状・・・と思っていたら、TS-E 17mm F4LとMP-E 65mm F2.8 Macro Photoはラインナップから外れ・・・EF 11-24mm F4LやEF 200mm F2Lに手を出してしまい、さらにEFマウントから離れることはあり得なくなった。いろいろ思うところはあって、かなり広角レンズを買い換えてきたが、最終的なレンズにたどり着いた感があり完全に落ち着いた感はある。もはやEFレンズは減ることはあっても、もうこれでいいんじゃないか?

過去の撮影機材

過去使用していた撮影機材の紹介と簡単な機材評をまとめておく。基本的にはこのページは追記していくだけの方針で書くこととする。
過去の手持ち機材はおおむねフィルム時代の物、昔使っていたボディがメインであるが、ボディの変遷と共に使用頻度が変わって、見切った物が多い。先を見据えた買い物はなかなかできないが、EOS 5D使用開始以来135フォーマットに完全に回帰したので、現状のボディに合わせた買い物をしていると確信している。まあこれとて幻想なのかもしれないが。過去の機材に思いをはせて、昔の描写を懐かしみつつ・・・ 今の写真をきちんと撮っていきたい。

ギャラリーをアップデート

ずっとやろうと思って手つかずだったギャラリーのページであるが、ようやくアップデートを行った。前回まではLightroomのWeb Exportで旧来からあるHTMLギャラリーを使っていたのであるが、先日のLightroomのアップデートでHTML5を用いたギャラリーが使えるようになったので、以前から公開している物も含めてアップデートした。
このあたりのツールをどうした物か・・・ Claudなサービスに頼る気がないので、なんとか自宅Webサーバに設置できる良い物はないものかと思案していたこともあって、今回のLightroomのアップデートはタイミングが良かった。ここ2年で撮影している物の半数以上は結婚式の写真だったり、依頼された案件だったりで公開できる物がないのであるが、花の写真とお散歩写真をメインに追加してみた。
まあBlogの方もようやく更新できる環境ができあがってきたので、何かネタを見つけて小出しで書いていこうと思っている。

鎌倉散策 (03/20/2015)

ネタはそれなりにたまっているので、がんがん書いていくこととしよう。
季節も巡って、花粉症のつらい時期になったが、寒さは一段落という3月下旬に、某所で長くおつきあいのある仲間と3人で鎌倉〜七里ヶ浜〜極楽寺〜長谷寺〜由比ヶ浜というコースで散策してきた。今回は散歩写真と言うことでa7Rを軸に、Loxiaを2本、Y/CマウントのPlanar 1.4/85、Voigtländer Ultra Wide Heliar 12mm F5.6 Asph. IIと言う組み合わせで出かけてみた。
お天気は・・・残念ながら曇りとイマイチ冴えなかったが、暑くもなく寒くもなく、心地よい散歩をしながら、いろいろと話に花が咲き、写真を撮りつつ、美味しい物にありつくというなかなか得がたい1日だった。
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a7R / Ultra Wide Heliar 12mm F5.6 Asph. II / F5.6, 1/100 / ISO160
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a7R / Planar T* 1.4/85 (Y/C) / F1.4, 1/4000 / ISO160
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a7R / Loxia 2/50ZA / F2, 1/800 / ISO64
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a7R / Loxia 2/50ZA / F2, 1/1000 / ISO64
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a7R / Loxia 2/35ZA / F2, 1/80 / ISO64
ISO64で撮影したのは・・・ただの設定ミスですね。

みなとみらい散策 (03/15/2015)

