新宿にて

天気はぱっとしなかったものの雨は降ってなかったので、ちょっとした用事もあったことだし、ちらっと新宿まで出かけてきた。むろんカメラとレンズは持参である。
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EOS-1Ds MarkII / TS-E 24mm F3.5L II / 絞り優先AE F4 ±0EV (シャッター速度 1/60 sec 現像時にさらに+2/3補正) / ISO400 / WB: 白色蛍光灯 / Shift +7mm

レンズの整理候補というエントリでの検討を進めて、使用頻度の高いTS-E 24mm F3.5L IIを購入することとなった。最近のキヤノンの単焦点レンズの納期はかなり長いので、ありそうなときに買わないと買えないのである。(EF 24mm F1.4LIIはここ数ヶ月納期半年のままらしく、年内には手には入らなさそうという声を聞いている。)
そんなわけで、EF 50mm F1.4は某知人に安価に譲り、やたらレンズがダブりまくって混戦地帯な24mmレンズ群のうち、EF 24mm F1.4LとTS-E 24mm F3.5Lを整理することとなった。前者は新レンズと夜景を撮り比べて明らかに周辺画質の差を感じるので、手放すこととし、後者はダブるレンズなので手放すこととした。EF 24mm F1.4Lは購入したのが2003年11月2日だから、かれこれ6年くらい。メンテに出したときに若干の調整をしていただくまで、一時使わないレンズであったが、今まで使ってきたレンズでもっとも評価がころころ変わるレンズであったように思う。愛着のあるレンズであったが、泣く泣く手放すことにした。
TS-E 24mm F3.5LIIを発注した後に気がついたのであるが、フィルタ径が72mmから82mmに変更になっている。なんてことだ・・・ ついにうちのレンズにうもフィルタ径82mm時代が到来の模様である。うちは72mmが多く、PLフィルタは72mmと77mmを用意しているのだが、82mmも買い足さねばならないらしい。
そんなわけでざっくりTS-E 24mm F3.5LIIの写りであるが、今回は感度を上げて手持ちなのである程度差し引く必要があることと、昼間の撮影を行っていない状態なので話半分で聞いていただきたいが、EF 24mm F1.4LII、TS-E 24mm F3.5LIIでようやく満足がいく広角単焦点レンズをキヤノンが作ってくれたなと思うところである。
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EOS-1Ds MarkII / TS-E 24mm F3.5L II / 絞り優先AE F4 ±0EV (シャッター速度 1/60 sec 現像時にさらに+2/3補正) / ISO400 / WB: 白色蛍光灯 / 逆Tilt
まあ逆ティルトで遊ばねばなるまいと思って適当に撮った写真。やはりこのレンズはティルト・シフトの効果の勉強に最適なレンズである。

アレルギー検査

年中鼻炎で鼻の調子はよろしくないが、先日ちょっと風邪気味で喉の調子が悪いときに家の掃除をしたら、かなり激しいくしゃみに見舞われた。時期だけに雑草とかそういう物の花粉のアレルギーかとびくびくしたのだが・・・

春先の杉花粉は数年前に関東に引っ越ししたときからのおつきあいだが、さすがに通年な雑草の花粉症をもらった日にはもう日本では生きていけなくなるので、どう生活していけばいいか考えるために、ちょっと費用はかかる物の耳鼻咽喉科でできるアレルギー検査を受けてみた。
結果は、杉花粉・ハウスダスト・ダニが中程度のアレルギー、カビがかなり軽度のアレルギーであった。これから察するに子供の頃から持っているアレルギー性鼻炎はどうもハウスダストとダニによる物、つまりどっちも同じ起源だったようだ。根治は難しいと思われる。
杉花粉も重度というわけではないので、杉花粉飛散時期の2週前くらいから薬による対応でOKそうで、体質改善だの減感治療だのといったところまではやらなくてよさそう。(後者はかなり長期治療を要するし・・・3年以上1カ所に住んでいない最近の動向を考えると、これは無理。)
ハウスダストとかダニとかは、要は掃除をしろと言うことか。とりあえず布団乾燥機で布団を派手に乾燥(ダニ処理モードを2回やってみた)させて、布団に掃除機かけてみた。しばしそれで様子見である。本来はそこでシーツとかをクリーニングにでも出して、取り替える前にダニ除去剤みたいな物敷き布団だのベットのマットに蒔いて様子見するべきだろう。あと部屋の密閉性が高いので換気をちょくちょくするとか、空気清浄機を買ってみるとかというところか。あとちょっと中長期的にどうするかは考えた方がよいと思っている。ただまあ今の状況だと2週に1回程度にしか掃除できないので、どうしたものか・・・

ヤーンの時の時 - 訃報 栗本 薫

ハヤカワ・オンライン 早川書房のミステリ・SF・ノンフィクション:新着ニュース

2009年5月26日、19時18分、栗本薫さん(別名義に中島梓)が、膵臓癌にてお亡くなりになりました。
享年56歳でした。

なんと言うべきだろうか。感慨を込めてグインサーガ最終巻「豹頭王の花嫁」の読後感想文を書く前に、その著者の訃報を知り、このエントリを書かねばならないのか。言葉にできない。

訃報に際し、ぱっと思い浮かんだタイトルがグインサーガの作中で作者にもっとも愛されたであろうアルド・ナリスの死を描いた87巻の「ヤーンの時の時」である。昨年より闘病中の執筆活動であったとは聞いていたし、もはやそんなに長くはないかもしれないとは思っていたが、56歳、あまりに早すぎる死である。残念でならない。

