2002年02月22日 金曜日
ある少女の空白を埋める旅
産炭地の少女の15年を埋める旅という話の「ニュース・ステーション」の特集より。彼女は僕と同じ世代の女の子であったが、炭坑夫の家族の話であった。僕も産炭地に実家があるので、僕の友人たちの中でもこんな話があったのかなぁと思い、結構複雑な気持ちになった。僕が夕張に引っ越したときは、すでに炭坑はなくなっていて、ただの超過疎地になっていた。僕の中学・高校の友人たちは閉山に伴う別れを体験してきているわけで、人々に残した爪痕はあるのだなぁと思ったりはした。
一言コメントが欲しかったが、なんにもなかったなぁ。それにしても夕張にしてもすっかり寂れてしまったが、炭坑の人たちはいなくなって、今まさに残された人たちがどうにもならなくなって困っているんだねぇ。うちなんかも家業を休業せざる得ない状況に追い込まれてしまったわけだし。こうして考えると産炭地には、炭坑しか産業がなかったのが問題なのであって、別な産業を植え付ける努力を怠った行政屋の責任は大きいと思う。
僕は今は半導体屋の一員であるが、この産業がいつまでもこのままあると思ってはいない。ちょっと前までは「産業の米」ともてはやされていたが、最近の感じは機能の若干ある釘みたいな物。回路を設計をしている人たちは高尚な仕事をしていると勝手に思っているのかもしれないが、僕は遠くない将来にただのありふれた機能材料になると信じている。(もうなっているのかもしれないが、気が付いていないだけか。) 変化はドラスティックに来そうなので、いろいろと先を考えねばならない。栄枯盛衰って言うからねぇ。物事にはいつか終わりがあるもんだし。