Blogを新システムに切り替えて、仕事に追われたり、体調不良になってしまったりと、気がついたら桜の時期も終わり・・・ とえらく時が経ってしまった。何もしていないわけではなく、今年中盤のメインカメラ機材切り替えの準備と称して、何かと機材だけ増減している。理由だけ付いて、ただ単に買い物したいだけではあるのだが・・・
先月の撮影分より、まだ寒い時期だったことと、新レンズの試し切りと言うことで、1本だけ持ってみなとみらいに出かけてみた。レンズは・・・妙なパースを見ればなんであるかは分かるであろう。広角端の絵は頭の中で整理するのが非常に困難な絵になっていて、α7Rで使っているVoigtlander Ultra Wide Heliar 12mm F5.6 Asphで撮影した物と似たような絵になるのだが、絞り開放から画面の隅々まできっちりかっちり写る印象です。超超広角な奇妙な絵をお楽しみいただきたい。
はじめてこのレンズを使用した感想としては… とにかく頭の中で絵を整理できないこと、顔を動かさずに視界に入るほぼすべての物が写りそうな感じであること、画角を生かせる被写体を探すのに精一杯で他のレンズを使う余裕が消し飛ぶこと、ただ広いところをとってもつまらない絵にしかならないこと等々、とにかくこのレンズは使いこなしが難しい。一つ確かに言える物は、その場で目に入ってくる物はほぼ何でも写るので、広くてそれでいて閉じている大きな建物の内部を写し込むことに関してはかなりいけるのではないか? それに似たものとして星空もかなりダイナミックな絵になるのではないかと思われる。10年を見越して活用していきたい。
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EOS 5D MarkIII / EF 11-24mm F4L USM / 絞り開放, 1/640 / ISO100
minatomirai_20150315_2.jpg
EOS 5D MarkIII / EF 11-24mm F4L USM / F8, 1/125 / ISO100
minatomirai_20150315_3.jpg
EOS 5D MarkIII / EF 11-24mm F4L USM / F5.6, 1/60 / ISO100

2014年も今日でおしまい

2014年も気がついてみれば大晦日。毎年この時期にサーバ関係のメンテをバタバタやって年が明けるという感じなのだが、今年は11月に結構いろいろやったのと、ここ数年の懸案事項がすべて美しく解決したので、今日はこういう年末のご挨拶的な記事を書いているのである。
今年は年始からバタバタと忙しく、2月末には昨年に引き続きサンノゼに学会出張。そのあとも本業は断続的に忙しく・・・ あとやたら体調不良というかあまり精神的にも落ち着かない日々だったせいか、いろいろとやろうと思っていたことも全部棚上げすることとなってしまった。
普段TwitterやFacebookに記事を書いていると、いちいちPCのWebブラウザ開いて・・・とBlogへの投稿がそれなりにおっくうになってしまっているのは事実で、手間の他にも「物を書くという欲求」はがそっちで満たされてしまうというのが、いかんのだろう。何とか記事を書く環境を簡素化、あと記事全体をGitで管理しはじめることにしたので、書く環境自身はそれなりに広げられそうである。(なにせEmacsとrubyが使えれば、どの環境でも書けるようになったのだから。) 来年は個人的にやっているお勉強ネタも取り入れつつ、少しずつ記事を書いていきたい。
写真関係は機材は購入している物の、肝心の撮影計画自身がまるで立てられず、また私も何を撮りゃ良いんだろうと言う悩みと、あといろいろ話はしている物の撮影するというところまで持って行けなかった。というあたりと、そもそも僕の精神状況がどうも良くなく、なんか撮影しようというところまで行かなかった・・・ いかんなあ。何となくこの1ヶ月でいろいろなお仕事上のもやもやも晴れて、幾分気が楽になったので、ぼちぼち撮影するぞと言う気分を盛り上げて、気ままに撮影していきたい。まあこっちはリハビリからぼちぼちと。昨年はただただ撮影できなく、今年はこんな感じで、もう2年ほど散々な感じだけど。まあ前向きに取り組みましょうと。
今年もいろいろとお世話になりました。2015年もまたよろしく。
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EOS 5D MarkIII / Zeiss Otus 1.4/55 ZE / 絞り優先AE F1.4 +0.7EV (1/640 sec) / ISO100 / 八景島シーパラダイス
今年は機材が大きくZeissに振れた年でした。たぶんもっと増えると思う。今年の締めの写真は夏に撮影した紫陽花の写真から。以前、紫陽花と薔薇はうまく撮れないと行っていた気がするが、何となくこれは気に入っている写真。目を見張るほど細かなところまで写っているので、オリジナルサイズの写真などをflickrに上げておいたので、見てみて欲しい。(一応サンプルとしてUPしたものなので。)