デスクトップ環境の見直し

最近の1年半ほどはBlogやメールを書く環境はサブに使っているノートPCで、ゲームやWeb閲覧や写真の閲覧などはPCをHDMIで液晶テレビに接続した環境で行う。写真編集などをするときはその時のみ液晶モニターをつないで行うという環境であった。
GWに突入して以来、どうも頭痛がひどくておかしいと思っていたら、床に座ってPCを操作しているとテレビの設置位置が高すぎるようで、どうも肩や首に負担をかけていたようである。そこで・・・

透明な絵の具

レンズというものは、透明な絵の具だと思うのだが、EFではない色を手にしてしまった。はたして何か得る物があるだろうか? 先日もったいぶって書いた「これはなんだ・・・?」という記事であるが、続きを書くといって早1ヶ月。レンズ購入してもはや2ヶ月くらい経っているのよねということで、ぼちぼち記事を起こすことに・・・
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この中はこういう風になっていた・・・

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あの袋のふくらみをみてレンズが1本なはずはないのであるが・・・ どっちか買うつもりで出かけたのであるが、優柔不断な僕には選びきれんかった。50mmの方は気合い入れて購入するようなタイプのレンズでもないので、購入にあまり迷いはなかった物の85mmは実に悩んだ・・・ とはいえ、ざっくり2本といっても、Canonの85mm F1.2よりは安いのよね。
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50mmの方の箱の中身はこんな感じ。
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レンズの外観(フードをつけていない状態)はこんな感じで造形的にはなかなか美しく質感も良い。手に取ってみるとこの大きさでなかなかずしりとした重量感がある。とはいえ・・・ フィルタ取り付け部分がシルバーというところがなかなか頭が痛い。50mmは割とガラス越しで撮影する場合があり得るのだが、これでは写り込んでしまうではないか・・・ カメラやレンズが黒くあるべきなのは意味があるのである。まあそういう撮影はステップアップリングとかで隠すことにするか・・・
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85mmの方の箱の中身はこんな感じ。
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85mmは勢いだけで購入した人はあまりいないと思うのだが、このレンズもまた造形的に美しいレンズである。重量感はかなりあって、Canonの85mm F1.2より小柄ながら、かなりずしりとした重みを感ずる。
どちらのレンズのフードも金属製で鏡筒の太さよりも若干太い程度。キヤノンのレンズのフード太いのだが、これはPLフィルタ操作のせいなのか。フード周りで気になるのはフードを取り付けるときの回す向きがキヤノンのレンズの逆というところか。使い始めて2ヶ月経つが、未だに混乱する。まあクリティカルではないので問題なし。(ピントリングの回転の向きとかはあまり気にはならない撮影しかしていない。)
ざっくりとした使用感であるが、50mmの方はそれと言った難しさは感じていない。フォーカスエイドを使っても普通にファインダー覗いてピントあわせてもおおむね思った通りのフォーカスコントロールができていると思う。問題は85mmでどうあわせてもピントが合っている気がしない。開放付近のピントが薄いことはあると思うが、このレンズは想像以上にくせ者かもしれない。あとどちらのレンズも開放付近でハロはでる。これはContax版の頃と変化していないと思う。(光学系起因だと思うので。) でないと書いている人が結構いるが、ちゃんと輝度差のある物を撮ればわかると思うのだが。
あとEFとの比較は・・・ まあ方向性が違うので、書いても仕方ないだろう。僕自身もどうせ同じ焦点距離のレンズを持って行って撮影することはなかなかないので。一応以下に同じ被写体で撮影した絞り開放の物を示しておく。残念ながら三脚を持って行って撮影したわけではないので背景まであわせきれなかったことをあらかじめ断っておく。背景や全景のぼけはおおむねこんな感じという理解をしてほしい。個人的には、Planarを導入してEF 85mm F1.2LやEF 50mm F1.2Lを見直したところもあってレンズの使いこなしに幅が出そうとは思っている。あと単純に同じレンズを持って行っての比較でPlanarの方がEFより1/3絞り分オーバーに写っているように見える。PIEでZeissの担当者にきいてみたが、「そういうもんです」というあっさりとした回答だったことと、絞りによってこの差は変化しなさそうなので、Planarを使う時はいつもより1/3引くことにする。(ただしこれは検証がいるかもしれない。間違っていなさそうではある物の、センターの測光点におけるスポット測光の値で再度考察しておく必要はあると考えている。)
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EOS-1Ds MarkII / EF 50mm F1.4 / 絞り優先AE F1.4 +2/3EV (シャッター速度 1/2000 sec 現像時にさらに+1/3補正) / ISO100 / WB: Daylight
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EOS-1Ds MarkII / Planar T* 1.4/50 ZE / 絞り優先AE F1.4 +2/3EV (シャッター速度 1/2000 sec) / ISO100 / WB: Daylight
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EOS-1Ds MarkII / EF 85mm F1.2L / 絞り優先AE F1.4 +2/3EV (シャッター速度 1/3200 sec 現像時にさらに+1/3補正) / ISO100 / WB: Daylight
Planar_85_F1.4.jpg
EOS-1Ds MarkII / Planar T* 1.4/85 ZE / 絞り優先AE F1.4 +2/3EV (シャッター速度 1/2500 sec) / ISO100 / WB: Daylight
補足1: EF 50mm F1.4は先日知人に譲ってしまったので、50mmに関してはもうこういう比較はできない。(EF 50mm F1.2Lとかであればできるけど。)
補足2: ほかの作例はこのエントリの前の2009年の桜の写真の記事を参照のこと。(撮影データを表示しておく。コメントアウトしてあっただけだが。)