Diary

2002年11月09日 土曜日

東京へ出発

明日は、従兄弟の義未くんの結婚式のため東京に出発。かなり寒い格好だが、まぁいいだろう。と思って昼頃出発したら午後からは吹雪とのこと。がーん。いつタイヤ交換すりゃいいんだか…

いろいろ買い物

町田の叔父の家に行く途中に新宿で乗り換え(JRから小田急線)のため、新宿でいったん降りて、仙台で買えずにいた文庫本を2冊購入。やっぱりちくま学芸文庫は地方で入手が難しい…
酒井 邦秀 / 快読100万語! ペーパーバックへの道
9月2日の記事で紹介したもの。語数を制限した読み物を多読して100万語程度読めば、ペーパーバックを楽しんで読んでいくことができるでしょうと言う趣旨の本。語彙のレベルは読んだ量に応じて増やす。) Amazon.comで購入できなかったので直接購入となった。やっぱ最終到達目標は、The Lord of the Ringsなのね。
吉田 武 / オイラーの贈り物 -人類の至宝 eiπ = -1 を学ぶ -
高校生に読ませたい数学の本。内容は数学の方程式で最も美しいと思うEulerの方程式 eiθ = cos iθ + i sin iθ を学ぶと言う本。副題にでてくるEulerの関係式 eiπ = -1 は数学の基礎をなす重要な数である円周率πと自然対数の底eと虚数単位iと-1がこんな簡単な式で結びついているという感動的な関係式である。Euler方程式にたどり着くためには初等的な解析学の知識が必要なので、初等解析学の教科書として非常にわかりやすく書かれていて、内容も十分な本でもある。大学生の頃いい本だと思っていたが、絶版になっていたようで最近ちくま学芸文庫から出版されたようだ。優れた解析学の入門書はなかなか無いが、この本は目標がはっきりしているので理解しやすいかな。この本とともに勧められるのは、サージ・ラングの「解析入門」。こっちはこっちで脱帽ものの素晴らしい本だったりする。(こういう本を日本人がかけないのはなぁと思っていた時に出たのが、「オイラーの贈り物」なわけだ。)

2002年11月08日 金曜日

冬支度・洗濯…

秋も深まって、いよいよ寒くなってきたので夏物を片づけて、冬物(というかセーターくらいしかないけど)を出した。もっと早く出せと言う話はあるのだが、面倒なので我慢できるところまで我慢という感じなのね。あとは冬タイヤにいつ履き替えるかが考えどころ。
あと今週末と来週末と再来週末はお出かけなので、洗濯はなるべく平日のうちに片づけることにした。あとは自分で洗わないものをクリーニング屋に出せばOKだ!

2002年11月07日 木曜日

OpenVMS、僕にはやっぱりわからんOSじゃ

仕事柄、OpenVMSを1ユーザとして使う機会が多い。(仕事で使っている装置のOSがOpenVMSなんだわさ。) OpenVMSってネットワークにつながっているマシン同士でファイルのコピーなんかが、ローカルなファイルシステムでコピーするかのように、コピーできたりします。(Unixで言うところのNFSとかsmb-fsとかににているのかね。) 恐ろしく古いOSのわりには、かなり早い時点で独自にネットワークが使えていたんですね。コマンドが何となくMS-DOSに似ているというか、コマンドはVMS風でディレクトリの指定方法が、何となくUnix風でネットワーク機能が貧弱なOSがMS-DOS/Windowsなんですねぇ。
VMSのファイルシステムは風変わりで、ファイルの版管理ができます。(ただ単にコピーがいっぱい残っているようなイメージでファイル名にインデックスが付くだけだけど。) これをFTPで持ってきて、UnixないしWindowsで使うにはどうすればいいのかと思い悩んでいる。単純にコピーだとファイル名がだぶってしまうので、VMS側で工夫するしかないのかなと思っているが、残念ながらVMSのバッチファイルの作り方を覚えるほどの気力はもう無いです。はて、どうしたものか。

2002年11月06日 水曜日

危うく間違うところであった…

週末は東京で従兄弟の結婚式なのであるが、10日のところを9日のつもりでいた。危うく間違うところだった。いずれにしても9日に移動して、叔父の家に泊まり、10日に結婚式に参列してから、そのまま帰ると言うこととしよう。危ない、危ない。案内はちゃんと読もう。

2002年11月05日 火曜日

ダニエル・キイス / 『アルジャーノンに花束を』

気がつくとドラマ化されていたので、ドラマを見ることなく再読しようかなぁと思って、本棚の奥底から取り出してみた。いつ購入したものかと調べてみると、89年6月30日 改訂第5刷とあるので、おそらく89年の秋ころで高校2年生の頃だろうかと思う。当時文庫本しか読み漁っていなかったから、僕が購入したおそらく始めてのハードカバーな本だったかと思う。この本は高校時代の化学の先生に勧められて読んだ本で、その内容も相まって思い入れもかなり強い本である。
この本を読んでいる大部分の人はこの本が_優れたSF_であると意識して読んでいないと思うが、知能(IQ)を外科的な方法で良くすること(表現はこれで正しいのか?)自身が少なくとも今の医学ではあり得ない話であって、もしそうであればどうであろうかと言う考察に基づいて書かれた小説で、そこにSFなマインドがあると思うのである。現に、1966年のネビュラ賞受賞作であるし。
この話は、精神遅滞を患うチャーリイ・ゴードンが自ら書く『経過報告』のみで構成されており、端的に言えば1人称で語られる話であるが、その文章の内容・熟練度で知能の獲得・意識の変遷・知能を急速に失っていく様を表現しており、実に読むことの喜びを感じる小説_なのである。私小説自身は結構あると思うが、後にも先にもこのような読むことが楽しい小説はなかなかあるまい。原書もなかなか凄い本であるが、翻訳も素晴らしい本で_良くもまぁ翻訳したものだ_と、後に思ったものである。あの音読しないと意味がとれないミススペルの嵐を誤字で表現するのだから、翻訳された小尾さんも版をおこした早川書房も大変だったであろうと思うのである。
中編版と長編版があって、中編版はこの小説の本質的な部分のみで構成されていて、読後に感動があったのであるが、長編版は登場人物が増え、チャーリイ・ゴードンの内面的な描写を深めており、かなり中編版とは異なる感動があろうかと思う。僕は高校時代に
「ものを学ぶ」_と言うことに関して深く考えさせられた小説であったが、他の人はどのように読んでいるのであろうか… 今回のドラマ化に関しては何も言うまい。
うちの本は以下のような感じになっている。僕自身が何度も読んでいることもあるが、いろんな人に読むように勧めて、実際に貸した本でもあるから、すっかりぼろぼろである。でもそれだけに愛着があるのかも知れない。
表紙時の流れを感じる姿