Movable TypeからOctopressへの移行

2014年11月30日から、Blogの見栄えががらっと変えたのだが、実際のところCMSツールを完全に入れ替えて環境を移行した。
今回の移行の背景は大きくまとめると、

  • Movable Type Open Source(MTOS)の終了
  • MySQLとMariaDBの選択のなやみ(Oracle嫌いなんで)
  • MySQLのアップデート作業のめんどくささ(はっきり言って、ブログの記事更新よりDBのアップデートを頻繁にやっている本末転倒なことになってる。)
  • Movable Typeを維持するための種々のライブラリのアップデート、特にImageMagick
    となる。やはり記事数が1000個くらいでも、静的生成をしているならファイル単位での記事管理で十分だし、扱っている物が単純なテキストファイルであれば、種々のスクリプト言語を駆使していけば、適当にやっていけるだろうと。
    まあMTOSが終了したのは2013年7月なので、変えようと思い始めて1年以上経っているのだが、適切な移行先をなかなか見つけられないというか、ただ単に本業が忙しくて放置していただけで忘れていたのである。最近、一時は見捨てられた感があった静的生成ツールが復活したようで、いろんなツールが出回っている。メタ情報をYAMLで文書の先頭に付け、本体はプレーンテキスト・HTML片・Markdown・Emacs Orgなどで書くスタイルが一般的なようで、選べるツールは調べると気が遠くなるくらいありそう。(自分で実装できそうな気もするが・・・)
    ということで、前振りが長くなったが、今回は最近流行の静的生成ツールの中では割と出回っているOctopressを用いることにする。(他のツールと比べたが、ちとできることが古い気はするけれど。) Blogツール移行後の第1弾のネタは、Blogツールの移行自体を扱うこととしよう。

今回のツールの移行は、運用上放置していて不満に思っていた案件の解決も行ったので、ほぼ最終的な物と言える。これまでの日記・Blogシステムの履歴は以下の通りである。

Tulip 2014

今年の春は駆け足で、桜を撮影することができず、何とかチューリップを撮影。まだ前半戦と思われます。今週いっぱいでおしまいであろうと思います。これが過ぎると本格的に春ですね。
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今年のチューリップの撮影機材はEOS 5D MarkIII、EF 100mm F2.8L Macro、EF 180mm F3.5L Macroとなっていますが・・・ほとんど180mm Macroで撮影してます。以前のチューリップの記事にも書いたように思いますが、チューリップと向日葵は200mmあたりの望遠的な絵でポートレート風に撮影するのが合うと個人的には思うのです。昨年は200mm1本で、今年も180mmで撮影に行ったので、やはり絵としては代わり映えしないかも。やはりこの手の撮影の場合はマクロレンズよりは汎用的なEF 70-200mm F2.8L IS IIが便利かもなあと思いました。F4ISから買い換える可能性が大きいかもしれない・・・
あと今回の絵ですが、DPPにてRVP 100風ピクチャースタイルを適用しています。たまにVelvia的なものが欲しいのです。

物理数学関連の本

高校生の頃はまさか自分が物理を志して、気がついたら物性の道に進み、何を間違えたか何の関係もない世界でやっぱり物理を使っているお仕事をする羽目になろうとは思わなかった。本と物理嫌いだったので。まあ数学は好きだったせいか、自分が必要な範囲であまり数学で困る羽目に陥ったことはない気がする。(正確には困ったら困ったで楽しむことにしているので苦になっていないだけだが・・・) 学生時代は本当に何も無い片田舎に住んでいたせいか、バイトはしていた物の、そこそこ暇な時間はあって、パズルゲームに取り組むがごとく計算していたのだろうと思う。(特に2年目と3年目は物理数学三昧だったなあ。) 先日職場にて、物理数学ってどんな本を読みました?と聞かれたので、思い出しながら書いてみることにする。大学の1年目で基礎的な解析学と線形代数をこなしている前提でいいよね。